auカブコム証券のプレミアム積立の特徴と対象商品、積立金額

最終更新日: 2021年4月3日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

auカブコム証券のプレミアム積立の特徴と対象商品、積立金額

auカブコム証券では各対象商品の積立ができる、プレミアム積立サービスを展開しています。

積立の対象商品が多く、少額からの積立に対応していることも特徴です。

銀行口座からの自動引落もできるため、預り金不足で購入できないトラブルを防ぐことができます。

ここではauカブコム証券のプレミアム積立の内容や活用方法、注意点をまとめました。


auカブコム証券のプレミアム積立の特徴と対象商品、積立金額

auカブコム証券のプレミアム積立の特徴

auカブコム証券のプレミアム積立の特徴

プレミアム積立は対象商品を毎月設定した日時に自動注文するシステムです。積立の頻度は毎月1回ですが、同じ銘柄を同月に複数日設定も可能です。

支払方法は設定した金融機関からの自動引落か、auカブコム証券口座の預り金からの購入です。支払方法は一つの設定ごとに変えることができます。

たとえばプレミアム積立対象の米国ハイイールド債券ファンドランドコースを毎月5日、15日、25日の3回に分けて積立設定する場合、支払方法や積立金額は自由に設定できます。

5日の積立は1,000円で金融機関からの自動引落、15日の積立は500円で預り金からの購入、25日の積立は5,000円で金融機関からの自動引落など都合に合わせた設定が可能です。

スマホやタブレットからの設定も可能で、ボーナス月設定もできます。


プレミアム積立で設定できる引落金融機関

プレミアム積立で設定できる引落金融機関

銀行口座からの引落は複数の金融機関から選択できます。

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、PayPay銀行はauカブコム証券のらくらく電子契約を利用したWeb申込に対応しているため、スムーズに引落口座設定ができることも特徴です。

