SBI証券で外貨に投資できる商品と外貨の入出金、外貨決済の方法

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SBI証券で外貨に投資できる商品と外貨の入出金、外貨決済の方法

SBI証券は外貨に投資できる商品の取扱も豊富です。

FXなどの為替取引だけでなく、株式や債券なども海外の通貨に投資するものがあります。

外貨に投資を行いたい場合は、外貨入出金や外貨決済サービスを利用すると更に取引がしやすくなります。

SBI証券は外貨入出金にも対応し、債券の外貨決済も利用できるため使い方を確認しておきましょう。

ここではSBI証券で外貨に投資できる商品や、外貨入出金、外貨決済サービスの詳細をまとめています。


SBI証券で外貨に投資できる商品の種類と主な特徴

SBI証券では外貨にも投資できる

SBI証券では外貨にも投資できる

SBI証券は国内の投資商品だけでなく、外貨にも投資が可能です。外貨に投資できる商品の数は多く、複数の投資商品から選択できます。


SBI証券で外貨に投資できる商品

外国株式

米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアの9か国に投資が可能です。

SBI証券では外国株式を取引する場合は、外国株式取引口座の開設が必要です。総合口座と同時に申込ができるため、同時申込をした場合は別途処理の必要はありません。

すでに総合口座を開設済で外国株式取引口座が未開設の場合は、Webサイトログイン後に外国株式タブから口座開設・お取引までの流れから「今すぐ外国株式取引開設」ボタンをクリックします。

またはWebサイト右側の口座開設状況欄や、口座管理画面でも申込できます。


海外ETF

SBI証券では米国、中国、韓国、シンガポールの海外ETFが取り扱われています。

海外ETFは海外市場に上場している投資信託のことで、内容は通常の投資信託と変わりません。株式や債券など複数の投資商品がセットになっており、他の投資商品に比べてリスク分散が可能です。

上場されているため、株式と同じように市場取引ができることも特徴です。

一般のファンドに比べて手数料が安いため、投資信託を低コストで運用したいかたに向いています。


投資信託

投資信託の中には外貨に投資するものが多数あります。投資地域や国際株式、国際債券など投資信託の検索画面から詳細検索が可能です。

複数の投資地域が組み合わさっているものや、株式や債券だけでなくREITなどを扱う投資信託もあるため好みに合わせて選択ができます。


外貨建MMF

外貨建MMF

SBI証券の外貨建MMFは米ドル建が4種類カナダドル建、豪ドル建、NZドル建、南アフリカランド建、トルコリラ建が各1種類ずつ扱われています。

外貨建MMFは少額買付に対応しており、米ドル建の場合は10米ドルから買付が可能です。

円貨からの購入は最低5,000円に設定されています。積立サービスも利用でき、毎月5,000円から好きな外貨を選んで積立設定できます。

売買手数料は不要で、外貨決済サービスで受け取った外貨からMMFを買い付けることも可能です。

2016年1月より株式や投資信託との損益通算が可能になったこともあり、取引しやすい商品です。


FX

SBI証券では別途FX口座を開設すると、FX取引が可能です。SBI証券のFXでは26通貨ペアが取り扱われているため、好きな通貨を選んで取引が可能です。

FX取引は平日の為替市場が開いている間、原則24時間取引ができます。

SBI証券のFXは1通貨から取引ができることが特徴で、積立FXなどの自動注文にも対応しています。


外貨建債券

SBI証券では国内の債券だけでなく、外貨建の債券も取り扱われています。

米国、イタリア、フランスなどの国債や各通貨建の社債など取扱数も豊富です。米ドル建の商品数が多いですが、ユーロ建や豪ド建、南アフリカランド建など通貨の種類も選択できます。

