SBI証券の出金方法の種類と最速で出金する方法

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SBI証券の出金方法の種類と最速で出金する方法

SBI証券では銀行振込、ATMカード出金、コールセンターでの出金指示に対応しています。

それぞれ出金にかかる手数料や時間などは異なるため、出金までにかかるコストや時間を確認した上で出金方法を決めましょう。

またSBI証券でATMカード出金を行うには、ATMカードを別途作成する必要があるため注意が必要です。


SBI証券の出金方法の種類と手数料

銀行振込

銀行振込

銀行振込による出金はSBI証券側が手数料を負担するため、振込手数料は無料です。Webサイト、スマートフォン、モバイルサイトから出金指示できます。


Webサイトからの出金方法

マイページの入出金・振替タブから出金を選択し、出金指示金額を入力します。出金額は出金指示可能額以内で設定が可能です。

取引パスワードを入力し、出金指示確認ボタンを押して手続きを進めます。


スマートフォンサイトからの出金方法

ログイン後に入出金メニューを選択し、出金タブをタップします。金融機関名、出金可能額が表示されるため、出金金額と取引パスワードを入力し手続きを進めましょう。

確認ボタンをタップすると、出金内容確認画面に遷移します。内容確認後出金実行ボタンをタップすると手続き完了です。


モバイルサイトからの出金方法

ログイン後口座管理から、出金・振替指示画面へ遷移します。「指定銀行へ振込」を選択して、出金指示金額と取引パスワードを入力すると手続きが進みます。

確認ボタンを押すと内容確認画面へ遷移するため、内容確認後出金・振替指示ボタンを押して手続きを完了させましょう。


ATMカード出金

ATMカード出金

SBI証券専用のATMカードを発行しているかたのみ利用が可能です。キャッシュカードまたはSBI証券JCBカードを利用して、セブン銀行とゆうちょ銀行ATMから出金できます。

ATM出金の限度額は1日あたり50万円が上限です。また取引の最低金額は5,000円に設定され、1,000円単位で出金できます。

なお設置ATM側の限度額やSBI証券の設定で、上限が50万円以下になることもあります。SBI証券の初期設定では10万円が上限に設定されているため、必要に応じて変更を行いましょう。

上限金額の変更はマイページの入出金・振替からATMカードを選択し、ATMカード利用状況画面へ移動します。ATMカード設定状況から設定変更をクリックすると手続きが可能です。

ATMカード出金は利用ATM、出金時間帯によって手数料が異なります。


セブン銀行

曜日にかかわらず7時から19時 無料
上記以外の時間帯 108円


利用可能時間

平日 0時5分から23時55分
土曜 0時5分から7時、8時から23時
日曜 2時から23時55分


ゆうちょ銀行

曜日や時間帯にかかわらず216円


利用可能時間

平日 0時5分から23時55分
土曜 8時から23時
日曜 2時から20時
祝日・12月31日 0時5分から20時


コールセンター

コールセンター

SBI証券ではWebサイトだけでなく、コールセンターでも出金指示を受け付けています。オペレーターへ直接出金指示を依頼します。

出金指示可能額の範囲内で出金できるため、手数料は設定されていません。


SBIハイブリッド預金

SBIハイブリッド預金を利用しているかたは、SBI証券の買付余力とSBIハイブリッド預金の残高が連動しています。

そのためSBI証券から銀行振込で登録口座へ振り込む他、SBI証券のATMカードを保有している場合はATMから直接出金も可能です。

またSBIハイブリッド預金残高は住信SBIネット銀行で振替処理を行うと、代表口座へ移動することもできます。


SBIハイブリッド預金残高の出金方法

SBI証券から銀行振込で出金する

通常の出金可能額を出金する時と同様に、入出金・振替タブの出金メニューから出金が可能です。

出金先はSBI証券に登録している出金先口座で、手数料は無料です。


ATMカードで出金する

通常のSBI証券入金分と同様に、セブン銀行とゆうちょ銀行から出金できます。手数料はセブン銀行とゆうちょ銀行の手数料設定に準じます。


コールセンターへ依頼する

SBI証券のコールセンターでも、SBIハイブリッド預金残高を出金手続き可能です。


住信SBIネット銀行で振替処理を行う

住信SBIネット銀行のマイページで、振替先から代表口座を選択します。振替手続きは即時可能で、手数料も無料です。

その後住信SBIネット銀行のキャッシュカードや、他行振込処理で出金ができます。


外貨出金の場合

SBI証券では米ドル・ユーロ・豪ドル・NZドル・カナダドル・香港ドル・南アランドの入出金を受け付けています。

出金方法は住信SBIネット銀行への出金のみですが、手数料は無料です。


SBI証券から最速で出金する方法

SBI証券から最速で出金できる出金方法

SBI証券から最速で出金できる出金方法

SBI証券では、Webサイトからリアルタイム出金を行うことはできません。銀行振込では処理に時間がかかり、コールセンターも同様です。

SBI証券のATMカードを持っている場合は、コンビニやゆうちょ銀行ATMで即時出金できます。

またSBIハイブリッド預金を設定している場合には、住信SBIネット銀行で代表口座に振替処理を行うと住信SBIネット銀行のキャッシュカードで即時出金できます。

もしSBI証券に入金しているお金を当日中に出金したい場合、SBI証券のATMカードまたはSBIハイブリッド預金の設定は必須です。

SBIハイブリッド預金の場合住信SBIネット銀行で振替処理の手間がかかることを考えると、SBI証券のATMカードを使った出金方法が最速で出金できる方法です。

ATMカードはキャッシュカードなら無料で作成ができます。再発行以外はコストがかからないため、近くにセブン銀行やゆうちょ銀行ATMがあるなら作っておくことをおすすめします。