その他みずほ銀行、ゆうちょ銀行、スルガ銀行、大垣共立銀行も利用可能で、入金手数料はすべて無料です。

毎月指定日に自動で引落を行うため、別途証券口座へ入金手続きを行う手間が省けます。

あらかじめ自動引落の金融機関を設定しておくと、プレミアム積立の商品購入時に決済方法を自動引落に設定するだけで利用可能です。

また自動引落はプレミアム積立の指定金額入金だけでなく、現物株式やプチ株購入時の不足金を自動で引き落とす機能もあります。

手動で希望金額の入金も可能です。


auカブコム証券のプレミアム積立の対象商品

auカブコム証券のプレミアム積立は投資信託、プチ株、外貨建MMFに対応しています。

投資信託は積立対象銘柄が対応しており、プチ株は通常購入できる銘柄がすべて積立の対象です。

外貨建MMFもプレミアム積立で引落や預り金からの購入が可能です。

投資信託の積立対象ファンドは、auカブコム証券Webサイトのプレミアム積立(投信)の解説ページでも確認できます。


プレミアム積立で積立できる金額

プレミアム積立で積立できる金額

プレミアム積立で積立できる金額は、毎月500円からです。

外貨建MMFに限り、積立額が10,000円からのため、注意が必要です。

プチ株、投資信託は500円から積立できるため、少額投資や複数銘柄の積立を考えているかたにも最適です。

同じ銘柄を同月に積立設定できるため、毎営業日500円ずつの積立など毎日積立と同様の設定もできます。

ボーナス月には自由に増額設定が可能で、状況により変更や取りやめにも対応しています。


各社の積立サービスの比較

SBI証券では投資信託、外貨建MMFの積立に対応しています。

投資信託は100円から積立ができ、毎日積立、毎週積立、複数日積立、毎月積立、隔月積立と積立コースが多いことが特徴です。

外貨建MMFは最低5,000円から毎月積立が可能です。自動振替サービスが設定できるため、積立に利用する資金だけでなく指定日に任意の金額が入金できます。

楽天証券では投資信託や金・プラチナ積立などが利用可能です。外貨建MMFは積立に対応していません。

投資信託は100円から積立が可能で、決済方法が証券口座、楽天カード、楽天銀行、その他銀行引落など豊富です。

楽天カード引き落としはクレジットカードポイントの対象外です。

マネックス証券では投信積立が利用できます。auカブコム証券とプチ株と同様のワン株がありますが、積立には対応していません。

投信積立は証券口座からの積立の場合、100円から購入可能です。

カードや銀行口座を利用する場合は1,000円以上の設定が必要です。

auカブコム証券は他社と比較した場合でも積立の対象商品が多いことが特徴です。

決済方法や積立コースはやや少なく、最低投資額が500円からのため100円投資を希望するかたは他社が向いています。

しかし500円以上の場合は1円単位で設定できるため、1銘柄500円以上の積立を行う場合は特に不便はありません。


auカブコム証券のプレミアム積立の活用方法と注意点

プレミアム積立(プチ株)の活用方法

プレミアム積立(プチ株)の活用方法

auカブコム証券ではプチ株積立ができる点が魅力です。

株式の積立に対応している証券会社は少ないですが、auカブコム証券なら少額で株式の積立ができます。

プチ株は一定の株数に達すると、単元株に交換も可能です。単元株の株価が高く購入しにくい株式も、プチ株積立なら気軽に購入できます。

株主優待の取得を考えている場合にもおすすめです。早めにプチ株積立をはじめることで、毎月少額から株主優待取得に必要な株式数を手に入れることができます。

また積立のため買い忘れがなく、時間経過によるリスク分散効果も期待できます。


プレミアム積立(投信)の活用方法

プレミアム積立では豊富な投資信託が積立できます。

投資信託は株式や債券、REITなど複数の投資商品を組み合わせたリスク分散に最適な商品です。

ファンドごとに特徴は異なりますが、複数の銘柄が組み込まれていることで大幅な値下がりを防ぎます。指数に連動する商品も多く、好みや状況によって購入するファンドを決めやすいことも特徴です。

また商品によってはレバレッジを効かせた商品もあり、大きなリターンも期待できます。

プレミアム積立では毎月500円から自由に投資信託を積立できるため、好きな投資信託を複数購入したいかたにも向いています。

1種類でもリスク分散効果が期待できますが、複数の投資信託を組み合わせてポートフォリオを形成すると更にリスクが分散できます。

積立は定期的に行われるため、時間によるリスク分散も可能です。


プレミアム積立(外貨建MMF)の活用方法

プレミアム積立(外貨建MMF)の活用方法

auカブコム証券の外貨建MMF積立は、自動で金融機関口座から引落できることが魅力です。

他社の積立の場合外貨建MMFは証券口座の預り金支払のみ対応していることが多く、預り金が不足している際は積立ができません。

auカブコム証券のプレミアム積立では預り金不足によるトラブルも防ぐことができます。

外貨建MMFは外貨で利率の高い公社債などの安定した商品に投資する商品のため、長期的に積立投資を行うことで高利回りを期待できます。

常に一定額を積み立てる場合、外貨が高い時は少なく安い時には多く購入できるためスポット買付よりも為替変動によるリスクが軽減します。

外貨建MMFは株式や投資信託に比べると価格が安定しているため、為替差益と利回りの高さで利益を得る商品です。

長期間保有で利回りの高さが効果を発揮するため、中期から長期投資を考えているかたに向いています。

プチ株や投資信託に比べて最低投資額が10,000円からと高めに設定されていることも特徴です。

頻度は少なくなりますが値動きは少ない商品のため、毎月1度の購入でじっくり積立をしていきましょう。


auカブコム証券のプレミアム積立の注意点

auカブコム証券のプレミアム積立の注意点

auカブコム証券のプレミアム積立には、いくつか注意点があります。

他社との違いもあり、積立設定前に確認が必要です。


決済方法の選択に注意

プレミアム積立の決済方法は預り金からの購入と自動引落があります。

積立設定ごとに決済方法を選択できるため、選択時に確認しておきましょう。自動引落は事前の設定が必要となるため、設定が終わっていない場合は決済方法が預り金のみです。

自動引落を利用したい場合は、積立設定前に金融機関の登録や設定を済ませることが大切です。

なお同じ銘柄で同一月の購入でも、指定日ごとに決済方法が変更できます。


積立の頻度が多い場合は設定が面倒

auカブコム証券は積立の自由度が高く、同一月の同一銘柄設定や同じ指定日に複数銘柄の積立設定など色々な活用ができます。

しかし毎日積立など頻度の高い積立設定をしたい場合、同じ設定を何度も繰り返す必要があります。

SBI証券などは毎日積立に対応していますが、1日から末日まで1回の設定を行うだけで設定が完了します。

auカブコム証券では1日から31日まで同じ設定を最大31回繰り返します。更に休業日の場合は翌営業日に積立が行われるため、設定によっては二重に積立が行われることが特徴です。

