分散投資でリスクも分散させる

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株式投資に限らず投資をする上で重要なルールの一つとして、「分散投資」をするということがいえます。

投資にはリスクがつきものです。そのためある一つの投資対象だけに投資をしている場合、その投資商品の価格が下がったりした場合に資産すべてがダメージを受けてしまいます。このような投資手法ではよほど偉大な投資家か運のよい投資家でないと安定して利益を出すことはできません。

そこで分散投資が必要になってきます。

分散投資とは、投資する商品を分散させることによってある一つの銘柄が値下がりしたとしても資産全体としては利益が出ているという状態を安定して作るための投資手法です。

古くからの投資の格言で「卵は同じかごに入れるな」という言葉があります。

これは同じかごに卵を入れているとかごを落とした時にすべての卵が割れてしまうということを言っていて、一つの投資対象に集中的に投資をすることの危うさを示しています。

このような格言があるほど分散投資は古くからある考え方です。

「株価の予想はつかないものである」という前提のもと、ある株の株価が値下がりしても他の株が値上がりすれば資産全体としては損失が小さくなるという考え方の投資手法です。

「そんなこと言っても日本株が全部一斉に下がったら意味ないし、日本株が一斉に下がることなんてよくあるじゃないか」

と思われた方もいると思います。

その通りです。分散投資は値動きに関連性がない商品に投資をするほど有効であるといわれています。

トヨタの株も東芝の株も広く見ると同じ国内株式ですので、株価は日本経済全体の影響を色濃く受け、同じような値動きになりがちです。これはすべての国内株に言えることです。

株価が同じような値動きをするかを図る指標を「相関係数」といい、同じような値動きをすることを「相関が高い」といいます。

なので、トヨタの株と東芝の株は同じ日本株なので相関が高いといえます。

相関係数は1であれば完全に同じ値動きとなり、0に近づくほど値動きに関連性がなくなり、マイナスになると-1に近づくにつれて逆の値動きをするようになり、-1で完全に逆の値動きとなります。

参考までにある時期の国内株式と他の商品の相関係数は以下のようになります。

■国内株式と他の商品の相関係数(2007年-2012年)

資産 相関係数
国内株式 1.00
国内債券 -0.33
外国株式 0.85
外国債券 0.65
商品 0.55

時期によっても異なるので何とも言えないのですが、少なくとも国内株式だけに投資をするというのではなく、他の商品にも投資を振り分けることでリスクを分散させることができます。

国内株式だけの投資になる場合も、最悪1つの銘柄に資金を集中するということは避け、複数の銘柄に分散して投資をすることが重要です。

なお、分散投資をしたいけれど資金が少ないのでできないという方は、1万円から投資が可能な投資信託であれば分散投資が誰でも可能です。

投資信託であれば、投資対象が株が中心のものから債券中心のものまで、国内海外色々あるので便利です。

「分散投資をしてリスク分散をする」というのは長く投資をしていくにはとても重要な考え方ですのでぜひ実践してみてください。


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