SBI証券の一般信用取引の種類と取引ルール、手数料

SBI証券の一般信用取引の種類と取引ルール、手数料

信用取引には制度信用取引と一般信用取引があります。

一般信用取引には返済期限の異なる取引方法が3種類あり、用途に応じて使い分けが可能です。

ここではSBI証券の一般信用取引の詳細を紹介します。


SBI証券の一般信用取引の種類と取引ルール、手数料

SBI証券の一般信用取引の種類

SBI証券の一般信用取引の種類

SBI証券では信用取引の返済期限が異なる3種類の取引方法があります。銘柄によって選択できる取引の種類は変わります。


無期限

返済期限が設定されていないため、長期投資を考えているかたに向いています。制度信用取引の場合6か月が上限ですが、一般信用の無期限を選ぶことで期限を気にせず取引が可能です。

ただしSBI証券側の都合で在庫不足になると、強制返済の可能性があります。


短期

SBI証券の一般信用短期は、15営業日に設定されています。2018年2月より制度が変わり、以前まで5営業日だったものが延長されました。

逆日歩が発生せず、空売りの費用が少ない点が魅力です。

株主優待取得目的でつなぎ売りを行う場合も、低リスクで取引が可能です。15日を超えて取引を続けた場合、強制決済が行われ手数料が発生するためその点は注意しましょう。


日計り

新規建の約定日当日が返済期限です。日をまたいで保有する場合には強制決済が行われるとともに別途手数料が発生します。

当日中に返済するデイトレードを希望するかた向けの取引方法です。

日計り取引の特徴は、1注文の取引金額が300万円を超えるかどうかで買い方金利が変化する点です。300万円以上の場合は買い方金利が0.00%のため、コストが軽減します。HYPER空売りの場合も0.00%です。


一般信用取引の取引ルール

取引が可能なツールは以下の通りです。

  • Webサイト
  • HYPER SBI
  • モバイル端末
  • コールセンター

コールセンターでの注文は原則無期限の新規買建、返済売、現引のみ利用可能です。


取引可能時間帯

Webサイト・モバイル端末

信用買い メンテナンスなどを除く24時間
信用売り 当日19時頃から翌営業日15時


コールセンター

年末年始以外の平日8時から18時


一般信用取引の手数料

SBI証券ではスタンダードプランとアクティブプランの2種類から手数料プランを設定できます。

スタンダードプランは1回の注文ごとに手数料が発生し、アクティブプランは1日の取引金額合計で手数料が決まります。


スタンダードプラン

10万円まで 税込97円
20万円まで 税込145円
50万円まで 税込194円
50万円超 税込378円


アクティブプラン

10万円まで 0円
50万円まで 税込258円
100万円まで 税込515円
以降100万円増加ごとに税込432円ずつ追加されます。


大口優遇手数料適用の場合

SBI証券で約定日の前営業日の未決済建玉代金合計または、約定日の前営業日の新規建約定金額合計が5,000万円以上の場合大口優遇手数料が適用されます。

大口優遇では、スタンダードプランとアクティブプランどちらを選んだ場合でも金額にかかわらず一般信用取引の取引手数料が無料です。

大口優遇の判定は毎営業日行われ、基準を満たした場合は翌営業日の手数料が無料です。


取引手数料以外のコスト

一般信用取引では、取引手数料以外にもコストがかかります。

一般信用取引の返済期限によってコストは変化するため、コストと返済期限を両方確認して取引を進めることがおすすめです。


無期限取引にかかるコスト

買い方金利
3.09%

貸株料
2.00%


短期

貸株料
3.90%


日計り

買い方金利
1注文の約定金額300万円以上
0.00%

1注文の約定金額300万円未満
2.00%

HYPER料
HYPER空売りを利用する場合、銘柄ごとに定められています。

SBI証券のWebサイトにログイン後確認が可能です。


大口金利優遇適用の場合

一般信用取引無期限の買い方金利が2.90%に軽減されます。

大口金利優遇は1か月ごとに判定されます。信用新規約定金額が1か月で5億円以上または毎月20日時点の建玉残高が5億円以上の場合大口優遇金利の対象です。

大口優遇金利は判定後、翌月1か月間です。


SBI証券の一般信用「短期売建」銘柄の確認方法と更新タイミング

短期売建銘柄の特徴

短期売建銘柄の特徴

短期売建銘柄と無期限売建銘柄には、同じ銘柄は存在しません。

短期売建銘柄は主に株主優待取得のために利用するかたが多く、権利付き最終日が近づくと売建受注枠が減少します。

受注枠がなくなると「受付不可」の状態になり、売建ができません。受注枠の表示には「余裕あり」と「残りわずか」もあり、状況をチェックできます。

SBI証券の短期売は期間が15営業日までに設定されているため、権利付き最終日の15営業日前から買付が可能です。

15営業日分の手数料と、株主優待による利益を比較した上で取引を考えることがおすすめです。権利付き最終日の詳しいスケジュールはSBI証券のWebサイトでも公開されています。


SBI証券の短期売建銘柄の確認方法

SBI証券で一般信用取引の短期売建が可能な銘柄は、SBI証券のWebサイトにログイン後の一般信用売り銘柄一覧から確認が可能です。

個別銘柄の銘柄コード検索も可能ですが、信用区分で絞り込みができます。

信用区分で「短期銘柄」を選択すると、短期売建が可能な銘柄が一覧で表示されます。


株主優待のある銘柄を検索したい場合

SBI証券ではWebサイトログイン後、国内株式の画面から「株主優待で探す」をクリックします。

この画面では株主優待銘柄を検索できますが、つなぎ売りが可能な銘柄も検索可能です。

条件をつなぎ売りに設定し、一般売りを選択すると一般信用取引でつなぎ売りが可能な銘柄が表示されます。


株価情報の更新タイミング

SBI証券の株価情報は、ログイン後原則リアルタイムで更新されます。

株価情報や前日比など株価に関する情報は手動または自動更新から選択可能です。

信用売残・信用買残、前週比は週の第2営業日17時頃更新です。


まとめ

まとめ

ここまでSBI証券の一般信用取引について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • SBI証券の一般信用取引は無期限、短期、日計りの3種類ある
  • 制度信用取引に比べて返済期限やコストの面でお得
  • 短期売建銘柄は一般信用売り銘柄一覧などで確認可能

SBI証券では制度信用取引だけでなく、一般信用取引が利用できます。

一般信用取引の無期限は、返済期限が設定されていない点が魅力です。また大口取引を行っている場合金利や手数料も優遇されます。

一般信用の短期売建は、返済期限が15営業日に設定されています。他社に比べて返済期限がやや長く、株主優待取得のためのつなぎ売りにも使いやすいことが魅力です。

デイトレードを希望するかたは、日計り取引がおすすめです。日計り取引でもHYPER空売りが可能で、信用売りができます。

取引手数料はどの種類でも変わりませんが、金利や貸株料、逆日歩などのコストはそれぞれ異なります。

利用する目的に応じて、返済期限とかかるコストを確認しておきましょう。

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