楽天証券の毎日積立の特徴、手数料、利用可能な口座

最終更新日: 2018年7月3日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

楽天証券の毎日積立の特徴、手数料、利用可能な口座

投資信託の積立頻度は一般的に毎月1回に設定されています。しかし楽天証券では2017年1月より新しく開始された積立NISA内で「毎日積立」を行うことができます。

もちろん通常通り毎月1回の積立も選択可能です。ここでは楽天証券の毎日積立の特徴や手数料、利用可能な口座に関する情報をまとめています。

また毎日積立のメリットも合わせて見ていきましょう。毎日積立の内容を知ることで、自分にどんなタイプの積立投資が向いているのか見極めることができます。


楽天証券の毎日積立の特徴、手数料、利用可能な口座

楽天証券の毎日積立とは

楽天証券の毎日積立とは

楽天証券では、特定の条件を満たした場合に限り毎日一定額の投資信託を積立していく毎日積立を利用することができます。特定の条件は積立NISA口座を選択することです。

一般的な投信積立では、積立設定は月1回です。投資の種類を変更することで、月2回まで設定することができます。引き落とし方法によっては任意の日付を設定できますが、約定日が固定されているものもあります。

投資信託は毎日価値が変動するため、毎日一定の積立を行うことで相場変動によるリスクが低下します。


楽天証券で毎日積立を行う場合の手数料

楽天証券の投資信託は、それぞれ手数料が異なります。2018年1月現在、楽天証券で毎日積立サービス対象の投資信託はすべて販売手数料が無料です。

これは積立NISA対象の販売手数料が法令で無料と定められているためです。手数料が必要な投資信託は積立NISAで取り扱われていません。ただし信託報酬は無料ではなく、銘柄ごとに設定されています。


毎日積立が利用可能な口座

毎日積立が利用可能な口座

楽天証券で2018年1月現在、毎日積立サービスが利用できる口座は積立NISA口座に限定されています。

一般口座、特定口座、一般NISA口座での毎日積立は現時点で提供されていません。楽天証券のWebサイトの回答では、一般NISAや課税口座での毎日積立はサービス開始を検討中と記載されています。


毎日積立サービスの特徴

毎日積立サービスは積立NISA口座のみで利用可能なサービスのため、積立NISAのメリットをそのまま活用することができます。

積立NISAは年間40万円まで、投資商品を非課税で運用できる口座です。

投資信託の購入ができるのは楽天証券の営業日に限られるため実質毎営業日の積立になりますが、年間200日以上積立可能な日があります。

毎日積立にすることで、日々の投資金額は少なくなります。無理なく積立NISAを活用したいかたに最適です。

年間40万円を超える投資商品は積立NISA口座で購入できないシステムのため、非課税上限を超える心配はありません。

また積立NISAでは毎日積立だけでなく楽天スーパーポイントでの購入も導入予定です。2018年春頃からサービスリリース予定のため、楽天スーパーポイントが余っている場合は毎日積立に活用することもおすすめです。


楽天証券で毎日積立を利用する方法

楽天証券の総合口座の開設のみでは、毎日積立を利用することはできません。積立NISA口座の開設を別途行う必要があります。

積立NISA口座は楽天証券Webサイトから申込が可能です。まだ楽天証券総合口座も未開設の場合は総合口座とNISA口座の同時開設も可能で、同時に開設することで手間が省けます。

NISA口座を既に開設している場合、積立NISA口座への変更が必要です。申込積立NISA口座は2017年12月26日より取引可能になった新しいサービスで、2017年9月24より申込ができました。

それ以前にNISA口座を利用していたかたは、すべて一般NISA口座が開設されています。

楽天証券の積立NISAは楽天証券Webサイトから申込手続きが可能です。ただし当年中に他のNISA口座で取引を行っている場合は開設できません。

NISA口座は一人1口座と定められているためです。一般NISAと積立NISAどちらかを選択し、証券会社を選択します。

楽天証券以外でNISA口座を保有している場合は、楽天証券に金融機関変更を行うこともできます。


毎日積立をすることによるメリット

一日あたりの投資金額が少ない

一日あたりの投資金額が少ない

楽天証券の年間営業日は、年によって変動しますがおよそ245日前後です。毎日積立を1年間継続する場合、一日の積立金額は1,600円前後です。

引き落としが毎日行われるため、無理のない予定が組み立てられます。1年間積立を必ず行う必要はなく、期間や金額は自由に設定可能です。


積立を忘れることがなく貯金ができない人にも最適

毎日積立が行われることで、日々投資資金が引き落としされます。積立していることを忘れにくいため、うっかり他のことに資金を使ってしまうこともありません。

自動的に毎日証券口座から引き落としが行われるため、事前に積立に必要な分の投資資金を楽天証券口座に入金する癖がつきます。


マネーブリッジを活用して引き落とし方法が選べる

マネーブリッジを活用して引き落とし方法が選べる

毎日積立の場合、楽天証券では原則証券会社からの引き落としのみに対応しています。

ただし楽天銀行のマネーブリッジを設定している場合は、自動スイープ入出金が利用可能です。証券口座から引き落としにしている場合でも、積立時に楽天銀行から自動で入金されるシステムです。

