ランドコンピュータ(3924)のIPO情報、公募価格、初値予想、仮条件
2015年12月11日に上場するランドコンピュータのIPO情報をまとめて紹介しています。
ランドコンピュータは金融、医療、公共、流通企業向けにシステムコンサルティングを行い、ソフトウェアの販売、保守運用業務も行っている企業です。システムソリューションを中心にしたITコンサル企業ですね。
ネット系ではあるものの、ネット系の中では人気化しにくい業種ですし、東証2部上場銘柄ということで大人気ということはなさそうですが、堅調な業績や今の相場からIPOをゲットしたい投資家は多いと思いますので内容を見ていきましょう。
仮条件や公募価格、初値予想なども随時掲載していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。それでは見ていきましょう。
ランドコンピュータのIPO基本情報
ランドコンピュータのIPOの基本情報は以下の通りです。
■ランドコンピュータのIPO基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
企業名 | ランドコンピュータ |
銘柄コード | 3924 |
市場 | 東証2部 |
主幹事 | 野村証券 |
幹事証券会社 | SMBC日興証券SBI証券みずほ証券SMBCフレンド証券岩井コスモ証券マネックス証券エース証券など |
上場日 | 12/11 |
ブックビル期間 | 11/25-12/1 |
申込株数単位 | 100株 |
仮条件決定日 | 11/20 |
仮条件 | 1,710円-1,760円 |
公募価格 | 1,760円 |
初値 | 3,580円 |
初値騰落率 | +103.4% |
ランドコンピュータは野村証券が主幹事の銘柄で、副幹事にSMBC日興証券、SBI証券が入っているので、ネット系の投資家はこれらの証券会社からIPOの当選を狙っていくことになります
ネット証券で顧客ごとに平等な抽選を行うマネックス証券でもIPOの配分があるので、資金量が少ない投資家にとっても嬉しいIPOです。
値上がり幅は大きくないと予想されますが、手堅く稼ぐことが出来そうな銘柄なので、東証2部上場で人気を落とすなら、むしろ積極的にIPO当選を狙っていきたい銘柄です。
管理人はSMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、岩井コスモ証券でIPO当選を狙います。
<12/11追記>
ランドコンピュータの初値は公募価格から+103.4%の3,580円でした。
その後はかなり下がりましたが、初値売りをした投資家にとっては大勝利でしたね。
ランドコンピュータの直近業績
■ランドコンピュータの直近業績(単位:百万円)
2016.3(予想) | 2015.3(実績) | 2014.3(実績) | |
---|---|---|---|
売上高 | 7,150 | 6,333 | 5,547 |
営業利益 | 466 | 372 | 204 |
経常利益 | 472 | 413 | 215 |
純利益 | 282 | 228 | 112 |
ランドコンピュータの業績は堅調に推移しており、東証2部上場とあって売上規模も数十億円と大きくなっています。システムコンサルティング会社ということで、今後も成長を続けていけるものと考えられますので将来的にも明るいといえます。
東証2部上場となるためIPOでの人気はいま一つとなりそうですが、初値は上振れるでしょうからIPOに当選したらもちろん嬉しい銘柄といえます。
2016年3月期の予想業績ベースでEPSは146円、予想PERは約12.1倍です。
類似企業を見ると予想PERは10倍から20倍の企業が多いので、その中では平均的からやや割安な水準に入る銘柄です。IPO時の相場にもよりますが、公募価格から数十%の値上がりが期待できるといえます。
ランドコンピュータの注目度と初値予想、騰落率、収益
■ランドコンピュータの注目度と初値予想
項目 | 内容 |
---|---|
注目度 | B |
想定仮条件 | 1,710円 |
予想初値 | 2,600円-2,800円 |
想定IPO収益 | 89,000円-109,000円 |
ランドコンピュータは金融や医療、公共機関向けのシステムコンサルティングやソフトウェア販売、保守運用をてがける企業です。
大人気とはなりませんが、業種的にはネット系に入り人気化することもあり要注目です。一方で東証2部上場銘柄ということで大きく値上がりするイメージが薄くその点を投資家がいやがりそこまで人気化しない可能性もあります。
業績自体は堅調ですので、人気化しないことをメリットととらえて上場後しばらくホールドするのも良いかもしれませんね。
ネット上では中立的な意見が多く、当サイトの評価もB(普通)としました。
12月のIPOラッシュの中で注目銘柄の資金を削ってまで応募をする必要性は感じませんが、当選したらぜひゲットしたい銘柄といえますので副幹事のSMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券からは全力申込をしておきましょう。
SMBC日興証券、SBI証券は3%の配分があるので普段のシ団銘柄よりは当選確率は高いです。
SBI証券は申込株数に応じて抽選がされますので、資金量が多いほど有利なので、すべての資金を集めてIPOに申込です。
予想初値は2,600円から2,800円と予想しました。
1単元は100株ですので、予想初値であればもしIPOが当選すると公募価格(1,710円)から見ると89,000円から109,000円くらいの収益が期待されます。
IPOチャレンジポイントの当選ラインと使うべきか
当サイトではSBI証券のIPOチャレンジポイントは1ポイント1,000円以上の価値で使用できるようであれば使用する効率的な利用を推奨しています。(必ずしもS級注目銘柄に全ポイントを突っ込むのが正しいと考えていません。)
上述した通り、ランドコンピュータのIPO初値は業種や業績から堅調である程度価格が跳ねる可能性もあります。
IPOが当選すると想定される収益は89,000円から109,000円です。IPOチャレンジポイントを1ポイント1,000円として使うためには89ポイントから109ポイントくらいでIPOをゲットする必要があります。
当選ラインはわかりませんが、不人気銘柄だと50ポイントから100ポイントでも当選する人がいますので、70ポイントくらいを使って応募すると割当があるかもしれません。
注目度が低い割には人気化する可能性は高いかなと思いますので、IPOチャレンジポイントの使いどころとしては結構面白い銘柄ではないかと思います。
個人的には別の銘柄でポイントを使ってポイントがないので、今回IPOチャレンジポイントを使用しません。
SBI証券ではIPOチャレンジポイントを使用しなくてもIPO抽選に申し込み落選することでIPOチャレンジポイントを1ポイントゲットすることができます。
IPOチャレンジポイントを1ポイント1,000円と考えると、SBI証券でブックビルディングに参加しないのは毎回1,000円ずつ損をしていることになりますので、口座を持っていない人は早めに申し込みをするようにしましょう。
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