マネックス証券でAI(人工知能)を活用した投資商品、サービス
マネックス証券はFX業界でAI技術を活かした投資診断サービスを無料で提供するなど、AI関連サービスの提供を積極的に行っています。
世界の相場状況のレポートもAI技術を活かして行っており、手軽に今後の相場や状況を判断できる点が魅力です。
投資商品にもAIを活かしたものが多く、選択肢が多数あります。ここではマネックス証券で扱われているAIを活用した投資商品やサービスを紹介します。
マネックス証券でAI(人工知能)を活用した投資商品、サービス
AIレポートの提供
マネックス証券では株式会社Good Moneygerが提供するAIレポートを無料で提供しています。
2017年4月から毎月、世界の相場状況の予想やアセットスコアを公表しています。AIレポートへの質問も受け付けているため、内容について気になる点がある場合は質問も可能です。
すべての質問に対する回答があるとは限りませんが、内容に応じて次月レポートで回答があります。
世界動向は天気予報マップで表示され、今後1か月の状況がすぐに分かります。アセットスコアも◎、○、△の記号で表現され、コメントでも分析が行われることが特徴です。
トレードカルテFXの利用
マネックス証券のFX PLUSで提供されているトレードカルテFXは、AIが顧客に合わせた投資診断を行うサービスです。
診断にはある程度投資回数が必要ですが、過去のトレード実績から取引傾向を数値やパターンで表示します。
得意なチャートを見つけたい時や、成功しやすい売買タイミングを見極める際に役立つサービスです。
自分では意識せず行っている取引にも傾向があり、トレードカルテFXの診断でより良い投資スタイルが見つかります。目標設定や通貨ペアの選択など様々な目的に使えるサービスです。
利用は無料で、直近120営業日前から10営業日前までの間に40取引、かつ直近10営業日の間に2取引の条件を満たしているかたは誰でも利用可能です。
内容は総合評価だけでなく基本スタイルの判断や収益性の高さ、売買タイミングのずれ、テクニカル指標とのマッチング、得意、苦手チャートなど多岐に渡ります。
目標とするトレーディングスタイルの設定も可能です。
本人確認書類確認時のOCRシステム
マネックス証券では、AIを活用したOCRシステムを導入しています。
具体的な内容は本人確認書類を光学文字認識で確認し、Webサイトやスマートフォンで手続きができるようにしています。
口座開設手続きだけでなく、氏名や住所変更の際もWebサイト上での手続きと本人確認書類のアップロードで手続きが完了します。
内容によっては別途申請や手続きが必要なものもありますが、郵送の手間を省いて口座開設や変更処理のスピード化を実現しています。
OCRシステムに対応していない書類の提出や、郵送で手続きを行いたい場合は従来どおりの手続きも可能です。
AIを活用した投資信託
マネックス証券ではAIを活用した投資信託が購入できます。
AI活用型世界株ファンドはディープラーニングを活用して銘柄選択を行っていることが特徴です。
アセットマネジメントOneが開発したディープラーニングモデルを使用し、魅力が高いと判断される銘柄を選択します。
AIのみの判断だけでなく、ファンドマネージャーの判断や分析を追加して最終的な銘柄が抽出されます。
AIファンドには日本株式版もあり、三菱UFJ国際投信が提供するAI日本株式オープンが選択できます。
AIを活用した助言を利用して運用が行われるため、一定の基準に合う銘柄選択が期待できます。
その他にもAI関連企業に投資するファンドも提供され、グローバルAIファンドやニッセイAI関連株式ファンドなど今後のAI業界に期待しているかたにも最適です。
ロボットやAI関連のETFに投資できる
マネックス証券の米国ETFには、ロボット・AI関連ETFを取り扱っています。
AI技術を活かした銘柄とは異なり、ロボットやAIを開発する企業に着目したETFです。
ROBO ETFは特定の業種に特化して投資したいかたにおすすめのETFで、ロボットやAI、オートメーションを扱う14か国の企業に投資を行います。
株式の規模も大型から小型まで分散投資し、業界の専門家が企業を抽出していることが特徴です。
複数の銘柄に同時投資できるため株式よりもリスクが軽減し、投資信託より手数料が安く設定されていることが魅力です。
一つの企業に多く投資を行う形ではなく、数十種類の銘柄に投資を行っています。保有上位銘柄はIROBOT CORPやMAZOR ROBOTICS LTD、HIWIN TECHNOLOGIES CORPなどです。
最大でも全体の約2%程度のため、多くのAI関連企業に投資をしたいかたに向いています。
カブロボファンドの提供
カブロボは、株式の売買注文を自動化するコンピュータプログラムです。株式の売買を一定のルールで行いたいかたに役立ちます。
ロボットは複数用意されており、複数のカブロボを組み合わせて運用を行うため長期的な投資にも向いています。
株式の売買時にプログラムを導入するしくみではなく、投資信託のような形で提供されていることが特徴です。
2018年2月時点では4種類のロボットが運用を行い、それぞれに利益確定幅や期間、売買頻度や投資スタイルが異なります。
カブロボは大学や学会、企業、一般から公募されカブロボ・コンテストで優秀なロボットが選別されます。
開発者は約2万人で、多くのロボットの中から優れたものが選出されるしくみです。
ロボアドバイザーを活用した商品
マネックス証券ではすべての運用をお任せできるマネラップと、投資スタイルを自分で決めて投資ができるマネックスアドバイザーの2種類からロボアドバイザーを選択できます。
マネラップは投資金額が少ないかたでも投資ができるシステムで、MSV LIFEサービスが提供しています。
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が運用を行い、お任せで1,000円から投資できることが特徴です。
マネックスアドバイザーはマネラップよりもやや投資金額が高めですが、毎月1万円から投資できる他、特定口座での取引が可能です。投資金額やスタイル、取引したい口座種別によって選択できます。
ロボアドバイザーはAI技術だけでなく、プロの投資顧問会社やアドバイザーが銘柄選択を行っていることも特徴です。
マネックス証券のロボアドバイザーは手数料が安いETFのみを扱っており、他社の商品に比べて格安で運用できることも魅力です。
チャットボットによる問い合わせ回答サービス
マネックス証券では2017年12月からオペレーターやメールでの問い合わせ回答だけでなく、AIを活用したWebサイト上での問い合わせにも対応しています。
チャットボットによる返答はある程度固定されていますが、簡単な質問への回答はスピーディーです。
24時間365日体制で対応できるため、問い合わせ窓口の時間を気にせず利用できる点が魅力です。
一定の質問に対応できるよう開発されているため、イレギュラーな質問以外はWebサイトで解決できます。
まとめ
ここまでマネックス証券のAI関連商品やサービスについて見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- マネックス証券には投資信託やETF、ロボアドバイザーなどのAI関連商品がある
- 月次レポートやFXの投資診断にもAIが利用されている
- AI関連企業に投資する商品も豊富
マネックス証券で扱われているAI関連の投資商品には、AI技術を活用した日本株式、世界株式などの投資信託やロボアドバイザーサービスがあります。
また本人確認書類をアップロードするためのOCR技術にもAIが活用されている他、トレードカルテFXや月次レポートなどの無料サービスも充実しています。
AI関連企業に投資をする投資信託、ETFやAIロボットが運用するカブロボファンドなど、AIに関連する投資商品は豊富です。
ロボアドバイザーサービスは2種類から選択でき、好みに合わせて自由に積立設定が可能です。
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