楽天証券のオプション取引の特徴、手数料、取引可能チャネル

最終更新日: 2021年8月3日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

楽天証券のオプション取引の特徴、手数料、取引可能チャネル

楽天証券では、先物・オプション取引専用の口座開設を行うことでオプション取引が可能です。口座開設には審査がありますが、年収や資産など総合的に判断されます。

オプション取引を行うことで、少ない投資で大きな利益を得ることができます。

ここでは楽天証券のオプション取引の詳細をまとめています。


楽天証券のオプション取引の特徴、手数料、取引可能チャネル

オプション取引とは?

オプション取引とは?

オプション取引はあらかじめ設定した時期に、現時点で設定した価格で商品を売買するための権利を取得するための取引です。

先物取引は売買契約が進められますが、オプション取引は権利を取得するための取引であることが特徴です。

先物取引の場合は将来商品を10万円で購入する「契約」を進めているため、もし実際の期日に8万円の価格が設定されていても10万円で購入することになります。

オプション取引の場合はあくまでも「権利」のため、実際の期日に8万円の値がついた場合10万円で購入する権利を放棄することで市場価格での購入が可能です。

これだけではオプション取引の方が有利に見えますが、オプション取引は権利を得るために一定の資金を必要とします。

将来の市場価格が想定よりも高くなった場合は、先物取引で買う方がお得になります。ただし予想より市場価格が安くなった場合、オプション取引では権利放棄が可能です。


オプション取引の種類と特徴

オプション取引には、コール・オプションとプット・オプションがあります。コール・オプションは買う権利です。対してプット・オプションは売る権利です。

買い手の立場でコールを行った場合、買う権利を得ます。プットを行った場合は売る権利を得ることになります。

売り手の立場でコールを行った場合、買い手側に買う権利を付与するため売る義務が発生します。プットを行った場合は売る権利を相手に付与するため、買う義務が発生します。

買い手も売り手も権利行使と放棄を自由に選択できますが、売り手側は買い手の意思によって権利行使と放棄が決定されます。


オプション取引の買い手側の特徴とメリット

オプション取引の買い手側の特徴とメリット

オプション取引で買い手側に立った場合、予想通りに相場が動くと利益が確定します。先物取引より最初に権利を購入する代金分の利益は減りますが、その分安全に取引が可能です。

もし損失が出た場合でも、事前に支払った権利獲得の代金以上に損失が出ることはありません。損失が限定的になるため、買い手には追証も発生しません。


オプション取引の売り手側の特徴とメリット

オプション取引で売り手側に立った場合、損失が出た場合に損失額が大きくなる可能性があります。そのため売り手の立場ではオプション取引の際に証拠金が必要です。

売り手は事前に権利獲得金として買い手から得た代金を、証拠金や運用資金に追加することが可能です。仮に相場が思惑とやや外れた場合でも、権利獲得金よりも損失が少ない場合は利益が発生します。


楽天証券で可能なオプション取引

楽天証券で可能なオプション取引

楽天証券では日経225オプション取引が可能です。日経225オプション取引は将来の日経平均株価指数を購入・売却する権利を得る取引のことです。

日経225オプション取引ではあらかじめ決められた満期日が来ると、自動的に権利行使と放棄から有利な方法が選択されます。

満期日は通常限月がその月の第2金曜日で、Weekly限月はその週の金曜日です。満期日までに権利を転売することも可能です。

オプション取引で得た権利はプレミアムと呼ばれ、チケットに例えられます。実際に何らかのチケットが発行されるわけではありませんが、2018年6月の満期日までに買う権利を300円で購入し、権利価格が500円に上がった時に転売すると差額の200円が利益です。

楽天証券ではオプション価格の1,000倍が実際の取引価格になるため、30万円で買った権利が50万円で売却され利益は差額の20万円です。


楽天証券のオプション取引の取引可能時間と建玉上限

楽天証券のオプション取引の取引可能時間と建玉上限

楽天証券の日経225オプション取引は大阪取引所取引時間に準じます。

日中立会は9時から15時15分、夜間立会は16時30分から翌5時30分です。

買いの建玉上限はありませんが、売りは15単位までに設定されています。

最大発注可能数量は買いが5,000単位までで、売りは先物買建+先物売建+オプション売建の合計で415単位までです。


楽天証券でオプション取引をはじめるには

楽天証券でオプション取引をはじめるためには、まず楽天証券の総合取引口座を開設します。その後、先物・オプション取引口座の開設手続きが必要です。

先物・オプション取引口座の開設には、楽天証券マイページにログイン後、設定・変更画面から申込が必要なお取引・各商品に関する設定を選択します。

先物・オプション取引の申込ボタンを選択すると口座開設手続きがはじまります。画面の案内に従い入力を終えると、楽天証券で審査が行われます。

一般的にインターネットで審査が行われ、メールで合否が案内されます。状況によって、電話での審査が追加されることもあります。

審査基準は厳密に決まっているわけではなく総合的に行われますが、年間所得または金融資産が一定水準を満たしていることが条件です。


オプション取引の手数料

オプション取引の手数料

楽天証券のオプション取引で発生する手数料は、日経225オプション、日経225 Weeklyオプションどちらも売買代金の0.198%です。

一回の取引ごとに手数料が発生し、最低手数料は198円に設定されています。1円未満は切り捨てされます。

自動的に権利行使された場合や権利割当には手数料が発生しますが、権利消滅や権利放棄の場合は手数料はかかりません。


オプション取引の取引可能チャネル

オプション取引の取引可能チャネルは、マーケットスピード、iSPEED 先物OP、ケータイサイト、スマートフォンサイト、Webサイトです。

電話での注文はできません。


まとめ

まとめ

ここまで楽天証券のオプション取引について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • 楽天証券では日経225オプション取引が利用できる
  • オプション取引は将来一定の価格で商品を取引する権利を得るためのもの
  • オプション取引を行うためには先物・オプション取引口座の開設が必要

楽天証券では日経225オプション取引と、日経225 Weeklyオプション取引が利用できます。

Webサイトだけでなくマーケットスピードやモバイルサイトでも取引が可能で、iSPEEDには専用の先物OPアプリが用意されています。

オプション取引は将来の権利を売買する取引のため、買い手にとっては相場が思った方向に動かない場合でも事前に得たプレミアム以上に損失が出ることはありません。

先物取引よりも損失を限定できることが魅力の一つです。

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