2018年4月のカブドットコム証券の手数料値下げ内容

最終更新日: 2021年6月4日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

2018年4月のauカブコム証券の手数料値下げ内容

2018年4月2日より、auカブコム証券の手数料や金利に変更がありました。

変更の内容は値下げで、以前より取引コストが軽減されています。変更は手数料全般ではなく一部のため、利用状況によって影響の程度は変わります。

ここでは2018年4月に行われた手数料値下げの詳細や、他社と比較した場合の手数料についてまとめました。


2018年4月のauカブコム証券の手数料値下げ内容

2018年4月発表の手数料値下げ内容

2018年4月発表の手数料値下げ内容

auカブコム証券では、2018年4月に信用取引手数料や買方金利の変更が行われました。

すべての手数料が変更されたわけではありませんが、主なネット証券の最低水準に合わせて手数料が値下げされています。

現物取引手数料やプチ株など、信用取引にかかわらない手数料は値下げの対象外です。


auカブコム証券の信用取引手数料の値下げ箇所

auカブコム証券で値下げが行われたのは、信用取引の約定金額50万円以下の部分です。

50万円を超える部分には変更がないため、1回の約定金額が50万円を超えることが多いかたにはそれほど影響はありません。


変更前の信用取引手数料

10万円以下 税込108円
20万円以下 税込198円
30万円以下 税込273円
40万円以下 税込383円
50万円以下 税込498円


値下げ後の信用取引手数料

10万円以下 税込99円
20万円以下 税込148円
50万円以下 税込198円

10万円以下、20万円以下の値下げ幅はそれほど大きくありませんが、最低水準に設定されているため他社との差がなくなりました。また30万円から段階的に設定されていた手数料が一律料金に変更されています。

特に普段40万円から50万円までの取引を行っていたかたは手数料が半額以下になり、値下げの恩恵を受けやすくなりました。

auカブコム証券の手数料変更は、売買手数料だけではありません。信用取引の買方金利も変更されています。

変更された金利は一般信用買方金利で、変更前は3.60%でした。2018年4月2日以降は3.09%に変わっています。0.5%以上の金利変動があり、信用取引で長期保有する場合もコストが軽減されます。

制度信用取引や売方金利、貸株量などに変更はありません。


auカブコム証券と他社手数料の比較

auカブコム証券と他社手数料の比較

auカブコム証券が比較対象にしている主要ネット証券はSBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券の4社です。

主要ネット証券の中でSBI証券と楽天証券の信用取引手数料は50万円以下の場合auカブコム証券と同様の税込198円です。

マネックス証券は税込208円、松井証券は1日の約定代金合計が50万円までの場合、手数料が無料です。

実際に比較をしてみても2018年4月以降のauカブコム証券の信用取引手数料は、最低水準に引き下げられています。

しかしauカブコム証券の信用取引手数料が業界最安値になったわけではないため、注意しましょう。

信用取引のコスト面だけの比較では、SMBC日興証券やSBIネオトレード証券など手数料が安いネット証券は他にもあります。

SMBC日興証券は信用取引手数料が原則無料で、買方金利も2.50%に抑えられています。SBIネオトレード証券も100万円までの約定金額の手数料が一律税込88円と安くなっています。

またSBI証券や楽天証券は一日の約定金額を合計して手数料を決定する一日定額コースが設けられているため、デイトレードが主流のかたは手数料の軽減が期待できます。

auカブコム証券も手数料値下げで利用しやすくなりましたが、使い勝手や取引できる内容などを加味して証券会社を選択しましょう。


まとめ

まとめ

ここまでauカブコム証券で2018年4月に行われた手数料値下げの内容について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • auカブコム証券で値下げが行われたのは信用取引手数料と買方金利
  • 信用取引手数料は主要ネット証券の最低水準に値下げされた
  • 手数料の変更は50万円以下の部分で値下げされた金利は一般信用取引の買方金利のみ

auカブコム証券では2018年4月に、信用取引手数料と金利の値下げが行われました。

他社との比較により最低水準まで値下げが行われ、信用取引コストが大幅に軽減されています。

値下げが行われたのは信用取引の約定金額が50万円以下の部分のため、1回の約定金額が50万円を超える取引の手数料に変更はありません。

また買方金利も変更されていますが、変更は一般信用取引の金利のみです。制度信用取引に関しては以前と変わらないため注意しましょう。

auカブコム証券が比較対象にしているネット証券はSBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券の4社のため、最低水準は4社で比較したものです。

他にも信用取引手数料が安い証券会社はあるため、業界最安値になったわけではありません。

証券会社によってそれぞれ強みや弱みが変化します。信用取引のコストを重視する場合はSMBC日興証券やSBIネオトレード証券などが有利です。

しかし手数料値下げによってauカブコム証券の使い勝手は向上しています。auカブコム証券には大口優遇や株主割引など独自の制度もあるため、総合的に判断して活用しましょう。

auカブコム証券の詳細を見てみる


当サイトおすすめネット証券

SBI証券は格安の手数料が特徴の最大手のネット証券です。

手数料が安いだけでなく豊富な取扱商品、充実したサービスも含めた総合力が魅力で、口座数、売買代金ともに圧倒的なネット証券No1です。

当サイトでもイチオシで、初心者からデイトレーダーや長期投資家などタイプを問わず、すべての投資家のパートナーになります。

SBI証券の公式サイトはこちら SBI証券の詳細

楽天証券

楽天証券は安い手数料豊富な取り扱い商品充実したサービスで人気の大手証券会社です。

口座開設や取引で楽天スーパーポイントをためることもでき、わかりやすい取引サイトにも定評があります。

高機能ツールの「マーケットスピード」が簡単な条件で無料利用できる点も大きな魅力で、どんな人にもおすすめできる証券会社です。

楽天証券の公式サイトはこちら 楽天証券の詳細

マネックス証券は「今日の株価よりも10年後のあなたのために」を掲げ、ファンの多い長期投資向きのネット証券です。

株式手数料は100円からと小口の取引手数料は業界最安水準で、投資初心者に優しくなっています。

また、外国株式に強みがあり、手数料も安いので今後グローバルに投資をしたい方にもおすすめです。

マネックス証券の公式サイトはこちら マネックス証券の詳細

IPO投資におすすめの証券会社

IPOは当選すれば高確率で値上がりが期待できる、超低リスクハイリターンの人気投資法です。

人気ゆえに激しい競争率がネックで、当選は難しいと考えている人もいますが、コツをつかめば当選確率は驚くほど上がります。

当サイトではIPOの当選確率を上げる方法おすすめの証券会社を紹介していますので、IPO投資に興味がある人はぜひ参考にしてください。

IPO投資におすすめ証券会社ランキング

サブコンテンツ

このページの先頭へ