マネックス証券にキャッシュカードはある?カードで入出金する方法
証券会社の中には、Webサイトや銀行振込以外に独自のキャッシュカードを使った入出金に対応しているところがあります。
マネックス証券でもキャッシュカードの利用が可能です。
証券会社ごとにキャッシュカードの機能や対応ATMは異なるため、使いやすいカードを発行している証券会社がおすすめです。
ここではマネックス証券のキャッシュカードの特徴や、対応ATMについて紹介します。
マネックス証券にキャッシュカードはある?カードで入出金する方法
マネックス証券のキャッシュカードとは
マネックス証券では、キャッシュカード単体の発行は受け付けていません。
クレジットカード機能がセットされたマネックスセゾンカードに、キャッシュカード機能がついています。
クレジットカード機能がついているため、クレジットカードを持ちたくないかたには不向きです。しかし年会費、入会金は必要ないためコストはかかりません。
ショッピング枠やキャッシング枠を使わない場合でも、キャッシュカード機能のみ利用できます。ATMを使ってマネックス証券の資金を入出金したいかたには必須のカードです。
マネックスセゾンカードの主な特徴
マネックスセゾンカードは信用取引口座、先物・オプション取引口座、くりっく株365口座を開設している場合発行できません。
マネックスセゾンカードを使用中で信用取引口座などを開設した場合は、マネックスセゾンカードが利用できなくなります。
キャッシュカードを利用したい場合は、現物取引やFX取引など一定の取引に制限されるため注意が必要です。
またマネックス証券の登録情報変更は大半がWeb手続きのみで完了しますが、クレジットカードの住所変更などは別途書類手続きが必要です。
紛失時にもクレジット機能とキャッシュカード機能の停止手続きが別々に必要で、やや複雑です。
通常のキャッシュカードとは異なり、クレジットカード利用ができるためショッピングやキャッシングをしたいかたに向いています。
マネックスセゾンカードはポイント還元が有利
セゾンカードでもマネックスポイントの優遇還元がありますが、マネックスセゾンカードは更にお得な還元率です。
投資信託購入時、買付手数料の4.5%がポイント還元されます。通常は1.5%のため還元率は3倍です。
ショッピングでは永久不滅ポイントも貯まり、マネックスポイントに交換も可能です。
マネックスセゾンカードで入出金をする方法
マネックスセゾンカードで入出金をするには、対応しているATMを利用します。銀行のキャッシュカードとは異なり、対応ATMが複数用意されていることが特徴です。
対応のATMで現金入金を行うと、マネックス証券の総合口座にリアルタイムで入金されます。
出金の場合も同様で、出金可能額以内の金額がATMで直接受取可能です。
マネックスセゾンカードは特別な設定もなく、銀行のキャッシュカードと同様に使うことができます。
キャッシュカード機能とクレジットカード機能は差し込む向きで変わるため、キャッシュカード機能を利用する時はカードの矢印を確認しておきましょう。
カードでの入出金はATMを利用した方法に限られ、銀行のアプリやネットバンキングのような機能はありません。
近くのコンビニや郵便局で空き時間に入出金したいと考えるかたや、出金手数料をかけてでも当日出金したいかたに向いています。
手数料をかけずに入出金する方法は他にもあるため、Web手続きが苦手でない場合は他の方法も検討してみましょう。
他社のキャッシュカードとの機能比較
店舗型や銀行系の証券会社では、比較的キャッシュカードを発行しているところが多めです。
たとえばSMBC日興証券では日興カードの発行が可能で、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、東京スター銀行、セブン銀行、ローソン、イーネットATMで利用できます。
入金手数料は無料で、出金手数料も月5回までキャッシュバックされます。対応銀行が多く、入出金にほぼ手数料がかからないことが魅力です。
クレジット機能はなく、純粋なキャッシュカードが欲しいかたに向いています。
大和証券でもダイワ・カードの発行ができます。
入金はセブン銀行、ローソン、イーネットATMや大和証券店舗内のATM、ゆうちょ銀行、三井住友銀行に対応しています。