それぞれの出金方法ごとの最速出金方法

銀行振込の場合

銀行振込の場合、毎営業日15時30分までの手続きで翌銀行営業日に振り込まれます。15時30分以降の手続きは翌々営業日の振込になるため、注意が必要です。

銀行振込を利用して最速で出金するには、SBI証券の営業日の早い時間に手続きを済ませます。また翌日が銀行営業日であることが最速で出金する条件です。


コールセンターの場合

コールセンターも、Webサイトの受付時間と同じ出金設定です。営業日の15時30分までに手続きが完了すると、翌銀行営業日に振り込まれます。


ATMカードの場合

ATMカードはセブン銀行、ゆうちょ銀行から出金が可能です。

どちらの銀行ATMも利用可能時間は長いため、夜間でも出金が可能です。セブン銀行ATMは9時から19時まで出金手数料が無料のため、その間に出金した方がコスト軽減につながります。

日曜日や祝日はゆうちょ銀行よりセブン銀行の方が利用可能時間が長いため、夜間に最速で出金したい場合はセブン銀行を利用しましょう。


SBIハイブリッド預金を設定している場合

SBIハイブリッド預金でも、SBI証券のATMカードで直接出金が可能です。

最速で出金したい場合はSBI証券でATMカードを作成しましょう。ATMカードを持っていない場合は、住信SBIネット銀行で代表口座へ振替指示後にキャッシュカードでATM出金する方法が最速です。


株式の売却代金を出金指示できる時期と振込までの期間

株式の売却と受渡日

株式の売却と受渡日

国内株式、外国株式を売却した場合、実際の受渡日は約定日と異なります。

国内株式の場合は約定してから3営業日後が受渡日です。外国株式の場合は国によって異なりますが、現地約定日から4営業日目または、5営業日目が受渡日です。

株式の売却代金が実際にSBI証券に入金されるのは、受渡日です。そのため買付余力と実際の出金可能額には差があります。

3日間ではなくSBI証券の営業日のみカウントされるため、土日や祝日を挟む場合は更に受渡日までの日数は長くなります。


株式の売却代金を出金指示できる時期

SBI証券で株式を売却すると、その時点で買付余力に反映します。投資商品の買付には利用可能ですが、出金できるまでには時間がかかります。

出金指示が可能になる時期は、約定日の翌営業日15時30分以降です。ただし日計り取引の場合のみ、約定日の翌々営業日15時30分以降に出金指示ができます。

出金を最短で行うためには、受渡日の前々営業日15時30分以降から前営業日15時30分までに出金指示を行う必要があります。それ以降の出金指示は、受渡日以降の振込です。

出金指示から実際の振込日まで時間がかかるため、株式の売却代金が出金先口座に振り込まれるまで1週間程度余裕を見ておくことが大切です。


株式の売却代金を出金指示してから振込までの時間

株式の売却代金を出金指示してから振込までの時間

約定日の翌営業日15時30分以降に出金指示を行うと、受渡日当日に振込が完了します。日計り取引の場合は受渡日当日まで資金拘束が行われるため、受渡日の翌日に振込が完了します。

ただしSBI証券でATMカードを保有している場合、通常取引だけでなく日計り取引の売却代金も受渡日当日の出金が可能です。

日計り取引が多く、受渡日当日に出金処理をしたい場合はATMカードを持っておくと便利です。


出金が外貨の場合

外国株式などを取引していて、出金が外貨の場合は住信SBIネット銀行を介して出金が可能です。

外貨出金は、毎営業日15時までの出金手続きで翌営業日に振込が完了します。株式の売却代金を外貨出金する場合は、受渡日前に出金指示を行いましょう。


SBIハイブリッド預金を利用している場合

SBIハイブリッド預金を利用している場合、自動でSBI証券の買付余力がSBIハイブリッド預金残高に移動します。

株式の売却代金は、通常受渡日の当日にSBIハイブリッド預金残高へ移動します。ただし日計り取引の場合は受渡日以降になる場合があります。

SBIハイブリッド預金から指定の出金先口座に振込処理を行うためには、通常の出金と同様にあらかじめ受渡日前に出金指示を行っておきましょう。


まとめ

まとめ

ここまでSBI証券の出金方法について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • SBI証券では銀行振込、ATMカード、コールセンターでの出金が可能
  • 当日出金をしたい場合はATMカードがおすすめ
  • 株式の売却代金は原則受渡日に出金が可能

SBI証券には複数の出金方法があり、通常は銀行振込による出金が一般的です。銀行振込は原則翌営業日または翌々営業日の着金となり、出金にはやや時間がかかります。

コールセンターへの依頼もWebサイトの締切と同様で、差はありません。

ただしATMカードを作成している場合や、住信SBIネット銀行と連携しSBIハイブリッド預金を利用している場合は当日出金も対応が可能です。

ATMカードを作成している場合は出金可能額の範囲内で、1日50万円まで出金手続きができます。取引単位が5,000円以上1,000円単位のため、少額出金や端数を出金したい場合は銀行振込かコールセンター振込のどちらかを選択しましょう。

外貨出金の場合は住信SBIネット銀行への出金のみですが、複数の外貨出金に手数料無料で対応しています。外国株式などを取引する場合は、外貨受取もおすすめです。

SBIハイブリッド預金はSBI証券からの銀行振込やATMカード出金にも対応していますが、住信SBIネット銀行の代表口座へ資金を振り替えることで即時出金が可能です。

株式の売却代金を出金する場合は、約定日ではなく受渡日が実際の出金日です。SBI証券では事前に出金指示を行うことで、受渡日当日の振込ができます。

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