投資信託の分配金について

最終更新日: 2014年6月11日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

投資信託は購入後の値上がりによる売買益以外に利益を上げる方法として、株の配当のように保有している投資信託に応じてお金が支払われる分配金という仕組みがあります。

分配金は単純にもらえるからいいというわけではないので、正しい理解をしてもっと投資信託をお得に活用しましょう。


分配金とは?

分配金は投資信託の運用で得た利益を投資家に分配するために支払われる株でいうところの配当金のようなものです。

分配金は投資信託の決算が行われる際に投資信託の運用会社の方針により支払われます。


分配金が支払われると基準価格は下落する?

分配金が支払われると投資信託の価格である基準価格が下落します。

これは投資信託の分配金が投資信託の資産から支払われるので、分配金が支払われると純資産額が下がり、純資産額をもとに計算をしている基準価格も下がるという理由によるものです。

分配金を支払うことで投資信託の資産が減るわけですので下がって当然ですよね。

分配金を支払うかどうかは運用会社の方針によって決まります。運用会社の方針によって毎月分配だったり、年1回だったり、まったく分配金を出さずに再投資に回すという投資信託もあります。

お金がもらえるので分配金は当然支払った方がいいように思えますが、実際は何とも言えません。

分配金は出す方が良い?

分配金を受け取ると分配金に対する課税があります。一方で分配金を再投資する分は課税はされませんので、再投資に回した方が課税分も再投資に回すことができるので経済的には合理的です。

経済的に合理的とはいえ、再投資分がまた利益を生むかはわかりませんし、心理的には確定した利益を欲するのが人間ですので、好みが分かれるところだと思います。

現状はすぐに現金でもらえる分配金は多い方がよいという人が多いようで、毎月分配型の投資信託が人気のようです。

このように分配金については好みがあるので、自分の考えとあっている分配金の方針をとっている投資信託を選択するのが賢明です。

購入前には分配金の方針についてもチェックするようにしましょう。

042490 POINT!

  • 分配金は投資信託の運用で得た利益を投資家に分配するために支払われる
  • 分配金が支払われると基準価格は下落する
  • 分配金を支払うかどうかは運用会社の方針によって決まる
  • 投資信託の購入前に分配金の方針は要チェック
  • 投資信託の基礎知識



    当サイトおすすめネット証券

    SBI証券は格安の手数料が特徴の最大手のネット証券です。

    手数料が安いだけでなく豊富な取扱商品、充実したサービスも含めた総合力が魅力で、口座数、売買代金ともに圧倒的なネット証券No1です。

    当サイトでもイチオシで、初心者からデイトレーダーや長期投資家などタイプを問わず、すべての投資家のパートナーになります。

    SBI証券の公式サイトはこちら SBI証券の詳細

    楽天証券

    楽天証券は安い手数料豊富な取り扱い商品充実したサービスで人気の大手証券会社です。

    口座開設や取引で楽天スーパーポイントをためることもでき、わかりやすい取引サイトにも定評があります。

    高機能ツールの「マーケットスピード」が簡単な条件で無料利用できる点も大きな魅力で、どんな人にもおすすめできる証券会社です。

    楽天証券の公式サイトはこちら 楽天証券の詳細

    マネックス証券は「今日の株価よりも10年後のあなたのために」を掲げ、ファンの多い長期投資向きのネット証券です。

    株式手数料は100円からと小口の取引手数料は業界最安水準で、投資初心者に優しくなっています。

    また、外国株式に強みがあり、手数料も安いので今後グローバルに投資をしたい方にもおすすめです。

    マネックス証券の公式サイトはこちら マネックス証券の詳細

    IPO投資におすすめの証券会社

    IPOは当選すれば高確率で値上がりが期待できる、超低リスクハイリターンの人気投資法です。

    人気ゆえに激しい競争率がネックで、当選は難しいと考えている人もいますが、コツをつかめば当選確率は驚くほど上がります。

    当サイトではIPOの当選確率を上げる方法おすすめの証券会社を紹介していますので、IPO投資に興味がある人はぜひ参考にしてください。

    IPO投資におすすめ証券会社ランキング

    サブコンテンツ

    このページの先頭へ