一蔵(6186)のIPO情報、公募価格、初値予想、仮条件
2015年12月25日に上場する一蔵のIPO情報をまとめて紹介しています。
一蔵は着物の販売やレンタル事業や結婚式場の運営などの事業をしており、事業内容的には人気化しづらいですが、2015年の最後のIPOとなりますので、注目している人は多いと思います。
大トリ銘柄は上がりやすいという傾向もありますので、ぜひチェックしていきたいですね。
仮条件や公募価格、初値予想なども随時掲載していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
それでは見ていきましょう。
一蔵のIPO基本情報
一蔵のIPOの基本情報は以下の通りです。
■一蔵のIPO基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
企業名 | 一蔵 |
銘柄コード | 6186 |
市場 | 東証2部 |
主幹事 | 野村 |
幹事証券会社 | 高木岩井コスモむさしSBI証券など |
上場日 | 12/25 |
ブックビル期間 | 12/7-12/11 |
申込株数単位 | 100株 |
仮条件決定日 | 12/7 |
仮条件 | 1,150円-1,210円 |
公募価格 | 1,210円 |
初値 | 1,236円 |
騰落率 | +2.1% |
主幹事は野村証券で、ネット証券ではSBI証券がシ団に入っています。その他岩井コスモ証券、むさし証券も入っていますね。
<12/14追記>
一蔵の公募価格が1,210円に決まりました。
<12/25追記>
一蔵の初値は1,236円となりましたね。騰落率は+2.1%となり、ほぼ公募価格通りの初値となりました。予想通り初値は弱く、相場全体の弱さもあって予想初値の中でも低めの初値となりました。とはいえ、このような相場状況では公募割れしなく良かったと考えることもできますので、当選された方はおめでとうございます。
一蔵の直近業績
■一蔵の直近業績(単位:百万円)
2016.3(予想) | 2015.3(実績) | 2014.3(実績) | |
---|---|---|---|
売上高 | 13,774 | 13,065 | 11,734 |
営業利益 | 1,020 | 777 | 323 |
経常利益 | 1,005 | 755 | 302 |
純利益 | 639 | 509 | 150 |
2016年3月期の予想業績ベースでEPSは122円、予想PERは9.95倍。
類似企業のノバレーゼやエスクリの予想PERが10倍前後ですので、あまり上昇期待はできないかもしれませんね。
一蔵の注目度と初値予想、騰落率、収益
■一蔵の注目度と初値予想
項目 | 内容 |
---|---|
注目度 | B |
想定仮条件 | 1,130円 |
予想初値 | 1,200円-1,400円 |
想定IPO収益 | 7,000円-27,000円 |
一蔵は和服の販売やレンタル、結婚式場の運営と大きな成長が見込めない市場で人気化しづらく、市場も東証2部銘柄と地味な印象です。
ネットでの注目度も大きくはなく、評価はB(普通)としています。
予想PERは9.9倍と高くはありませんが、類似企業の予想PERも10倍前後ということを考えると上昇は見込みづらく、予想初値は1,200円から1,400円と見ています。仮条件の上限が1,200円ということを考えるとほとんど上昇が見込めないことになります。
1単元は100株ですので、予想初値であればもしIPOが当選すると想定仮条件(1,130円)から見ると7,000円から27,000円くらいの収益が期待されます。
IPOチャレンジポイントの当選ラインと使うべきか
当サイトではSBI証券のIPOチャレンジポイントは1ポイント1,000円以上の価値で使用できるようであれば使用する効率的な利用を推奨しています。(必ずしもS級注目銘柄に全ポイントを突っ込むのが正しいと考えていません。)
上述した通り、一蔵のIPOが当選すると想定される収益は7,000円-27,000円程度です。最大の27,000円と考えてもチャレンジポイントを1ポイント1,000円で使うには27ポイントでIPOをゲットしないといけません。
注目度が高くないとはいえ、Bランク銘柄であれば50ポイントから100ポイントが当選ラインと考えられますので、IPOチャレンジポイントの使用はおすすめできません。抽選で当たることを期待して狙っていきましょう。
個人的にも今回IPOチャレンジポイントは使用しない予定です。
IPOチャレンジポイントの使用がおすすめできないとはいえ、SBI証券からIPO抽選に申し込み落選することでIPOチャレンジポイントを1ポイントゲットすることができます。
一蔵のIPOの購入も不要と考えている人でも申込をしておくことをおすすめします。(万が一当選した場合は購入しなければOK)
IPOチャレンジポイントを1ポイント1,000円と考えると、SBI証券でブックビルディングに参加しないのは毎回1,000円ずつ損をしていることになりますので、口座を持っていない人は早めに申し込みをするようにしましょう。
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