2つの利益を狙える!FXの取引のしくみ

最終更新日: 2014年6月11日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

FX取引のしくみ

FXとは?ではFXとは何かについて、基本的な点を説明してきました。ここではFX取引のしくみについて解説していきます。

FXの取引のしくみには以下の特徴がありますので、これらを順に説明していきます。

FX取引のしくみ

  • 保証金取引と差金決済について
  • 「売り」からはじめることができる
  • 利益は決済損益と金利収益(スワップポイント)がある
  • 取引期限が実質ない
  • 保証金取引と差金決済について

    FXは保証金取引というしくみで取引をします。また、保証金取引では差金決済という決済方法をとります。

    保証金取引とは

    保証金取引とは保証金を取引会社に預けることで、保証金以上の何倍もの金額の取引を行うことができるようにするものです。

    保証金を担保にして取引会社にお金を借りて取引を行うことになります。これにより少額の資金で大きな金額の取引を行うことができ、大きな利益を狙うことができ資金効率がよい取引になっています。

    なお、保証金の額に対して何倍の額の取引を行っているかを、レバレッジが○○倍という指標で表すことが一般的で、レバレッジが資金効率とリスクの指標となります。FXでは1~25倍のレバレッジで取引がされています。


    差金決済とは

    保証金取引が行われることで決済方法が「差金決済」となることも取引のしくみの特徴です。

    差金決済とは取引金額は関係なく損益の金額のみ口座の金額を増減させる決済方法で信用取引などと同様の方法です。

    ドル円が1ドル100円の時に1万通貨を買い建て、101円で決済した場合、取引金額は100万円ですが、101万円-100万円=1万円という損益額のみが口座の保証金額から増減するということです。


    「売り」からはじめることができる

    FXは「売り」から取引を開始することができるのも特徴です。

    例えばドル円を取引する場合、買い建てをする場合はドル買い円売りという形になり、円安になると利益が出て、円高だと損失が発生します。

    売り建てをするとドル売りの円買いとなり、円高になると利益が出て、円安だと損失が発生することになります。

    売り建てができることで、為替相場も円高傾向、円安傾向の場面がありますが、そのどちらでも利益を狙うことができます。


    利益は決済損益と金利収益(スワップポイント)がある

    FXで利益を出す方法は2種類あり、決済損益とスワップ損益です。

    決済損益は取引した通貨を決済することで為替変動分が損益として発生するものです。

    スワップ損益は買い建てか売り建てで受取となったり、支払いとなるスワップポイントによる損益です。

    スワップ損益について説明するためにスワップポイントについて解説します。

    スワップポイントとは

    スワップポイントとは通貨の保有期間ごとに受取or支払いする金利収入のようなものです。

    FXで通貨を買い建てる場合、例えばドル円だとドルを買い、円を売ることになります。そうすとドルを保有していることによりアメリカの金利に相当する額をもらう権利が発生し、同時に日本の金利分を支払わないといけません。

    アメリカと日本では金利はアメリカの方が高いので(ドル(買い通貨)の金利-円(売り通貨)の金利)で受取の方が多くなり、金利相当額を受け取ることができます。これがスワップポイントです。

    日本は世界でも最も金利の低い国ですので、基本的にスワップポイントは買い建ての場合は受け取り、売り建ての場合は支払いとなりますのでよくわからないという方はこの点だけ覚えておけば大丈夫です。


    取引期限が実質ない

    FXの取引のしくみは保証金取引なので、同じ保証金取引の信用取引や先物取引と基本的には同じルールになっています。

    信用取引や先物取引をされている方の中には「取引期限」が気になっている方がいるかもしれません。

    FXには取引期限が実質ありません。これが信用取引や先物取引との違いです。

    厳密にいうと取引期限があるのですが、「ロールオーバー」というしくみを使って期限を繰り延ばすことで実質取引期限を無期限となっています。

    取引期限があると強制的に損益が確定してしまうのでFXは便利ですね。


    まとめ

    FXの取引のしくみを見てきました。

    取引の特徴をまとめると以下のようになります。

    FX取引のしくみ

  • 保証金取引と差金決済について
  • 「売り」からはじめることができる
  • 利益は決済損益と金利収益(スワップポイント)がある
  • 取引期限が実質ない
  • 一番の特徴は保証金取引でレバレッジがきくことです。

    信用取引や先物取引の為替版という感じですね。レバレッジをきかせて取引が可能な点は便利である反面、リスクをとっているということでもありますのでリスク管理が重要な点も信用取引、先物取引と同様ですね。

    次回はFX取引におけるリスクを見ていきたいと思います。



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