SBI証券の外貨建債券は外貨決済に対応していることが特徴で、円貨だけでなく外貨で買付が可能です。

利金と償還金の受取も外貨受取を選択できます。


SBI証券はNISAでも外貨取引が可能

SBI証券のNISA口座では、一般口座と同様に外国株式や海外ETF、投資信託などが取り扱われています。

非課税で運用したいかたも、外貨取引が可能です。

NISA口座の場合一般口座とは異なる手数料形態が設けられているため、投資する商品によっては更にコストダウンが期待できます。


SBI証券の外貨の入出金、外貨決済の方法、手数料、注意点

SBI証券で外貨入出金を行う際の注意点

SBI証券で外貨入出金を行う際の注意点

SBI証券では外貨入出金を行う際、住信SBIネット銀行口座の開設が必須です。SBI証券で利用可能な外貨入出金サービスは、住信SBIネット銀行のみ対応しています。

その他の金融機関では外貨入出金ができないため注意が必要です。

また住信SBIネット銀行の円貨預金口座ではなく、別途外貨口座の保有が必須です。


SBI証券で入出金可能な通貨

SBI証券で外貨入出金可能な通貨は全部で7通貨です。

米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドル、南アフリカランド、香港ドルの入出金ができます。


住信SBIネット銀行の外貨入出金手数料

SBI証券と住信SBIネット銀行の外貨入出金手数料は、入金と出金どちらも無料です。

主なネット証券で外貨入出金サービスを利用する場合、円貨入出金と異なり手数料がかかるケースが大半です。

SBI証券は外貨入出金で手数料が発生しないため、外貨で取引したい商品もスムーズに買付できます。

入出金手数料はかかりませんが、住信SBIネット銀行で円貨を外貨に交換する際に手数料がかかります。


住信SBIネット銀行の為替コスト

米ドル 4銭
ユーロ 13銭
豪ドル 25銭
NZドル 25銭
カナダドル 25銭
南アフリカランド 14銭
香港ドル 5銭


SBI証券の外貨入金方法と特徴

SBI証券の外貨入金方法と特徴

住信SBIネット銀行を利用してSBI証券に外貨入金を行うには、インターネットで手続きが必要です。

利用可能時間は19時から19時30分のメンテナンス時間を除く24時間で、即時反映されます。

10通貨以上100分の1通貨単位で入金が可能です。米ドルの場合、10米ドル以上1セント単位で入金金額を決めることができます。

SBI証券のWebサイトにログインし、入出金・振替から外貨入金を選択すると手続きが可能です。

入金後は口座管理画面から口座(外貨建)を選択し、買付余力で確認できます。


SBI証券の外貨出金方法と特徴

SBI証券では、住信SBIネット銀行の外貨口座に出金手続きが可能です。

営業日の15時までに受付した出金指示は、翌銀行営業日に振込されます。15時以降の受付は翌々銀行営業日の振込です。

19時から19時30分のメンテナンス時間を除いて24時間利用が可能です。出金も入金と同様10通貨以上100分の1通貨単位で出金手続きができます。

SBI証券のWebサイトにログイン後、入出金・振替から外貨出金を選択し手続きを進めます。

出金手続きができているか確認したい場合は、入出金・振替から外貨入出金操作履歴画面で過去の履歴が閲覧可能です。

出金指示の取消も可能ですが、出金予定日の前営業日15時まで受付ができます。


外貨出金サービス利用時の注意点

外貨出金サービス利用時の注意点

SBI証券で外貨出金サービスを利用するには、事前に出金先金融機関口座を登録する必要があります。

出金先口座の登録や変更は、入出金・振替の外貨出金画面から手続き可能です。

反映は即時行われるため、出金前に口座登録手続きを済ませましょう。


SBI証券の外貨決済サービス

SBI証券では外貨建債券の買付、利金・償還金受取時に「円貨で受取」「外貨で受取」「外貨建MMF自動買付」の3種類から選択が可能です。

利金・償還金の受取方法は、あらかじめ通貨ごとに設定が可能です。設定はいつでも変更ができます。

外貨で受取を選択し、有利なレートに変わった時に日本円に交換すると為替差益を得やすいことがメリットです。


SBI証券の外貨決済サービスの利用方法

外貨建債券の買付時に、円貨決済と外貨決済の選択が可能です。

SBI証券のWebサイトにログイン後、取引から外貨建債券を選択し、買付を行います。買付方法の欄で外貨決済を選択すると、外貨で決済ができます。


外貨建債券の利金・償還金受取方法の設定

外貨建債券の利金・償還金受取方法の設定

利金・償還金の受取設定はSBI証券Webサイトログイン後、口座管理画面の口座(外貨建)から選択が可能です。

外貨建債券利金償還金受取方法指定のボタンをクリックし、各通貨の受取方法の欄を3種類から選択し、「変更」をクリックすると完了です。


SBI証券の外貨決済サービスの手数料

SBI証券では外貨決済サービスも手数料無料で利用できます。

為替変動による変化はありますが円貨への交換が好きな時期にできるため、より有利なレートで決済できることが特徴です。


外貨建債券で外貨決済サービスを利用する場合の注意点

外貨建債券の買付時に外貨決済サービスを利用する場合、あらかじめ外貨を入金しておく必要があります。

SBI証券に円貨のみ預け入れている場合は、円貨決済で購入します。

円貨決済では外貨と交換するために、為替取引の注文が行われます。円貨と外貨の交換には一定の手数料がかかるため注意が必要です。

また利金・償還金の受取方法は、初期設定では外貨受取に設定されています。外貨建MMFを自動買付したい場合や、円貨で決済したい場合は事前に変更が必要です。

債券によっては円貨決済型のみ利用可能な商品もあるため、購入前に確認しておきましょう。


まとめ

まとめ

ここまでSBI証券で外貨に投資できる商品や、外貨決済サービスについて見てきました。

内容をまとめておきましょう。

  • SBI証券では株式、債券、投資信託など外貨投資できる商品が多数ある
  • 住信SBIネット銀行を利用して外貨入出金も可能
  • 外国債券の買付や利金・償還金受取では外貨決済も利用できる

SBI証券では外貨に投資できる商品が多く、外国株式や海外ETFなど多数の国の通貨に投資が可能です。

またFX取引では業界でもトップクラスの通貨ペアを取り扱っており、26種類の中から好きな通貨ペアを選択できます。

住信SBIネット銀行の外貨口座を開設している場合は、外貨入出金も可能です。SBI証券の外貨入出金は手数料がかからないことが特徴で、7種類の通貨に対応しています。

住信SBIネット銀行で円貨を外貨に交換し、SBI証券に入金できます。出金時も翌営業日または翌々営業日までに振込ができるため、他社に比べてスムーズです。

外国債券を買付する場合は外貨決済も利用可能で、決済後の資金を運用したい場合は外貨建MMF自動買付も選ぶことができます。

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