マネーブリッジを利用している場合、積立日に証券口座への入金を忘れる心配もありません。


平均的な価格で投資が可能

毎営業日に積立を行うことにより、平均的な価格で投資信託を購入することができます。

一定額を購入していても、投資信託の価値が下がっている場合はたくさんの口数が手に入ります。

対して投資信託の価値が上がっている時は少量の購入となり、高い時にたくさん購入してしまう心配がありません。

もちろん安い時を見極められる場合は単発での購入が向いていますが、ファンドの価値変動の見極めは難しいものです。

急に値下がりした場合でも、値下がりした時に多く購入することで再度価値が上がった時の利益が大きくなります。


NISA口座での取引のため非課税

NISA口座での取引のため非課税

毎日積立は積立NISA口座のみで利用できるサービスのため、毎年40万円まで非課税で運用できます。

また非課税期間は一般NISA口座に比べて長く、最長20年間非課税での運用が可能です。

毎日積立で得た利益はすべて税金がかからないため、確定申告の必要がなく貯金代わりにもなります。


楽天スーパーポイントが利用できる

楽天証券の毎日積立がお得な理由は、楽天スーパーポイントで購入できるためです。

まだサービス導入は行われていませんが、2018年春にサービス開始予定です。他の証券会社に比べ、使わないポイントを活用して毎日積立ができます。

楽天スーパーポイントを保有している場合、その分を投資に回すことができるため投資の利益も生まれやすくなります。現状楽天スーパーポイントを利用して積立が行えるのは積立NISAの毎日積立のみです。


短期間での投資が可能

短期間での投資が可能

毎日積立は自由に期間設定を行うことができます。積立NISA口座の場合、最長で20年間非課税運用が可能ですが、取引を必ず行う必要はありません。

たとえば、1年のうち数か月だけ毎日積立をすることも可能です。毎月積立を行うより、毎日同じ額の積立を行った方が短期間で目標額に到達します。


まとめて積立が併用できる

楽天証券では、積立NISAでまとめて積立が利用可能です。一つずつ設定を行う必要がなく、複数の投資信託をまとめて積立設定できるため便利です。

複数の投資信託で積み立てることで、よりリスク分散を行うことができます。


100円から積立ができる

100円から積立ができる

楽天証券の毎日積立は、100円から積立額を設定できます。もし100円ずつ245日積立を行うと年間24,500円です。

100円ずつであれば複数の投資信託を毎日積立しても、年間の投資資金は少額設定できます。10万円程度予算がある場合、4種類の投資信託を100円ずつ毎日積立することが可能です。


楽天スーパーポイントがもらえる

積立NISAはハッピープログラムの対象です。毎日積立は投資信託に当たるため、残高10万円ごとに毎月4ポイントが貯まります。ハッピープログラムはマネーブリッジを設定しているかたのみが利用できるサービスのため、毎日積立を行うなら設定しておくことをおすすめします。

楽天銀行の口座が必要ですが、マネーブリッジ設定後に自動スイープ入出金を設定することでハッピープログラムの取引件数を稼ぎ、楽天ポイントを貯めることもできます。自動スイープ入出金を設定することで楽天銀行と楽天証券間で振込が発生するためです。


国の定めた基準を満たした投資信託のみがそろっている

積立NISAで取り扱われる投資信託は、国が定めた基準を満たしています。手数料は無料と定められているため、販売手数料は発生しません。また信託報酬も一定の基準が設けられています。

たとえば国内インデックス投信は0.5%が上限です。信託報酬が安い投資信託の中から選択することができ、最低限の手数料で投資を行うことができます。

原則インデックス投信が基本ですが、アクティブタイプの投資信託は継続的に投資家の支持を受け規模も拡大しているもののみ対象です。投資初心者の場合でも、一般口座に比べて投資信託の種類が厳選されているため選択が容易です。


積立NISAのキャンペーンに参加できる

積立NISAのキャンペーンに参加できる

楽天証券では随時お得なキャンペーンを実施しています。

例えば、2018年7月から9月の間には「つみたてNISAデビューキャンペーン」として、以下のキャンペーンを実施していました。

NISA口座の新規開設で、抽選で2,000名に2,000円をプレゼント
つみたてNISAではじめて取引すると抽選で1,000名に3,000円プレゼント

キャンペーン内容は随時変わっていますので、最新のキャンペーン内容は楽天証券の公式サイトで確認してください。

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まとめ

まとめ

ここまで、楽天証券の毎日積立について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • 楽天証券の毎日積立は積立NISAで利用可能
  • 積立額は一日100円から
  • 積立NISAで毎日積立することで非課税で投資ができる

楽天証券は現在のところ、積立NISA口座のみで毎日積立が可能です。積立額は100円から設定することができ、投資信託の購入期間も自由に設定できます。

積立NISAは最長で20年間非課税で投資を行うことができる他、ハッピープログラムの対象サービスです。また、マネーブリッジを設定している場合は自動スイープ入出金による楽天銀行からの振替も可能です。

毎日積立は少額からこつこつ積立が可能なサービスで、じっくり長期間投資を行いたいかたにぴったりです。楽天証券では楽天スーパーポイントで投資信託の購入も可能で、他の証券会社にはないメリットを得ることができます。

投資信託の保有残高によって楽天スーパーポイントが貯まるため、そのポイントを使って毎日積立を行うことも可能です。

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