楽天証券で端株取引できるケースと買取請求の方法

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楽天証券で端株取引できるケースと買取請求の方法

楽天証券では株式の売買を行うことができます。しかし株式の注文ページでは1単元ごとの取引が前提になっており、端株取引には対応していません。

ここでは楽天証券で端株取引ができるケースと、買取請求について解説します。


楽天証券で端株取引できるケースと買取請求の方法

端株取引とは

端株取引とは

株式は通常、1単元で買付が可能です。それ以下の数量で取引を行う場合、単元未満株や端株取引と呼びます。

端株は単元未満株よりも更に小さい1株単位の株式を指しますが、すべてのネット証券で端株取引ができるわけではありません。


端株取引の魅力

端株取引の魅力は、1単元単位やミニ株では費用が高くなり購入できない高額な株も取引できることです。

また企業によっては端株でも株主優待を取得できるケースがあります。少額投資で株式の売買をしたい場合や、株主優待目的の場合にも端株取引は有利です。


楽天証券で端株取引は可能?

楽天証券で端株取引は可能?

楽天証券は1単元単位での株取引のみ行うことができます。

ミニ株や端株の取引は原則できません。端株やミニ株の取引を行いたい場合は対応している証券会社を利用しましょう。

ネット証券で端株取引に対応している証券会社はSBI証券、マネックス証券、auカブコム証券などです。


楽天証券で端株取引ができるケース

楽天証券でも、状況によって端株取引ができるケースがあります。

楽天証券では単元未満株を購入できないため、一般的に単元未満株が発生することはありません。ただし株式の併合や分割が行われた場合に限って、単元未満株が発生することがあります。

この場合には買取請求を行うことで、端株取引が可能です。


買取請求とは?

買取請求とは?

単元未満株、端株は発行会社に買い取ってもらうことで、換金することができます。この手続きが買取請求です。

証券会社ごとに決まった手続きを行う必要があり、単元未満株を売買している会社では買取請求が必要ないこともあります。証券会社によって、手続き方法は異なります。


楽天証券で買取請求を行う方法

楽天証券で買取請求を行うためには、楽天証券のマイページにログインします。

設定・変更から移管・買取請求を選択し、単元未満株式買取請求から申込が可能です。


書類で買取請求を行う場合

書類で買取請求を行う場合

カスタマーサービスセンターに連絡することで、単元未満株式の買い取り請求手続き及び書類の請求ができます。


買取請求のルール

15時より前に申込を行うと、当日受付です。それ以降は翌営業日受付です。

指値や売却日の指定は受け付けていません。通常の場合、楽天証券が株主名簿管理人へ買取請求を行った日の終値で買取されます。

買取請求の手数料は1件あたり300円です。別途信託銀行側などで換金手数料が必要になることもあります。

特定口座の場合は受取代金は年間取引報告書に記載され、損益の対象です。

源泉徴収ありを選択している場合、譲渡益税相当額が発生し入金が必要になることもあります。

なお、ゆうちょ銀行への振込には対応していないため、ゆうちょ銀行を出金先に登録している場合は現金払いでの受取に自動的に変更されます。


買取請求受付の停止時期

買取請求受付の停止時期

毎年3、6、9、12月は中旬から月末にかけて買取請求の受付が停止されます。

またそれ以外の月では、銘柄の決算月に該当する場合決算日の7営業日前の15時から2営業日前の17時15分まで受付が停止されます。

決算月に該当していない場合は月末最終営業日を含めず6営業日前の15時から5営業日前の17時15分まで、すべての銘柄の買取請求ができません。

詳しい受付停止スケジュールは楽天証券Webサイトのカレンダーにも記載されます。


まとめ

まとめ

ここまで楽天証券で端株取引を行う方法や、買取請求について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • 楽天証券では原則端株取引はできない
  • 株式の併合、分割で単元未満株が発生した場合のみ買取請求が可能
  • 買取請求はマイページまたは書類手続きで行うことができる

楽天証券では端株や単元未満株の取引はできません。

通常の株式売買で単元未満株の取引を行いたい場合は、別のネット証券で対応しているところがあります。SBI証券やマネックス証券、auカブコム証券などが有名です。

楽天証券では株の併合や分割で単元未満株が発生した場合、買取請求を行うことができます。

受付停止時期以外の場合は、マイページから手続きが可能です。

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