楽天証券の取引暗証番号が必要になる時、変更・再発行の方法
楽天証券の取引暗証番号は、いつどのような時に使用する暗証番号なのでしょうか。変更や確認の方法も他の暗証番号と異なるため注意が必要です。
取引暗証番号は実際の取引以外にも使う場面があります。口座開設時に設定を行った場合は、忘れないようにしておきましょう。
楽天証券の取引暗証番号が必要になる時、変更・再発行の方法
楽天証券の取引暗証番号とは
楽天証券では、ログインパスワードとは別に取引暗証番号が存在します。取引暗証番号は、投資商品の購入など取引を行う時に使用する番号です。
口座開設の際、自分で4桁の数字を設定します。ログインパスワードやお客様コード、IDとは別のものです。
なお4桁の数字以外は設定できないため、推察されやすい電話番号や誕生日などを避け、セキュリティを向上させることが大切です。
取引暗証番号を使用する場面
取引暗証番号は、実際に商品の売買を行う際に利用します。
その他、他の暗証番号を変更するなど手続きや設定にも利用されます。
楽天証券の口座開設を行ってから取引を長い期間行っていない場合は、取引暗証番号が分からなくなっていることもあるでしょう。
楽天証券から取引暗証番号が知らされることはなく、自分で設定した番号が利用されるため書面が届くことはありません。
もし取引暗証番号を忘れてしまった場合は闇雲に入力せず、確認や変更、再発行を行うことが大切です。
取引暗証番号の変更・確認方法
取引暗証番号を確認するには、カスタマーサービスセンターを利用します。顧客の個人情報になるためオペレーターが口頭で伝える形ではありませんが、自動音声で取引暗証番号の確認が可能です。
プッシュボタンを操作する必要はありますが、現在の取引暗証番号を照合することができます。
ただし自分である程度暗証番号の目星がついていない場合は、確認が行えません。暗証番号と思われる数字を入力することで、その番号が正しいか確認することができるからです。
現在の暗証番号が完全に分からなくなってしまった場合は、変更を行いましょう。
取引暗証番号は変更することも可能です。セキュリティ面からも定期的な変更が推奨されています。
取引暗証番号を忘れた時に限り、変更を行うためには暗証番号変更届の提出が必要です。ホームページからPDF印刷に対応していますが、カスタマーサービスセンターに連絡することで請求も可能です。
個人と法人では書式が異なるため、PDFダウンロードの際は該当の変更届をダウンロードしましょう。
変更届をカスタマーサービスセンターに請求する場合は、転送不要郵便が利用されます。住所が異なる場合は住所変更を行った後で変更届を請求する必要があります。
取引暗証番号をマイページで変更する
現在の取引暗証番号が分かっている場合は、マイページ内の設定・変更画面から「取引暗証番号変更」を選択することで変更が可能です。
現在の取引暗証番号と、新しく設定する暗証番号を入力し変更ボタンを選択します。
取引暗証番号を再発行するには
取引暗証番号は変更届の提出で再発行が可能です。メールなどでの再発行は行うことができないため、注意が必要です。
取引暗証番号の変更・再発行が完了するとメールとマイページのお知らせ画面で変更完了の連絡が届きます。
メールアドレス登録がない場合は、書面でお知らせが届きます。
楽天証券の暗証番号の種類と違い
取引暗証番号と他の暗証番号の違い
楽天証券には部店コード、お客様コード、ログインID、ログインパスワード、取引暗証番号の5種類のセキュリティが設けられています。
お客様コードは手続きの際に必要になる6桁の番号です。部店コードは3桁の番号が顧客ごとに割り振られています。
ログインIDとログインパスワードは、楽天証券のマイページにログインする際に必要になるIDと番号です。
ログインパスワードは6桁から16桁の英数字を設定できます。ログインIDは初期設定から変更することはできません。
楽天証券で取引暗証番号に設定できるのは数字のみで、4桁に限定されています。
ログインIDはオンライン上で確認が可能
ログインIDは初期から変更ができないため、失念した場合でも再通知ができます。
ログインIDはオンライン上で再通知が可能になっています。ただし、利用するためにはログインID再通知サービスに必要な情報を設定しておく必要があります。
楽天証券に携帯電話番号を登録し、SMSが受信可能な状態にしておきます。SMSが送信されると再通知コードと取引暗証番号を入力することでログインIDを確認することができます。
ログインパスワードは数分で再設定が可能
ログインパスワードもオンライン手続きが可能になっているため、現在のパスワードか取引暗証番号が分かる場合は手軽に変更することが可能です。
再設定用の暗号を登録し、メールの送信が行われます。取引暗証番号を入力することでオンラインでパスワードの再設定が可能です。
取引暗証番号を失念した場合
ログインIDやログインパスワードを確認・変更するためには取引暗証番号が必要になります。
取引暗証番号を失念してしまった場合は、変更届を提出して新しい取引暗証番号を設定する必要があります。
カスタマーサービスセンターに連絡するか、ホームページから変更届をダウンロードして手続きを行いましょう。
部店コード、お客様コードは変更不可
部店コードとお客様コードは口座開設時に楽天証券から設定されるものです。
書類手続きなどに必要になりますが、取引暗証番号と異なり変更はできません。楽天証券から送付される契約書類などに記載されています。
取引暗証番号を間違えるとロックがかかる
マイページログイン後、取引を行う度に取引暗証番号の入力が必要です。
取引暗証番号を続けて複数回間違えると、アカウントロックがかかります。
ロック解除はカスタマーサービスセンターに連絡をする必要があるため、慎重に入力を行いましょう。
まとめ
ここまで楽天証券の取引暗証番号とその他の暗証番号について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- 楽天証券の取引暗証番号は4桁の数字で構成される
- 取引暗証番号は取引や手続きに使用する
- 取引暗証番号の他には部店コード、お客様コード、ログインID、ログインパスワードがある
取引暗証番号は楽天証券で取引を行う際に必ず必要になるものです。自分で設定を行うため、楽天証券の書面には残されていません。
忘れないように自分で管理を行うことをおすすめします。
取引暗証番号を忘れた場合は変更届の提出で、再度暗証番号を設定することができます。
またログインIDの確認やパスワードの変更にも取引暗証番号が必要になるため、取引暗証番号が分かればオンライン上で設定がしやすくなります。
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