海外ETFの魅力
個人投資家の間で人気の海外ETFですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょうか。
海外ETFの魅力を検証したいと思います。
海外ETFのメリット
海外ETFのメリットは以下のものがあります。
各メリットについては内容を順に見ていきたいと思います。
海外の指数に直接投資ができる
海外ETFの最大の魅力はその投資対象です。
海外ETFの投資対象となっている海外の株価指数は普通に投資をしようとすると、数多くの銘柄に投資しなければならず、とても個人投資家の資金では同じ投資効果を狙った取引はできません。
これを資金を集めて投資信託とすることで実際の銘柄への投資は投資信託で行い、それを小口で売買可能にすることで、少ない資金でも株価指数に直接投資をしているのと同じ効果を得ることができます。
特に海外ETFは海外の株価指数を投資対象としているので、世界で最もメジャーなアメリカの経済指標NYダウや成長が期待できる新興国の中国、インドネシア等の株価指数にも直接投資ができます。この点は国内ETFとの違いです。
インデックスファンドと比較してコストが安い
次に、ETF全般の話になりますが、同じ投資効果のインデックスファンドと比較してコストが安い点も魅力です。
先ほどETFは「投資家から資金を集めて個人では投資が難しい指数に連動させるようたくさんの株を買い、それらを小口で投資家に売買してもらっている」と言いました。
実はこれは投資信託の特徴でもあり、ETFと同じ投資効果をもった投資信託もいくつかあります。それらの同じ投資効果をもった一般の投資信託とETFを比較した場合、投資信託のコストとなり、一定期間ごとに支払う必要がある信託報酬という手数料がETFの方が断然安くなります。
これがETFが投資家に向いた商品であるといわれる理由です。
リアルタイムに売買が可能
この点も一般の投資信託との比較になりますが、海外ETFは取引所に上場しているため、市場が空いていればいつでも自分の好きなタイミングで売買することができます。
一般の投資信託は通常1日1回の値段がつくので1日で値動きが激しくあった場合、適切な価格で売ることができない可能性があります。自分のタイミングで売買できるということはそれだけでメリットがあります。
海外ETFのみ投資ができる商品もある
最後に海外ETFのみ投資ができる商品がある点も魅力です。
海外ETFが投資対象としている株価指数等は一般の投資信託でも同様の商品が提供されていますが、一部海外ETFのみ投資が可能な商品があります。
それは「セクター別ETF」と呼ばれるものです。
例をあげると「S&Pグローバル一般消費財セクター」というETFであれば、連動する指数はトヨタやウォルトディズニーなど世界の一般消費に関わる企業に分散投資しているのと同じ投資効果を得ることができます。
一般の投資信託には現状ないだけなので、今後はわかりませんが、現時点でこういったひねりのきいた投資をしたいという方は海外ETFを試してみるとよいかもしれません。
以上が海外ETFのメリットです。
まとめ
海外ETFの魅力について見てきました。
海外ETFのメリットについて再掲すると以下の通りです。
海外ETFは海外の指数に直接投資ができるというわかりやすさと、同じ投資対象とした場合にインデックスファンドよりも信託報酬が安いことなどから投資家に人気商品です。
新興国の指数に連動した海外ETFもあるので、日本株以外に投資を広げたいという方におすすめの商品であるといえます。
海外ETFの基礎知識
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