ネット証券のトレーディングツールを徹底比較

最終更新日: 2015年11月19日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ネット証券では高機能のトレーディングツールを各社提供しています。

ツールは日々の取引の中で使用するためとても重要ですが、使用してみないとわからない部分もあり、比較が難しいです。

最終的にいくつか使ってみることがおすすめですが、ここでは各社が提供しているツールを徹底的に比較していきたいと思います。

まずは提供しているツールとその利用料の一覧です。

各社が提供しているツールと利用料一覧

証券会社チャネル分類ツール名利用料
(1月当たり・税別)
SBI証券 PCダウンロードHYPER SBI
0980
980円
iPhoneアプリSBI株取引
0000
無料
AndroidアプリSBI株取引 for Android
0000
無料
モバイルアプリHYPER MOBILE
0000
無料
楽天証券PCダウンロードマーケットスピード
2500
2,500円(3か月)
iPhone
Android
アプリiSPEEDアプリ
0000
無料
iPadアプリiSPEED for iPad
0000
無料
モバイルアプリiSPEED
0000
無料
マネックス証券PCダウンロードマネックストレーダー
0000
無料
iPhone
Android
アプリマネックストレーダー
スマートフォン
0000
無料
iPadアプリマネックストレーダー for iPad
0000
無料
モバイルアプリマネックストレーダー・モバイル
0000
無料
カブドットコム証券PCダウンロードkabuステーション
0900
900円
iPhone
Android
アプリkabu.com for iPhone/Android
0000
無料
モバイルアプリkabuアプリ
0000
無料
松井証券PCダウンロードネットストック・ハイスピード
0000
無料
iPhone
Android
アプリ株touch
0000
無料
GMOクリック証券PCダウンロードスーパーはっちゅう君
0000
無料
PCダウンロードはっちゅう君プラス
0000
無料
PCダウンロードはっちゅう君
0000
無料
PCブラウザレーザートレード
0000
無料
iPhoneアプリiClick株
0000
無料
Androidアプリ株roid
0000
無料
モバイルアプリモバトレ君
0000
無料
岡三オンライン証券PCダウンロード岡三ネットトレーダー
0480
480円
PCダウンロード岡三ネットトレーダーライト
0000
無料
PCダウンロード岡三ネットトレーダープレミアム
0980
980円
PCブラウザ岡三ネットトレーダーWEB
0000
無料
iPhone
Android
アプリ岡三ネットトレーダースマホF
0000
無料
iPadアプリ岡三ネットトレーダースマホF for iPad
0000
無料
モバイルアプリ岡三ネットトレーダー モバイル
0000
無料
ライブスター証券PCダウンロードlivestar R
0000
無料
PCブラウザlivestar WEB
0000
無料
iPhone
Android
アプリlivestar S
0000
無料

各ネット証券ではPC、モバイルなどチャネルごとにツールを提供しています。

またPCのツールもアプリをダウンロードして使用するタイプとブラウザ上で動作するタイプがあります。

ブラウザツールはどこでも利用できるという利点がありますが、ダウンロード型の方が高機能になっているという傾向があります。

またチャネルでiPad用のツールを提供しているネット証券もありますが、基本的にはiPhone用のアプリを提供していればiPadの画面でも動作するので決定的な差にはならないと考えます。

ということで現時点で優劣は特にありません。

それでは各機能を比較していきましょう。

なおネット証券のメインのツールはPCですので、次以降からの比較については各社のPC版のツールを比較していきたいと思います。


各ツールの特徴で比較

次に各ツールの特徴を簡単に説明します。

証券会社チャネルツール名特徴
SBI証券 PCHYPER SBI情報収集からスムーズな発注までを行うオールインワンのトレーディングツール。

ドラッグアンドロップで注文ができ、板画面で直観的な操作で取引ができるのでデイトレーダーのニーズにしっかり応えています。
楽天証券PCマーケットスピード個人投資家に大人気のマーケットスピードはデイトレーダーから株式投資初心者も便利に使えるトレーディングツール

リアルタイムの株価やニュースをもとに勝利を目指しましょう。
マネックス証券PCマネックストレーダーマネックストレーダーはダブルクリックで注文ができるなどスムーズな発注機能とチャート分析機能をはじめとした豊富な情報収集、分析を可能にしたトレーディングツールです。
カブドットコム証券PCkabuステーションkabuステーションは超高速のフル板に対応したハイエンドなトレーディングツール

豊富な注文方法も魅力です。
松井証券PCネットストック・ハイスピード松井証券のトレーディングツールはリアルタイムの株価情報と発注画面が一体化し、スムーズな発注が可能。

GMOクリック証券PCスーパーはっちゅう君多くのネット証券に採用されているSPRINT(スプリント)が進化したトレーディングツール。

スムーズな発注はもちろん、株式、先物OPなど複数の商品をワンストップで取引できる点が魅力
PCはっちゅう君プラスはっちゅう君を拡張したデスクトップ型の取引ツール。

自由なレイアウトや機能追加ができる拡張性の高さが魅力
PCはっちゅう君発注に特化したデスクトップ常駐のガジェットタイプのツール。

株価の参照とスピーディーな取引というシンプルさが魅力。
PCレーザートレードインストール不要のブラウザタイプのトレーディングツール。

板画面やチャート画面からワンクリックで注文が可能で操作性もよい
岡三オンライン証券PC岡三ネットトレーダー岡三オンラインのスタンダードなトレーディングツール。

シンプルにスピーディーに発注が可能で、注文方法も豊富

テクニカル情報も豊富に揃っています。
PC岡三ネットトレーダーライト岡三ネットトレーダーライトはシンプルな取引ツール。

株価情報を見ながらシンプル操作で発注が可能で取引機会を逃がしません
PC岡三ネットトレーダープレミアム岡三ネットトレーダーの機能に加えて、ルールに沿って売買した場合の過去の損益を調べるバックテスト機能や個別銘柄分析機能が充実したハイエンドモデル。
PC岡三ネットトレーダーWEB岡三オンラインのブラウザベースのトレーディングツール。

