日経225オプション取引とは
日経225オプション取引とは
1から学ぶオプション取引！オプション取引とはで説明していますが、オプション取引とは「ある商品を特定の価格で売買する権利」です。実際にオプションを取引する場合は証券会社で取引することになりますが、多くのネット証券で取り扱っているオプション取引は日経225オプション取引という商品です。
日経225オプション取引とはその名の通り、「日経平均株価」を売買する権利を取引する商品です。
「将来の特定の日」に「日経平均株価」を「決まった価格（権利行使価格）」で「買う権利」や「売る権利」を売買することになります。オプションの価値は日経平均株価によって左右されますので、日々変動する日経平均株価に連動して日経225オプションの価格も変動します。
一般的なオプション取引同様、日経225オプション取引にも期限があり、この「将来の特定の日」のことを「満期日」といいます。満期日に権利を行使して、オプションの権利行使科価格で売買することができます。
また満期日までその権利は反対売買することができます。日経225オプションの価格も日々変動していますので反対売買することで決済損益が発生します。
POINT！
取引時間は？
日経225オプションは大阪証券取引所に上場する金融商品です。そのため大阪証券取引所の取引ルールが適用されます。
取引時間についても大阪証券取引所の取引ルールで平日の9:00～15:15の日中立会と16:30～翌3:00の夜間立会の時間が取引が可能になっています。注文は日中立会の前と日中立会と夜間立会の間の時間以外は土日も注文受付可能になっています。
取引するにはいくら必要なの？
日経225オプション取引は先物取引などと同様に証拠金取引です。証拠金取引とは証拠金を証券会社に預けることで証拠金以上の取引を可能にするものです。
日経225オプションを取引するために必要な証拠金は以下の計算式で計算します。
SPAN証拠金額×証拠金掛目－ネットオプション価値の総額＋先物両建証拠金
SPAN証拠金は取引所等が設定する証拠金額で証拠金掛目は各証券会社で1～1.4程度で設定しています。
金額は変動しますが、1枚の取引であれば数万円程度で取引を開始することができます。
（買いと売りを両方買い建てする「両建て」という取引をすれば、計算上は最低0円でも取引することができます。）
POINT！
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