ネット証券の口座は複数持って徹底活用!
投資成績をあげる上で最も重要なのは「いつどんな株を買ったり売ったりするのか」という売買に関することだと思いますが、投資環境を整えることも運用成績を向上させることに役立ちます。
手数料が安ければそれだけ利益があがり損失は最小限になります。注文方法が豊富にあれば自分の投資戦略をより忠実に再現した注文ができ手間なくリスク管理することが可能になるかもしれません。取扱商品についても、例えば新興国のある国がよいと思っても、その国に投資する商品がその証券会社になければ機会損失が発生してしまうかもしれません。
このように投資環境は投資の成績に密接に関係します。そして株の売買などは不確実なものですが、投資環境については一定の知識があれば確実に整えることができます。これを見逃す手はありません。
投資環境を整えるためにネット証券を徹底的に活用することです。なのでこれからネット証券を活用する方法を紹介したいと思います。
もっとも簡単にできるのが複数のネット証券口座の使い分けです。
なぜネット証券の口座は複数持つとお得なのか?
よくいわれることですが、なぜネット証券の口座は複数持つとお得になるのでしょうか。
結論から言うと、ネット証券口座を複数持つことで各社のいいとこどりをすることができ、情報の取り漏れもなくなり、システム障害リスクも分散することができ、コストもかからないからです。
正直メリットばかりでひっかかるのは口座開設の手間くらいでしょう。ただメリットを考えると絶対に複数の口座を開いておくことをおすすめします。
たくさんある複数口座を開設しておくメリット
ネット証券には各社特徴があり、得意な分野が異なります。
例えばSBI証券は大手ネット証券の中では最も安い手数料体系を用意しているのに対して、auカブコム証券にはリレー注文やUターン注文など数多くの注文方法が用意されておりリスク管理に優れています。マネックス証券は外国株式に力を入れていて外国株の銘柄・情報が多く、手数料も安く提供しています。
このような状況で1社を選ぶということは得策ではなく、例えばSBI証券をメイン口座として国内株の取引はしつつ、複雑な注文を実現したいときはauカブコム証券、外国株式を買いたいときはマネックス証券などと使い分けをすることで各社のいいとこどりをすることができます。
1口座の時よりもコストをかけずによいサービスを受けることができるのです。
また提供している投資情報なども各社のアナリストが提供している情報であることが多いため、当然他社には提供していません。複数社の口座を持っていればこれらの情報はすべてチェックすることができ、情報の取り漏れがなくなります。株式投資は情報戦です。情報を多く入手して投資の精度を高めることができます。
さらにほぼすべてのネット証券は口座管理料などが無料で、口座を保有していてもコストがかかるわけではありません。なので、複数口座を持っていても追加のコストがかかるわけではなく、ノーリスクでメリットを享受することができます。これを見逃す手はありません。
実は一番重要かもしれないシステム障害リスクの分散
さらにさらに一番重要かもしれないのがシステム障害リスクの分散です。
ネット証券につきものなのがシステム障害のリスクです。システム障害とはネット証券のシステムに不具合が起きている状態のことで、症状は様々ですが、場合によっては売買ができないことなどもあります。こうなると予期せぬ損失が発生する可能性が非常に高くなります。またこのような状況が起きやすいのは相場が急変して株価が乱高下しているときなので損失も大きくなります。
このような状況を防ぐのに複数口座をもっていると役立ちます。1社で障害が起きていたら別の会社で取引をするということが可能になるからです。もちろんシステム障害が複数社で同時に起きる可能性もありますので、たくさん口座を持っていた方がよいです。が、入金の手間などを考えると10も20も口座を持ってシステム障害に備えるというのも現実的ではない(持っておいて損はないですが)ので、3,4社位の口座を開設しておくとシステム障害への備えとしてはよいのではないでしょうか。
まとめ
ネット証券の活用法として複数の口座をもつことを紹介しました。
複数口座をもつことのメリットは以下にまとめました。
当サイトとしても複数口座を持つことをおすすめしていますので、最強の投資環境をつくって勝利に近づきましょう!
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