ビジョンのIPO情報、公募価格、初値予想、仮条件

最終更新日: 2015年12月22日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2015年12月21日に上場するビジョンのIPO情報をまとめて紹介しています。

ビジョンはグローバルwifiのレンタル事業を運営している企業です。海外出張や海外旅行で役立つ世界200か国で利用できるグローバルなwifiルーターをレンタルして、定額パケット制で料金をもらうビジネスです。

その他に訪日外国人向けのwifiレンタル事業(インバウンド事業)や電話回線代行、法人携帯サービスなども手掛けています。

事業内容的に成長余地たっぷりで訪日外国人向けなどトレンドのワードも入った企業ですので、12月のIPOラッシュの中でも要注目の企業です。何とか当てたいという人も多いと思いますので、ビジョンのIPOの内容や幹事証券などを見ていきましょう。

仮条件や公募価格、初値予想なども随時掲載していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。それでは見ていきましょう。

ビジョンのIPO基本情報

ビジョンのIPOの基本情報は以下の通りです。

■ビジョンのIPO基本情報

項目 内容
企業名 ビジョン
銘柄コード 9416
市場 マザーズ
主幹事 みずほ証券
幹事証券会社 SBI証券
SMBC日興証券
岡三証券
東海東京証券
マネックス証券
極東証券
上場日 12/21
ブックビル期間 12/3-12/9
申込株数単位 100株
仮条件決定日 12/1
仮条件 1,800円-2,000円
公募価格 2,000円
初値 2,213円
騰落率 +10.6%

ビジョンの主幹事はみずほ証券で、幹事団にはSBI証券、SMBC日興証券、マネックス証券、岡三証券、東海東京証券などが入っています。

主幹事みずほ証券ですが、SBI証券が17%の配分を受けた副幹事で入っていますので、SBI証券で当選のチャンスです。またマネックス証券も幹事団入りしていますので、ネット系の証券会社を利用しているIPO投資家にとってはチャンスの銘柄といえます。

2%とはいえSMBC日興証券も幹事団入りしていますので、SBI証券、マネックス証券、SMBC日興証券は最低限申込をしたいですね。期待の銘柄でIPO抽選は激戦となりますので少しでも当選確率を高めるため、複数証券会社からの申込はマストで取り組んでいきたいです。

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  • <12/10追記>
    ビジョンの公募価格が2,000円に決まりました。

    <12/21追記>
    ビジョンの初値は2,213円でしたね。騰落率にすると+10.6%となり一応公募価格からは値上がりしました。ただ予想通り大きな値上がりはしませんでした。当選された方はおめでとうございます。


    ビジョンの直近業績

    ■ビジョンの直近業績(単位:百万円)

    2015.12(予想) 2014.12(実績) 2013.12(実績)
    売上高 12,319 10,185 9,203
    営業利益 744 286 10
    経常利益 782 324 29
    純利益 581 275 75

    ビジョンの業績は堅調で、成長性も十分なので、文句のつけようがない業績という感じですね。

    主力のグローバルwifiは更なる成長が期待される分野ですし、インバウンド事業は訪日外国人の増加に伴い堅調に伸びていくことが期待されます。

    2015年12月期の予想業績ベースでEPSは75円、予想PERは約26.7倍です。

    類似企業はPER10倍から30倍の企業が多いので、公募価格から大幅な値上がりは望めなさそうですが、フリービットがPER90倍となっていたりもしますので、若干大化けも期待できる銘柄です。

    ただし、今回はIPOの規模が50億円相当と大きく、同日にIPO人気しそうなマイネットも上場予定ですので望みは薄いと思います。


    ビジョンの注目度と初値予想、騰落率、収益

    ■ビジョンの注目度と初値予想

    項目 内容
    注目度 B
    想定仮条件 2,000円
    予想初値 2,200円-2,600円
    想定IPO収益 20,000円-40,000円

    ビジョンは通信事業でインバウンド需要も取り込めるため、事業内容的には人気化しそうな銘柄です。

    とはいえ、予想PERが約26.7倍と類似企業の中でも高めの水準となっていますので、初値で大きく値上がりは考えづらいのかなと思います。

    通信事業は堅い事業ですが、急に大きく収益性を伸ばすということも考えづらい業種ですからね。

    ネットでの注目度も高めですが、IPOが相次ぐことと高めの株価もあって評価は割れています。

    当サイトのIPO評価もB(普通)としています。当選したら手堅くもうけることはできそうなので申込はしますが心がうきうきするような銘柄ではありませんね。

    初値については2,200円から2,600円くらいの初値を予想しています。

    1単元は100株ですので、予想初値であればもしIPOが当選すると想定仮条件(2,000円)から見ると20,000円から40,000円くらいの収益が期待されます。


    IPOチャレンジポイントの当選ラインと使うべきか

    当サイトではSBI証券のIPOチャレンジポイントは1ポイント1,000円以上の価値で使用できるようであれば使用する効率的な利用を推奨しています。(必ずしもS級注目銘柄に全ポイントを突っ込むのが正しいと考えていません。)

  • SBI証券のIPOチャレンジポイントのしくみと活用法

  • 上述した通り、ビジョンのIPOが当選すると想定される収益は20,000円から40,000円です。IPOチャレンジポイントを1ポイント1,000円として使うためには20ポイントから40ポイントくらいでIPOをゲットしないといけません。

    注目度的にはBからAというところですので、IPOチャレンジポイントでの割当は80ポイントから150ポイントが必要になると考えられますので、SBI証券の抽選分の割当が多いことを考えると今回は抽選にかけるのが良いのかなと感じます。ポイントを利用するのであれば50ポイントくらいを使って当たればラッキーというスタンスが良いでしょうか。

    個人的には今回IPOチャレンジポイントを使用しません。

    SBI証券ではIPOチャレンジポイントを使用しなくてもIPO抽選に申し込み落選することでIPOチャレンジポイントを1ポイントゲットすることができます。

    IPOチャレンジポイントを1ポイント1,000円と考えると、SBI証券でブックビルディングに参加しないのは毎回1,000円ずつ損をしていることになりますので、口座を持っていない人は早めに申し込みをするようにしましょう。

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  • 2015年のIPO一覧


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