出金対応ATMは更に多く、入金手数料は不要です。出金手数料はATMによって異なりますが、大和証券のATMやセブン銀行では無料の時間帯も設けられています。
モルガン・スタンレー証券でも三菱UFJモルガン・スタンレー証券カードを発行しています。
三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、三井住友銀行のATMで利用でき、ATM手数料はかかりません。店舗型や銀行系の証券会社はクレジットカード機能付ではなく、キャッシュカード単体のカードが大半です。
SBI証券はクレジット機能付とキャッシュカード単体の選択が可能ですが、クレジットカードは年会費がかかるタイプです。
マネックスセゾンカードで入出金可能なATM
マネックスセゾンカードで入出金できるATM
マネックスセゾンカードはセブン銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、クレディセゾンATMで利用できます。
セブン銀行はセブンイレブン店舗やスーパー、駅などに設置されていることが多いATMです。ゆうちょ銀行ATMは全国の郵便局内またはファミリーマートなどに設置されています。
クレディセゾンATMはセゾンカウンターなどで利用可能です。
SMBC日興証券や大和証券に比べると対応ATMの種類は少ないですが、セブンイレブンやファミリーマートで利用できるためコンビニが近くにあるかたは利用しやすいカードです。
ATMによって入出金手数料がかからない
セブン銀行ATMは、入出金どちらも7時から19時までの間手数料が無料です。セブン銀行ATMが近くにある場合は、積極的に利用しましょう。
ゆうちょ銀行の場合は平日の8時から18時30分、土曜日の9時から14時の間に限り入金手数料がかかりません。出金手数料は時間帯によって設定が異なりますが、最低税込108円の手数料がかかります。
クレディセゾンATMは出金のみの対応で、曜日や時間帯にかかわらず税込108円の手数料がかかります。
証券会社によっては提携ATMの利用すべてが手数料無料に設定されていることも多いため、手数料にこだわるかたはやや不向きです。
利用できるATMが近辺にあるか確認を行い、利用を検討しましょう。利用時間帯が夜間や早朝の場合は手数料がかかるため、Webサイトでの手続きがおすすめです。
マネックス証券ではWebサイトでの入金も、リアルタイムで反映されます。対応のネットバンキングの契約が必要ですが、ATMまで出向く必要がありません。
マネックスセゾンカードの入出金可能時間
マネックスセゾンカードはコンビニ設置のATMに対応しているため、入出金対応時間が長いことが特徴です。
店舗が開いている時間に準じますが、セブン銀行やゆうちょ銀行は6時から23時30分まで入出金に対応しています。
クレディセゾンATMは設置場所の関係もあり、8時から18時30分まで利用可能です。
一時的にメンテナンスが行われるため、ATMの機種にかかわらず平日の15時から17時と20時20分から20時30分の利用はできません。
まとめ
ここまでマネックス証券のキャッシュカードについて見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- マネックス証券のキャッシュカードはマネックスセゾンカード
- 店舗型や銀行系の証券会社ではキャッシュカードを発行しているところも多い
- マネックスセゾンカードの対応ATMはセブン銀行、ゆうちょ銀行、クレディセゾンATM
マネックス証券ではクレジットカード一体型のキャッシュカードを発行しています。
信用取引口座などを未開設の顧客に限りますが、年会費や入会金は無料です。クレジット機能が不要なかたには向いていませんが、コストがかからないので大きな問題はありません。
住所変更の際に書類手続きが必要になることや、紛失時の手続きに手間がかかる点が課題ですが、ATMから入出金したいかたには必須です。
マネックス証券以外の証券会社でもキャッシュカードを発行している会社は多く、大半がキャッシュカード機能のみのカードです。
SMBC日興証券やモルガン・スタンレー証券など銀行と提携している証券会社はATM利用手数料もほぼかかりません。
キャッシュカードが欲しい場合は、店舗型や銀行系の証券会社がおすすめです。
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