投資信託のしくみ

最終更新日: 2014年6月11日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

投資信託とはで投資信託は「投資のパッケージ商品である」とお伝えしました。

それは「投資家から資金を集め、投資のプロが投資した商品が投資信託である」という点をわかりやすく言い換えたものですが、今回は投資信託の仕組みについてもう少し詳しく紹介したいと思います。


投資信託を支える3つの機関

投資信託は私たちが購入するまでに金融機関などがそれぞれの役割を担って成立している金融商品です。

第一に投資信託の運用の指図をする「投資信託運用会社」です。投資のプロでその投資信託がどのようなものに投資をするかを決定しているところです。

第二に投資信託の資産の管理・保全を担当する「信託銀行」です。信託銀行は投資家から集めたお金をまとめて管理したり、集めた資金をもとに投資をする際の株や債券の売買もしています。

最後に投資信託を投資家に販売する「販売会社」です。販売会社には銀行や証券会社、郵便局がなっています。

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  • 投資信託は「運用会社」、「信託銀行」、「販売会社」がそれぞれの役割を果たして成り立っている
  • 「運用会社」はどこに投資するかを決定し、指図している
  • 「信託銀行」は投資信託の資産を管理・保全している
  • 「販売会社」は投資家に投資信託を販売している

  • 投資信託の価格の決まり方

    投資信託の価格は取引を行う単位である「口(くち)」で表します。

    1口あたりの価格は募集時に決めた後、日々の運用成績が反映されて価格が決まります。この価格を基準価格と言います。通常1口1円で募集がされて、1万口あたりの基準価格が公表されています。

    基準価格は投資信託の資産額のうち投資家に帰属する「純資産額」を口数で割って算出します。

    算出された基準価格は1日1回販売会社、運用会社、信託銀行ともにホームページで公表しており、その他に新聞や評価機関でも掲載しています。一般の投資家は自分が利用している証券会社などの販売会社のホームページで確認するのが多いと思います。

    なお、基準価格は当日の取引が終わってから公表されるので、投資家は投資信託がいくらで約定するのかわからない状態で注文を出すことになります。既存の投資信託保有者の利益を阻害しないようにされている方式ですが、この方式をブラインド方式といいます。

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  • 投資信託は1日1回発表される基準価格で取引をする
  • 投資家は当日の基準価格がわからない状態で取引する
  • 投資信託の基礎知識



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