GMOクリック証券のIPO抽選方法と入金が必要なタイミング
GMOクリック証券はFXのイメージが強い証券会社ですが、株の手数料も安くなっていてIPOの取扱もあります。
取扱が多いとは言えませんが、GMOグループの会社がIPOをする際には、当選期待が非常に高くなるため、IPO投資家は口座を持っておきたい証券会社です。
GMOクリック証券のIPO抽選のしくみや入金が必要なタイミングなどを見ていきたいと思います。
GMOクリック証券のIPO抽選方法
- 完全平等抽選
- 申込は1人1抽選権
GMOクリック証券の抽選は機械的に抽選を行い、いわゆる完全平等抽選です。
抽選に回った分は、運次第でどんな投資家にも当選のチャンスがあるのは公平で素晴らしいですね。
また、1人1抽選権となり、資金量の少ない投資家も平等に抽選のチャンスがあります。
SBI証券などは、申込口数に応じて抽選権が付与されるため、資金量が多い投資家が有利になります。
資金量が少ない投資家でも、機械抽選で平等に当選のチャンスがあります。
GMOクリック証券のIPO抽選配分
- 引受株数の100%を完全抽選
- GMOグループのIPO時がチャンス
GMOクリック証券では、引き受けた株数の100%をネット抽選に回しています。
引き受けた株数のすべてを抽選で配分してくれるのは嬉しいですね。
GMOクリック証券は、主幹事になることはなく、平幹事に入ることも少なく、IPOの取扱数は年間に1,2件と少ないです。
ただ、GMOグループがIPOする際に委託販売で入ることになるため、委託販売でも多くの株数が回ってきて当選確率は非常に高くなります。
IPOの取扱が少ないためライバルも少なく、抽選への配分割合が100%ということもあり、GMOグループのIPOの際は非常に当選確率が高くなります。
主幹事並みの当選確率（主幹事以上かもしれません）と言って良いので、GMOグループがIPOする際には最優先で申込をしたい証券会社です。
GMOクリック証券のIPOで入金が必要なタイミング
- BBと購入申込で2度申込が必要
- BB申込は前受金不要
- 購入申込時に入金は不要だが、午後3時までに入金が必要
- 当選後のキャンセルは不可
GMOクリック証券はいわゆる後期抽選型と呼ばれる抽選方法で、ブックビルディング（BB）と購入申込で2度申込が必要です。
BB申込→購入申込→抽選
となります。
BB申込時には前受金不要で、入金する必要なく申込ができます。
購入申込時点でも入金の必要はありませんが、購入申込日の午後3時までに入金しないと購入申込が無効になってしまうので、購入申込時点で入金をしておくとスムーズです。
購入申込日の午後3時に余力拘束がされ、抽選が行われます。
当選後のキャンセルは不可となっています。
GMOクリック証券の入金方法
- 銀行振込
- 即時入金
GMOクリック証券では、銀行振込と即時入金という2つの入金方法があります。
銀行振込は利用者ごとに振込専用口座が用意されていますので、そちらに振込で入金をします。
振込手数料は利用者負担となります。
即時入金はてえ数量無料でリアルタイムに入金をする入金方法で、GMOクリック証券の取引サイトから入金の指示をします。
即時入金は、各銀行のオンラインバンキングサービスやネット銀行を利用している必要があり、GMOクリック証券の即時入金に対応している金融機関は、以下の金融機関です。
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- 楽天銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
入金までのスピードや振込手数料を考えると、即時入金を利用するのが便利です。
GMOクリック証券の出金方法
- 振込出金
GMOクリック証券では、出金は登録金融機関への振込で行うことになります。
振込手数料は無料で出金でき、取引サイト上の「マイページ」＞「入出金・振替」画面で出金指示を出すことができます。
平日15:00までであれば翌営業日に出金でき、17時以降の場合は翌々営業日の出金となります。（15時から17時は出金受付時間外）
1回の出金は最低出金額1万円から1億円までとなっていて、口座残高が1万円以下の場合は全額出金となります。
ATMカードがないので、即時出金をすることはできませんが、一般的な出金方法といえます。
GMOグループのIPOに備えてぜひ持っておきたい穴場証券
GMOクリック証券はIPO取扱は少ないですが、GMOグループのIPOの時には無類の効果を発揮するため、GMOグループのIPOに備えて持っておきたい穴場証券です。
GMOグループの上場時には、主幹事よりも当選確率が高いと言われていますので、最優先で申込をしたいです。
委託販売での取扱となるため、IPO取扱の発表が直前になり、わかってから口座開設したのでは間に合わないため、早めに口座開設をしておきGMOグループ企業のIPOに備えましょう。
GMOグループはIT企業が多いので、人気化しやすく、1銘柄で50万円以上の利益が出ることもありますので、S級銘柄を高確率で当てることができる穴場証券会社です。
当選実績の多いSMBC日興証券、大和証券、SBI証券や、抽選の競争は激しいですが主幹事案件の多い野村證券など、IPO投資家に必須の証券会社の口座を開いた後は、年に数回大きな効果を発揮するGMOクリック証券の口座も作っておきましょう。
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