DMIは相場の方向性をとらえるテクニカル指標

最終更新日: 2013年11月18日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

DMIとは

DMIとはトレンド系のテクニカル指標で相場の方向性をとらえ、相場の上昇力を+DI、下落力を-DIとして方向性を数値で表す指標です。

+DI、-DIの単独の数値および2つの指標の関係からその後の相場のトレンドをとらえます。

オシレーター系の指標の弱点を補うためにワイルダー氏によって考案された指標です。


DMIを構成する線

実際にチャートに描画した画面イメージは以下になります。

DMIの画面イメージ
WS000261

DMIは相場の上昇力を表す+DIと下落力を-DIと上昇下落に関わらず相場の勢いの強さを表すADXによってトレンドを読み取ります。

各線の意味は以下の通りです。

DMIを構成する線

名称 概要・活用方法 算出方法
+DI 相場の上昇力を表す指標です。

+DIが-DIを下から上へ抜けると買いサイン+DIが-DIを上から下へ抜けると売りサインになります。

※記事最下部に計算式を記載
-DI 相場の下落力を表す指標 ※記事最下部に計算式を記載
ADX 相場の上昇下落に関わらず、相場の勢いの強さを表す指標です。

+DIが-DIがクロスした後にADXもクロスをするとサインの信頼度がアップする

以下(DX)の期間中の平均
DX = ([+DI]-[-DI])÷([+DI]+[-DI])


DMIの使い方

DMIの見方ですが、まず+DI、-DIは単独でそれぞれの上昇下落の勢いの強さを表します。

そのため+DIと-DIに差があるほどどちらかの勢いが強いということを表します。

また2つの値の関係により以下のサインがあります。

+DIが-DIを下から上へ抜けると買いサイン
+DIが-DIを上から下へ抜けると売りサイン

上記の場合にADXも+DIと同じように-DIとクロスすると各サインの精度がより正確になるといわれています。

DMIをうまく使ってトレンドをつかみつつ、オシレーター系の指標を使って転換をとらえることで大きな利益を狙うことができます。

※+DI、-DIの計算式
+DI、-DIは以下の1~3の計算により求められます。

1.+DM、-DMの算出
+DM=当日高値-前日高値
-DM=当日安値-前日安値
※以下に該当する場合+DM、-DMは0となる
・算出した+DM、-DMが0以下の場合
・算出した+DM、-DMが同じ値の場合
・+DM、-DMを比較して低い方の値

2.TRの算出
以下のうち最大の値をTRとする
・当日高値-当日安値
・当日高値-前日終値
・当日安値-前日終値

3.+DI、-DIの算出
+DI=期間中の+DM合計÷期間中のTR合計×100
-DI=期間中の-DM合計÷期間中のTR合計×100


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