auカブコム証券の良い評価、悪い評価

最終更新日: 2021年4月3日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

auカブコム証券の良い評価、悪い評価

国内には様々なネット証券会社があり、それぞれに一長一短があります。

年齢や投資経験、トレードスタイルなどに応じて評価は大きく異なるのが通常ですが、auカブコム証券は口コミの評価が良く、第三者評価も高いです。

この記事では、auカブコム証券の口座開設者が感じる良い評価と悪い評価、およびauカブコム証券が獲得している第三者評価や格付けについて解説します。


auカブコム証券の良い評価、悪い評価

auカブコム証券の良い評価

安心感が高い

auカブコム証券の良い評価

auカブコム証券は、MUFGグループの証券会社のため、安心感が高いです。

システムが非常に安定しており、システムトラブルでサーバーがダウンすることがほとんどありません。

Webサイトの画面がシンプルで使いやすいことから、特に初心者にとって評価が良いです。

ダブルクリックするだけで項目が変更できるなど、使いやすい工夫があります。


ツールやアプリが豊富

ツールやアプリも豊富なのが特徴です。幅広いトレーダーからの評価が高いツールが、kabu STATIONです。

利用料は月額972円ですが、一定の条件を満たすことにより無料で利用できます。

リアルタイム株価予測を利用すると、プロのトレーダーが入手する情報を、個人でも得ることができ、好評です。


取扱商品の多さ

auカブコム証券の取扱商品の多さも人気の理由で、フリーETFは特に人気が高いです。全てのチャネルにおいて、売買手数料が無料です。

2018年6月現在、8種類のフリーETFを取り扱っています。

フリーETF以外にも、auカブコム証券でのみ取り扱う一般信用取引も多く、少ない金額で、単元以下の1株から取引できるプチ株も人気です。


自動売買注文の種類の多さ

auカブコム証券の自動売買注文の種類は、業界ナンバーワンです。

通常の注文に加え、下記の自動売買注文を使うことが可能です。

  • 逆指値注文
  • W指値注文
  • Uターン注文
  • トレーリングストップ注文
  • ±指値注文
  • リレー注文
  • 時間指定注文

このうち、逆指値注文、W指値注文、±指値注文の三つは、auカブコム証券が特許を取得しています。


つなぎ売りの活用

一般信用売りを活用して、株主優待を得るつなぎ売りを活用しやすいのも、良い評価につながっています。

auカブコム証券では、権利日最終日の大引きに合わせて、現物買いと信用売りの各取引が簡単にできるからです。

株主優待のつなぎ売りで利益を得るためには、株主優待の価値よりも売買手数料の方が安く設定する必要があります。


その他の利点

auカブコム証券には、手数料が安い銘柄が多いため、お得です。

IPOがほぼ完全抽選なのも、auカブコム証券が選ばれる理由です。他の証券会社では、店頭配分などにより、抽選方法が平等ではないこともあります。

auカブコム証券では、お得な貸株サービスが利用できます。貸株サービスを利用することにより、あなたが保有する株式をauカブコム証券に貸す代わりに、賃貸料を受け取ります。

auカブコム証券の貸株サービスは、0.1%の基本銘柄、0.5%銘柄、ボーナス銘柄の3種類から選ぶことができます。

ボーナス銘柄は最高20%の金利がつくため、特に評判が高いです。


auカブコム証券の悪い評価

auカブコム証券の悪い評価

auカブコム証券には「手数料が高い」との悪い評価があります。このような評価は、どのネット証券会社にもつきものであるため、具体的な数値で比較しましょう。

店舗型証券会社と比較して、ネット証券会社の手数料は安いため、どのネット証券会社もお得ですが、商品や投資金額によって手数料が異なり、投資資金や投資スタイルによってauカブコム証券の手数料が高いか安いかは左右されます。

約定代金が50万円を超えると、他の証券会社と比較して高くなるため、50万円以内で少額取引を行うかたには適しています。

反面、一日に何度も売買を行うデイトレーダーには、やや不評です。

auカブコム証券の取引手数料は、取引の都度にかかる方式です。

約定代金が10万円以下だと、手数料は90円で、約定代金が400万円以上の場合だと、手数料の上限は3,690円のため、それを活用すると良いです。

また、手数料無料のノーロード投資信託を活用するなどすると、手数料が高いとの不満点を解消できます。

外国株の売買をしたいかたにとっては、auカブコム証券は物足りなく感じます。

外国株取引をメインにしたいかたは、楽天証券やSBI証券、マネックス証券を選ぶ方が、より豊富な商品を比較できます。


auカブコム証券が獲得している第三者評価や格付け

auカブコム証券が獲得している第三者評価や格付け

auカブコム証券は、国内外における債権などの格付けや情報提供を行っている株式会社日本格付研究所(JCR)より、非常に高い評価を得ています。

日本格付研究所では、長期発行体格付と格付の見落とし、短期発行体格付の2通りの基準で、auカブコム証券を評価しています。

2018年3月に行われた信用格付において、auカブコム証券の長期発行体格付は「A+」で、格付けの見通しは「安定的」です。

これは、証券会社の中で最高位の第三者評価です。

長期発行体格付は格付けの高い方から順にAAA、AA、A、BBB、BB、B、CCC、CC、C、Dの10等級で評価しています。

さらに、同一等級を相対的に評価するために、+または-記号をつけ、さらに細分化されます。

auカブコム証券は、約10年連続して「A+」を維持しています。Aの評価は債務履行の確実性が高い企業にのみ付けられる評価です。

Aの評価がつくネット証券会社は、auカブコム証券以外には楽天証券など、限られます。

格付けの見通しは、ポジティブ、安定的、ネガティブ、不確定、方向性複数の5通りあり、auカブコム証券はずっと安定的を維持しています。

これは、MUFGグループの資本力に裏打ちされた安定感が理由です。

また、auカブコム証券の短期発行体格付は「J-1」です。これは、短期債務履行の確実性が最も高い評価です。

短期発行体格付はJ-1、J-2、J-3、NJ、LD、Dの6等級です。


まとめ

まとめ

auカブコム証券の良い評価と悪い評価、およびauカブコム証券が獲得している第三者評価や格付けを説明しました。

まとめると以下の通りです。

  • auカブコム証券の良い評価は、システムの安定性、豊富なツール、自動売買注文の多彩さ、株主優待が簡単など
  • auカブコム証券の悪い評価は、手数料が高い場合がある、外国株の取扱数が少ないなど
  • 日本格付研究所による第三者評価でauカブコム証券は業界トップの格付けを得ている

auカブコム証券は、口座開設者の口コミ、日本格付研究所による第三者評価の両方で高い評価を得ています。

MUFGグループ資本力や信頼感が、高い評価につながっています。

良い評価、悪い評価は様々ありますが、例えば手数料でも、約定代金や一日当たりの取引回数などによって金額が異なります。

auカブコム証券には売買手数料が無料のノーロード商品も多数あります。

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