auカブコム証券で口座開設にかかる日数、最短で口座開設する方法
auカブコム証券では他社に先駆けて、2018年3月にスマート証券口座開設を展開しています。
スマート証券口座開設は専用アプリからのマイナンバー提出で最短当日に口座開設が完了するサービスです。
本人限定郵便の受取が不要となり、従来の電子口座開設よりもスムーズに口座開設ができます。
アプリでのマイナンバー提出には対象のスマートフォンやマイナンバーカードが必要です。
ここではauカブコム証券の口座開設方法ごとにかかる日数や、最短での口座開設方法を紹介します。
auカブコム証券で口座開設にかかる日数、口座開設が遅れる原因
auカブコム証券の口座解説方法とかかる日数
auカブコム証券ではスマートフォンアプリを利用したスマート証券口座開設、Webサイトを利用したらくらく電子口座開設、郵送での口座開設が利用できます。
スマートフォンアプリとWebサイトでの口座開設は本人確認書類やマイナンバー確認書類をアップロードできるため、手続きは最短当日に完了します。
郵送の場合は書類を請求し、指定住所に届いてからauカブコム証券に返送する時間がかかります。
スマートフォンアプリでマイナンバー確認書類をアップロードする場合を除いて、手続き完了後auカブコム証券からの口座開設完了通知の受取後に取引が可能です。
スマートフォンアプリで本人確認書類をアップロードする場合やWebサイトでの口座開設後、取引ができるまでの日数は最短翌日です。
郵送の場合は書類の到着と返送に時間がかかるため、10日程度の余裕が必要です。
最短では申込の当日に書類が発送されますが、土日を挟む場合や混み合っている場合には書類の到着が遅れることもあります。
アプリやWebサイトからの口座開設の場合も、アップロードに対応する本人確認書類やマイナンバー確認書類を保有していない場合、書類提出が郵送手続きになるため時間がかかります。
なお、特定口座やNISA口座を同時申込したい場合には郵送での手続きが必要です。
auカブコム証券の口座開設通知の発送方法
auカブコム証券では、転送不要の簡易書留で口座開設通知が届きます。登録住所での受取が必要となるため、会社や一時的な所在地での受取ができません。
郵便局の時間指定中に登録住所での受取ができない日がある場合は、取引開始までにやや時間がかかります。
また電子口座開設を利用した場合は簡易書留ではなく本人限定受取郵便で発送されるため、本人以外の受取ができません。
仕事や都合で登録住所での受取が限定される場合は、口座開設後取引開始までの日数がかかります。
家族などに口座開設通知を受け取ってもらいたい場合は、電子口座開設ではなく郵送での手続きをおすすめします。
簡易書留や本人限定郵便は受取期限がありますが、auカブコム証券に連絡すると再発送が可能です。
NISA口座開設にかかる日数
auカブコム証券の総合口座ではなく、NISA口座を開設する場合は開設にかかる日数が異なります。
NISA口座開設にはauカブコム証券の総合口座開設が必要ですが、同時申込も可能です。
auカブコム証券に口座を開設している場合はWebサイトから開設手続きが可能で、同時申込や本人確認書類を書面で提出したい場合は郵送での開設手続きもできます。
NISA口座開設時には税務署での審査が行われるため、審査に3週間ほど時間を要します。
一般の口座開設よりも時間がかかるため、余裕を持って申込しましょう。
信用取引口座や先物・オプション取引口座開設の場合
信用取引口座や先物・オプション取引口座は総合口座開設後に申込が可能です。
どちらも審査がありますが、Webサイトで申込手続きができるため最短当日に開設できます。
信用取引口座や先物・オプション取引口座は開設の際に基準を満たしていることが条件となるため、誰でも開設できるわけではありません。
一定の保証金や証拠金も必要です。あらかじめ開設の条件を確認した上で申込を行いましょう。
auカブコム証券の口座開設が遅れる原因
auカブコム証券の口座開設は基本的にスムーズですが、手続きのやり方によっては口座開設が遅れます。
主な原因は書類や入力内容の不備です。住所や氏名、その他必要な項目が間違っている場合口座開設に問題が生じます。
特に住所や氏名の間違いの場合は口座開設完了通知の受取ができません。
また、本人確認書類やマイナンバー確認書類の提出不備も口座開設が遅れる原因です。
書面での提出時に本人確認書類を添付し忘れる場合や、アップロード時に不鮮明な画像を提出したり裏面を提出していないなどが主なトラブルです。
申込者本人に問題がない場合でも、状況によって口座開設が遅れる場合もあります。
口座開設をするかたが多く窓口が込み合っている場合、口座開設完了通知の発送が遅れます。
会社側の都合の場合は避けることができないため、常に最短で口座開設ができるわけではありません。少し余裕を持って開設手続きをしておきましょう。
auカブコム証券の口座を最短で開設する方法
スマートフォンアプリを利用する
auカブコム証券の口座を最短で開設するには、スマートフォンアプリの利用が適しています。