SBI証券では最初から営業日のみの毎日積立ができるため、休業日は自動的に判断されます。

設定の解除や変更にも同様の作業が必要となるため、毎日投資をしたい場合は毎日積立対応の証券会社がおすすめです。

複数日設定も同様で、SBI証券では1回の設定で同一月に好きな日付を洗濯できます。auカブコム証券は指定したい日時ごとに設定が必要です。

月に2回程度の頻度では大きな差はありませんが、月に10回以上同一銘柄を同価格で積立したい場合は設定に手間がかかります。


外貨建MMFは最低金額が高い

外貨建MMFは最低金額が高い

外貨建MMFの積立で金融機関からの引落に対応している証券会社は少ないため、決済方法に魅力を感じている場合はauカブコム証券が適しています。

しかしauカブコム証券の外貨建MMF積立は10,000円が最低価格です。他社のスポット買付や積立の場合、1,000円から5,000円程度の設定が可能です。

少額積立を考えている場合、やや最低金額が高くなっているため不向きです。

auカブコム証券ではスポット買付でも最低10,000円からの購入のため、他社での買付を考えていない場合はスポット買付との差はありません。


投資信託には積立対象外の銘柄もある

投資信託はすべてが積立の対象ではありません。

大半の銘柄は積立に対応していますが、一部の銘柄は対象外です。

購入したい銘柄が積立に対応しているか確認が必要です。

対してプチ株はすべての銘柄が積立に対応しているため、銘柄による差はありません。外貨建MMFも6通貨すべてが積立に対応しています。


一部金融機関の自動引落設定には書面手続きが必要

一部金融機関の自動引落設定には書面手続きが必要

auカブコム証券のらくらく電子契約に対応している3行はすぐに自動引落設定が可能ですが、対象外の銀行を利用する場合は書面手続きが必要です。

設定に日数がかかるため、余裕を持って申込を行いましょう。

Webサイトから書類請求を行い登録住所に届くまで数日かかり、返送後auカブコム証券での書類受理にも時間がかかります。

なるべく早く自動引落の設定を完了したい場合は、Web手続きができる銀行口座を用意しておきましょう。


変更や解約の申し出後の反映には一定の時間がかかる

積立設定の変更や解約はいつでもできますが、設定の反映には一定の時間がかかります。

当月中に変更や解約を反映したい場合は、指定日を含めて5営業日前までに手続きが必要です。

変更の内容によっては同一月に2回積立が行われることもあります。変更内容に応じて設定の手続き日時を考えましょう。


銀行口座の残高に注意が必要

自動引落でプレミアム積立を行う場合、設定した銀行口座の残高に注意が必要です。

自動引落リトライサービスを設定している場合に限り残高が足りない場合もリトライが可能ですが、通常は残高不足になると積立が行われません。

auカブコム証券の預り金に余裕がある場合でも預り金から購入されることはありません。

なるべく残高に余裕のあるメインバンクなどの設定がおすすめです。


まとめ

まとめ

ここまでauカブコム証券のプレミアム積立について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • auカブコム証券のプレミアム積立は投資信託、プチ株、外貨建MMFに対応している
  • 投資信託とプチ株は500円から、外貨建MMFは10,000円から積立が可能
  • 支払方法はauカブコム証券の預り金と銀行からの引落が選択できる

auカブコム証券のプレミアム積立は、投資信託だけでなくプチ株や外貨建MMFに対応していることが特徴です。

一般的に投信積立を利用できる証券会社は多いですが、株式の積立ができる証券会社は少数です。

また外貨建MMFが銀行からの自動引落に対応していることも特徴です。

他社では預り金からの購入が大半のため、外貨建MMFを自動引落で積立したいかたにも最適です。

自動引落にはあらかじめ口座の設定が必要で、一部の銀行は書面での手続きが必須です。時間に余裕を持って申込を行いましょう。

投資信託やプチ株は毎月500円から積立できるため、少額投資にも向いています。

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