ツバキナカシマ(6464)のIPO情報、公募価格、初値予想、仮条件
2015年12月16日に上場するツバキナカシマのIPO情報をまとめて紹介しています。
ツバキナカシマは自動車、オートバイ、電算機、工作機械に利用される鋼球の製造販売を行っている企業です。再上場案件でIPO規模も300億円超と大型ですので、注目度は高いですがIPO投資対象としてみるとなかなか危険な銘柄といえます。
仮条件や公募価格、初値予想なども随時掲載していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。それでは見ていきましょう。
ツバキナカシマのIPO基本情報
ツバキナカシマのIPOの基本情報は以下の通りです。
■ツバキナカシマのIPO基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
企業名 | ツバキナカシマ |
銘柄コード | 6464 |
市場 | 東証 |
主幹事 | 野村証券 |
幹事証券会社 | ゴールドマンサックス証券UBS証券三菱UFJMS証券みずほ証券大和証券SBI証券マネックス証券 |
上場日 | 12/16 |
ブックビル期間 | 12/1-12/4 |
申込株数単位 | 100株 |
仮条件決定日 | 11/30 |
仮条件 | 1,500円-1,650円 |
公募価格 | 1,550円 |
初値 | 1,620円 |
騰落率 | +4.52% |
ツバキナカシマは野村証券が主幹事で、幹事団にはゴールドマンサックス、UBSなど外資系証券が入り、国内の証券会社も大和、三菱、みずほ、SBI、マネックス証券がシ団に入っています。
大株主がカーライルグループで、売出もほとんどカーライルからということもあって野村を主幹事にして外資を副幹事に入れているのでしょう。
再上場、大型IPO、人気業種でないなど、多くのネガティブ要因がありますので、IPO参加自体も見送る人が多いですが、SBI証券が幹事に入っているので、IPOチャレンジポイントだけは狙っていった方が良いでしょう。
<12/16:追記>
ツバキナカシマの初値は1,620円をつけましたね。騰落率は+4.52%となんとかプラス圏内で初値をつけました。当サイトとしても予想通りの初値がつきました。
ツバキナカシマの直近業績
■ツバキナカシマの直近業績(単位:百万円)
2016.12(予想) | 2015.12(実績) | 2014.12(実績) | |
---|---|---|---|
売上高 | 39,000 | 36,049 | 30,248 |
営業利益 | 7,000 | 5,218 | 5,395 |
経常利益 | 6,300 | 6,427 | 5,737 |
純利益 | 4,600 | 3,843 | 3,654 |
東証1部への再上場ですので、業績は堅調で利益規模も大きくなっています。
2016年12月期の予想業績ベースでEPSは109円、予想PERは約15.15倍です。
類似企業の予想PERは10倍程度ですので、上述したネガティブ要因が多いことを考えると強気の株価設定といえます。
ツバキナカシマの注目度と初値予想、騰落率、収益
■ツバキナカシマの注目度と初値予想
項目 | 内容 |
---|---|
注目度 | C |
想定仮条件 | 1,500円 |
予想初値 | 1,600円-1,800円 |
想定IPO収益 | 10,000円-30,000円 |
ツバキナカシマは鋼球の製造販売を行っている企業で、自動車、工作機械などに利用されており、売上、利益ともに堅調です。
ただしIPO的に見ると、再上場の案件で売り出しのみ、IPO規模も300億を超えて大型となり、事業的な派手さもない、その上株価も強気と来ているので、IPOラッシュの12月ということも考えるとかなり厳しい案件といえそうです。
ネット上でも否定的な意見が多く、12月IPO銘柄の中でも一番きついのではないかと考えている人が多いようです。当サイトでの評価もC(見送り)としました。
SBI証券で配分があるのでIPOチャレンジポイント狙いの申込は忘れないようにしておきましょう。
公募割れの可能性もありつつ野村の販売力もあるので、初値は一応1,600円から1,800円と予想しました。
1単元は100株ですので、予想初値であればもしIPOが当選すると公募価格(1,500円)から見ると10,000円から30,000円くらいの収益が期待されます。公募割れの危険もありますので、購入は慎重に行う必要があります。
IPOチャレンジポイントの当選ラインと使うべきか
当サイトではSBI証券のIPOチャレンジポイントは1ポイント1,000円以上の価値で使用できるようであれば使用する効率的な利用を推奨しています。(必ずしもS級注目銘柄に全ポイントを突っ込むのが正しいと考えていません。)
上述した通り、ツバキナカシマのIPOはかなり厳しいのでIPO申込は見送りの姿勢で、IPOチャレンジポイントも使用する必要はないでしょう。
人気もないでしょうから抽選でも十分IPOの配分が狙えるといえます。予想初値通りだと10,000円から30,000円の利益が見込めますので、10ポイントから30ポイントでIPO権利が取れると1ポイント1,000円でポイントを使えたことになりますが、抽選で当たったのかよくわからないことになりますので、やはり今回はIPOチャレンジポイントを使用するべきではありませんね。
個人的には今回IPOチャレンジポイントを使用しません。
SBI証券ではIPOチャレンジポイントを使用しなくてもIPO抽選に申し込み落選することでIPOチャレンジポイントを1ポイントゲットすることができます。
IPOチャレンジポイントを1ポイント1,000円と考えると、SBI証券でブックビルディングに参加しないのは毎回1,000円ずつ損をしていることになりますので、口座を持っていない人は早めに申し込みをするようにしましょう。
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