マイナンバーの読み取り機能が利用できるのは、スマート証券口座アプリのみです。郵送手続きを省くにはアプリの利用が必須です。
スマート証券口座開設アプリをダウンロードし、口座開設に必要な情報を入力します。
入力を途中で中断した場合も一定時間は続きから入力できるシステムのため、少しの空き時間で手続きが可能です。
アプリで最短口座申込を行う場合は、マイナンバー読み取り対応機種が必要です。読み取り対応機種はAQUOS、Android One、arrows、Xperia、Galaxyの一部機種に限られます。
また、マイナンバー確認書類はマイナンバーカードを用意しましょう。
読み取り対応機種以外での口座開設手続きやマイナンバー通知カードや住民票を提出する場合は、郵送での手続きが必要です。
スマートフォンアプリでは当日中に口座開設が完了し、郵便物を待つ必要がないためすぐに取引をしたいかたに向いています。
その他の最短口座開設方法
マイナンバー読み取りの対応機種やマイナンバーカードがない場合は、スマートフォンアプリで本人確認書類を提出するか、Webサイトでの口座開設手続きが最短です。
アップロードに対応している本人確認書類を持っている場合は、アップロード提出がおすすめです。郵送での手続きに比べて書類提出の手間が省けます。
口座開設手続きと本人確認書類のアップロード後、本人限定受取郵便で届く口座開設完了通知の受取後取引が可能です。
申込後に口座開設完了通知が発送され、最短で翌日に到着するため口座開設にかかる日数は1日です。
本人限定受取郵便の場合、郵便局に郵便が届いた時点で通知書の送付や電話連絡が行われます。
本人が登録住所で受取できる日時を指定して受け取るか、郵便局での窓口受取も可能です。
受取には本人確認書類が必要となるため、あらかじめ用意しておきましょう。本人限定受取郵便が送付される住所が記載されている証明書が必要です。
auカブコム証券以外の証券会社との比較
auカブコム証券は2018年3月に、本人限定郵便などの受取を省略した完全オンライン口座開設を展開しました。
マイナンバーカードとマイナンバー読み取り対応機種が必要ですが、他社と異なり本人確認のための口座開設通知を受け取る手間が省けます。
仕事などの都合で郵便を受け取りにくいかたの場合、他社よりもスムーズに証券口座開設が可能です。
たとえばSBI証券のEXPRESS口座開設は当日中に完了しますが、取引は本人限定受取郵便を受け取った後から可能です。
SBI証券では営業日15時30分までの手続きを行うと、口座開設申込当日に本人限定受取郵便が発送されます。
最短翌日に取引可能となるため、郵便受取に支障がない場合はSBI証券の口座開設もかかる日数に大きな差はありません。
楽天証券の場合はクイック口座開設を利用すると最短で2日後から取引が可能です。
書類発送が口座開設の翌営業日となるため、auカブコム証券やSBI証券と比べるとやや取引できるまでに日数がかかります。
またマネックス証券もWeb手続きで楽天証券と同様に最短2日で取引が可能です。
2018年現在、大半のネット証券がオンライン口座開設に対応しています。
本人確認書類のアップロードができるかたは、ほとんどの場合数日で口座開設ができます。
証券会社ごとにアップロードに対応している本人確認書類は異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
マイナンバーカードを保有している場合は、どの証券会社でも他の本人確認書類の提出なしで本人確認が完了します。
通知カードを利用する場合は運転免許証など、顔写真付きの本人確認書類があると便利です。
まとめ
ここまでauカブコム証券の口座開設について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- auカブコム証券は最短当日に口座開設が可能
- アプリでのマイナンバー提出ができない場合は最短翌日に口座開設できる
- 書類や申込内容の不備で口座開設が遅れることもある
2018年現在、auカブコム証券は最短当日に口座開設できるサービスを展開しています。
アプリでのマイナンバー確認により郵便での本人確認を省略するしくみで、郵送の手間を省きたいかたに向いています。
現状アプリでのマイナンバー提出には対応スマートフォンやマイナンバーカードが必要ですが、保有している場合はその日に口座開設が完了するため手軽です。
アプリでマイナンバーが提出できない場合は最短翌日に本人限定受取郵便の受取で取引ができますが、都合で登録住所の受取時間が限定される場合は取引開始までに時間がかかります。
書類不備や申込時の入力不備で口座開設手続きが遅れることもあるため、注意しましょう。
特定口座やNISA口座の開設手続きは、一般口座に比べて時間がかかります。
特定口座の場合は一般口座開設後に別途手続きを行うか、郵送手続きで同時申込を行います。
NISA口座は税務署の審査が入るため、最短でも3週間ほど時間がかかります。
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