シンプル操作で素早い発注と豊富な情報でダウンロードタイプとも見劣りすることなく、投資をサポートします。
ライブスター証券PClivestar Rライブスター証券のトレーディングツールはシンプル操作でスピーディに発注可能になっており、豊富なランキング情報も用意されています。
PClivestar WEBシンプル操作のブラウザベースのトレーディングツール

注文方法もダウンロード型と同じくフルラインナップで対応

各社ともに発注のスピーディーさや機能面で工夫をこらしており、どれも魅力的なツールです。

次に注文方法を見ていきましょう。


ツールの注文方法で比較

提供している注文方法で比較してみましょう。

注文方法はトレーディングツールで発注可能な注文方法での比較です。

証券会社チャネルツール名板発注バスケット注文逆指値W指値リレー
注文
Uターン
注文
±指値時間指定
注文
トレーリングストップ
SBI証券 PCHYPER SBI××××××
楽天証券PCマーケットスピード×××××
マネックス証券PCマネックストレーダー×××××
カブドットコム証券PCkabuステーション
松井証券PCネットストック・ハイスピード×××××
GMOクリック証券PCスーパーはっちゅう君××××××
PCはっちゅう君プラス××××××
PCはっちゅう君××××××
PCレーザートレード××××××
岡三オンライン証券PC岡三ネットトレーダー×××
PC岡三ネットトレーダーライト×××
PC岡三ネットトレーダープレミアム×××
PC岡三ネットトレーダーWEB×××
ライブスター証券PClivestar R××××
PClivestar WEB××××

注文方法はauカブコム証券が豊富ですね。WEBで可能な注文方法はすべてツールでも発注可能にしているため豊富な注文が可能になっています。

またトレーディングツール特有の注文方法は、板画面をクリックだけで発注できる「板発注」や、複数の注文をあらかじめ登録しておき一度に発注する「バスケット注文」がありますが、これについては各社対応しています。


テクニカル指標で比較

次にテクニカル指標で比較してみましょう。

ツールはチャート上に多くのテクニカル指標を描画する機能が搭載しています。

各社で提供しているテクニカル指標が若干異なるためここで比較しておきましょう。

指標SBI証券 楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券GMOクリック証券岡三オンライン証券ライブスター証券
エンベロープ×-
一目均衡表-×
ボリンジャー・バンド-
パラボリック-×××
ピボット×-××××
DPO×-×××××
サイコロジカルライン-
移動平均-
MACD-
AB Ratio×-×××××
A/D×-××××
ADX×-×××××
CCI×-×××
DMI-
MI×-×××××
OSCP×-×××××
ROC×-××××
RSI-
ストキャスティック-×
ソナー×-×××××
ウィリアムズ%R×-×××
ATR×-××××
標準偏差×-×××××
VHF×-×××××
出来高指標×-×××××
出来高移動平均×-×××××
EMV×-×××××
MFI×-××
NVI×-×××××
OBV×-×××××
OSCV×-×××××
PVI×-×××××
PVT×-×××××
ボリューム・レシオ-×××
VROC×-×××××
RCI×-×××
移動平均乖離線×-×
レシオケータ×-×××××
強弱レシオ×-×××××
逆ウォッチ曲線××-×××××
新値足××-×××××
ポイント&フィギュア××-×××××
価格帯別出来高-××××
フィボナッチ×-×××××
ヒストリカルボラティリティ××-×
EMA××-×××
アルティメットオシレーター××-××
ヴァリアブル・ボラティリティ××-×××
オートマチックトレンドライン××-×××
ティックボリューム××-××
ニック・M・ネクスト・ムーブ××-××
バイ・セルポイント××-××
ハイ・ローチャネル××-×××
時系列練行足××-×××
スウィングポイント××-××××


テクニカル指標でよく使われる指標は多くのネット証券で取り扱っています。その他のテクニカル指標については各社で取扱が分かれます。

多くの指標を取り扱っているかという観点よりも自分が分析に使用する指標を提供しているネット証券を選ぶとよいと思います。


まとめ

ネット証券のツールで比較をしてきました。

チャネル、利用料、注文方法、テクニカル指標の観点で比較してきましたが、チャネルについては主要なネット証券では全チャネルのツールを提供しているのでどこを選んでも問題ありません。

利用料もほとんどのネット証券が無料で、有料(月1,000円程度)のネット証券についても簡単な条件で無料となるのであまり気にする必要はないでしょう。

注文方法はツール特有の板発注やバスケット注文についてはすべての証券会社のツールで提供しています。特殊な注文を使っていきたい方はauカブコム証券が最も豊富な注文方法を提供していますのでおすすめです。

テクニカル指標についてはSBI証券が最も多くのテクニカル指標を使用できるものの、数ではなく自分が分析に使用する指標に対応しているかどうかという観点でネット証券を比較するとよいと思います。

また多くの人に人気なのはマーケットスピードですので使用感などをチェックしてみるとよいと思います。

かなり好みが分かれるところですので、当サイトとしては複数のネット証券で口座開設をして実際にツールを使用してみることをおすすめします。

>>auカブコム証券の口座開設
>>楽天証券の口座開設
SBI証券の口座開設(無料)
>>マネックス証券の口座開設



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