ローソク足の種類 – 【陽線7】トンボはその後の値動きを注意深く観察
相場の転換となりうるローソク足の形としてトンボというローソク足の形があります。
トンボはローソク足の胴体が薄くなっていて下ヒゲが大きく出た形のローソク足です。上ヒゲはあってもなくても関係なくトンボと呼ばれています。
胴体が薄いということは始値と終値がほとんど同じ水準であることを表していて、下ヒゲが長くついているということは一度大きく下げたことを示しています。つまり始値がついてから大きく株価が下落してその後始値付近まで値を戻して引けているという状態です。
このように始値と終値は同じくらいですが、日中の値動きが大きいという株価の動きをする時は、相場の転換点であることが多いです。値動きが荒くどちらにふれるかわかりづらいということから注意深く値動きを観察する必要があります。
トンボのローソク足
ローソク足の形 | 株価の状況 |
---|---|
始値、終値は近い水準にも関わらず安値が大きく下の水準にあり、下ヒゲが大きくついている状態。
日中の値動きが荒く相場の転換点を迎えているサインとなる。値動きを注意深く観察する必要がある。 |
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