ネット証券の入出金サービスを極める!入出金サービスについて
ネット証券のサービスについて
ネット証券ではインターネット上で株式取引をするために必要だったり、便利だったりするサービスをいくつも提供しています。
基本的なサービスでほとんどのネット証券で提供されていますが、サービス内容について知ることでよりネット証券を活用することもできますのでぜひご覧ください。
ということで、ネット証券で提供しているサービスについて紹介していきたいと思います。まずは入出金サービスです。
ネット証券における「入出金サービス」とは?
ネット証券で取引をするには口座開設してから、証券口座に入金をする必要があります。また取引を終えた場合、その資金を証券口座から出金させる必要があります。これを行うのが入出金サービスです。
入出金サービスは証券会社ごとにいくつかの方法が用意されています。今回はネット証券で提供されている代表的な入出金サービスについて見ていきます。
ネット証券が提供する入出金サービスは一般的に以下の方法が用意されています。
銀行振込
銀行振り込みによる入出金はもっとも一般的な銀行口座からの振り込みによる入金および登録している銀行への振込みによる出金です。
基本的には本人名義の口座からのみ入出金を受け付けています。
各社により異なりますが、振り込み手続き完了から1~2時間後、時間によっては翌営業日に証券口座へ反映する会社が多いです。
振替入金(ゆうちょ銀行)
振替入金は銀行振り込みと同じでやり取りする自分の銀行口座がゆうちょ銀行の場合、振替入金と呼ばれるようです。
こちらも銀行振込同様、本人名義のみが利用可能になっていて、振替手続き完了後の翌営業日に証券口座の買付余力に反映される会社が多いようです。
ATMカード
証券会社によっては自社でATMカードを発行して、銀行やコンビニのATMで入出金を可能にしているところもあります。
手数料がかかるところもありますが、買付余力への反映タイミングも即時に反映されます。
即時入金サービス
即時入金サービスはインターネットバンキングのしくみを使って、インターネットで入金の指示を行い、即時に証券口座への入金を行うものです。
原則平日は24時間入金が可能になっています。即時に買付余力に反映することができることから投資家に人気のサービスです。
提携金融機関のみ即時入金サービスが可能なので、各証券会社によって即時入金が可能な金融機関が異なっています。
なお、入金のみのサービスとなっています。
銀行預金残高を買付余力へのリアルタイム反映
一部の証券会社ではグループの銀行などがある場合、銀行の口座の残高を振替処理をすることなく自動的に買付余力に反映するサービスを提供しています。
代表的なところではSBI証券がグループの住信SBIネット銀行と提供している「SBIハイブリッド預金」というサービスがあります。
住信SBIネット銀行内に「SBIハイブリッド預金」という口座ができ、その口座内の残高は自動的にSBI証券の買付余力として使用可能になるというサービスです。逆にSBI証券の株の売却代金は即時に住信SBIネット銀行のハイブリッド預金の口座に反映されて代表口座などに振り返れば、出金の処理なく現金として使用可能になります。
さらに「SBIハイブリッド預金」の金利は優遇されており、普通預金金利よりも、場合によっては定期預金の金利よりも高い金利が設定されていることがあります。株式取引にも使えて普段の金利も高くなる本当によいサービスだと思います。
同じようなサービスとしては楽天証券と楽天銀行が提供している「マネーブリッジ」というサービスやauカブコム証券と三菱UFJ銀行が提供する「スーパー証券口座」というサービスも提供されています。
これらのサービスを提供しているネット証券を積極的に利用することをおすすめしますし、連携サービスを提供しているネット証券で取引をする際は提携銀行の口座を開設しておき機動的に取引を行いましょう。
以上が、ネット証券が提供する入出金のサービスです。
まとめ
ネット証券が提供する入出金サービスを見てきました。
ネット証券で提供されている一般的な入出金サービスは以下の通りです。
入出金サービスは基本的な機能なのであまり差別化できるポイントはありませんが、いざという時には急に資金を入れたり出したりできる証券会社を最低限選んでおきたいものです。
その上で「即時入金サービス」と「銀行預金残高を買付余力へのリアルタイム反映」はぜひ活用したいサービスで、対応している証券会社、銀行も限られているのでこの点に関してはネット証券の口座開設の前に確認して比較しておくべきポイントでしょう。
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