auカブコム証券のスクリーニング機能の特徴と使い方

auカブコム証券では、株式の銘柄検索に便利なスクリーニング機能が利用できます。スクリーニング機能を使うことで、銘柄の条件から検索が可能です。

auカブコム証券で利用できるスクリーニング機能はカブナビと呼ばれるツールで、詳細な検索条件も備えています。

ここではauカブコム証券で使えるスクリーニング機能の特徴や活用方法をまとめました。

auカブコム証券のスクリーニング機能の特徴とできること

auカブコム証券のスクリーニング機能とは

auカブコム証券で利用できるスクリーニング機能は、カブナビです。カブナビでは条件を200以上設定でき、細かい分類から株式の検索ができます。

条件設定を細かく行う他にも、カブナビ注目検索から注目の銘柄をチェックできます。注目銘柄を抽出した後に各条件設定で絞り込みも可能です。

カブナビで検索できる項目

カブナビには検索機能がいくつかあり、利用が多い項目に特化した簡単検索とより詳細な項目を検索できる詳細検索に分かれています。

テクニカルや財務、コンセンサスなどの数値から検索をしたい場合は詳細検索が便利です。

かんたん検索で利用できる項目

投資金額

投資金額ごとに検索が可能です。予算に合わせた設定ができます。項目は1万円、5万円、10万円、20万円、30万円、50万円、50万円超と細かく設定されています。

銘柄属性

プチ株対応や信用銘柄など、特定の銘柄に限定した検索が可能です。

市場

東証やジャスダック、その他など属している市場を絞って検索ができます。

規模

大型、中型、小型の株式を検索できます。規模は株の時価総額の順位で割り振られるため、検索時期によって銘柄が若干変動します。

業種

東証で分類されている33業種と未分類から検索できます。ある程度企業の業種を絞って検索したい場合に便利です。

ファンダメンタル表示

各種数値で銘柄を絞り込みます。予想PER、PBR、経常利益変化率、配当利回りなど気になる情報から絞り込みが可能です。

数値化されているため、データを意識するかたに最適です。

騰落率表示

前日、5日前、1か月前、3か月前、半年前、1年前の平均を表示します。

検索条件の保存

カブナビではお気に入りを設定し、検索条件の保存が可能です。お気に入りは5件まで設定が可能です。

該当の銘柄が200件以上ある条件はお気に入りに保存できませんが、ある程度絞り込みができる条件は保存できます。

一度登録したお気に入りは削除も可能で、自由に入れ替えが可能です。

その他の機能

カブナビの検索画面で更新ボタンを押すと、常に最新のデータが表示されます。またリセットボタンでは条件設定の解除ができます。

設定ボタンはログイン後の画面設定に利用できます。かんたん検索と詳細検索、どちらの画面を初期設定にするか選択が可能です。

検索方法やボタンの使い方を知りたい場合はヘルプボタンを使用します。

auカブコム証券のスクリーニング機能の使い方と活用方法

スクリーニング機能の使い方

auカブコム証券のカブナビは、条件検索を行いたい場合に利用します。

特定の銘柄が決まっている場合ではなく、指定した条件に当てはまる銘柄を抽出したい時に便利です。

スクリーニング機能を使いたい場合は、かんたん検索か詳細検索画面で指定したい条件を設定します。

細かい作業は必要なく、いつでも手軽にスクリーニングができます。

カブナビはPCだけでなくスマートフォンやタブレットでも利用でき、外出中でも自由に株の銘柄検索が可能です。

スクリーニング機能の活用方法

auカブコム証券のカブナビは、お気に入りを登録すると更に使い勝手が良くなります。

たとえば投資の予算が数万円程度と決まっている場合は投資金額を設定します。設定した投資金額以下の銘柄のみ表示されるため、スムーズに銘柄の絞り込みが可能です。

投資金額の絞り込みだけでは該当銘柄が多い可能性があるため、他にも条件設定を行うとお気に入り登録が可能です。

銘柄の属性や業種、株の規模など好みの条件の設定がおすすめです。

詳細検索の活用方法

詳細検索では、細かいデータから銘柄を検索できます。

人気の銘柄やアナリストの評価が高い銘柄を検索したい場合は、レーティングが便利です。レーティングは各社アナリストの平均値を計算したもので、星の数で表示されます。

星が多いほど有利で、最高は5、最低は1です。あくまでも平均値のため評価が分かれる銘柄は上位に現れませんが、人気や評価の指標を探しているかたにおすすめです。

ゴールデンクロスやデッドクロスに該当する銘柄も検索できる

詳細検索には短期デッドクロス、中期ゴールデンクロス、中期デッドクロスなど特定の株価推移を見せた銘柄に限定して検索ができます。

チャートを見て取引銘柄を決めているかたは、スクリーニング機能で該当する銘柄を絞り込むことができます。

またデッドクロスやゴールデンクロスだけでなく、雲抜けや年間最高値、年間最安値を記録した銘柄なども検索が可能です。

カブナビを利用すると一つずつ銘柄のチャートを見て判断する必要がなく、複数の銘柄で条件に合った銘柄のみ抽出が可能です。

指標を取引の条件に設定している場合にも活用できる

特定の指標と銘柄の収益率が関係しているかによって、銘柄の絞り込みが可能です。

日経平均やTOPIXなどに連動した収益性を見せている銘柄を絞り込みできるため、指標と連動した株を購入したいかたに向いています。

メジャーな指標だけでなく、カブナビでは数十種類の指標から銘柄抽出が可能です。

まとめ

ここまで、auカブコム証券のスクリーニング機能について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

auカブコム証券のスクリーニング機能はカブナビです。

カブナビではauカブコム証券の注目条件で検索が可能で、どのような条件を設定するか判断できない投資初心者でも利用できます。

またかんたん検索は画面や検索条件が簡素化されているため画面が見やすく、スムーズな検索に対応しています。詳細検索は具体的な数値やデータから検索したいかたに便利です。

株のスクリーニング機能を使うことで、投資の予算や内容、データから銘柄の絞り込みができます。

具体的な企業名ではなく株式の状態で検索したい場合は、スクリーニング機能を活用しましょう。

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