マネックスグループ(8698)の株主優待の優待内容と優待月、必要投資額、優待利回り

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マネックスグループ(8698)の株主優待の優待内容と優待月、必要投資額、優待利回り

マネックス証券を利用しているかたで、株式売買手数料の軽減をしたいかたにはマネックスグループの株主優待がおすすめです。

マネックス証券口座でマネックスグループの株式を購入する必要がありますが、比較的手軽に株主優待を手に入れることができます。

一般の株主優待とは異なり、手数料の一部をポイントで還元するしくみのため無料でもらえるギフトカードや商品などの株主優待とはやや傾向が異なります。

ここではマネックスグループの株主優待の内容や必要投資額、優待利回りなどをまとめました。


マネックスグループ(8698)の優待内容と優待月、優待が届く月

マネックスグループ(8698)の株主優待とは

マネックスグループ(8698)の株主優待とは

マネックス証券が属するマネックスグループでは、株主優待を設けています。

優待内容はマネックス証券で利用できるマネックスポイントです。株主優待の内容は保有株式数によって変わります。

取引をしていない場合でもポイント付与がありますが、保有株式数と現物株式の手数料によっては多くのポイント還元を受けることが可能です。

マネックス証券を積極的に利用しているかたや、ポイントを貯めているかたにおすすめの優待です。


マネックス証券の保有株式数と優待内容

100株から999株までは取引内容にかかわらず、1回以上の取引があるかたはすべて50ポイントが付与されます。現物株式の売買手数料による還元はありません。

1,000株から1,999株まで保有している場合は、最低500ポイントが付与されます。

上限は10,000ポイントで、現物株式売買手数料の0.50%が付与されます。

2,000株から19,999株の保有では最低500ポイント、上限が20,000ポイントです。

現物株式売買手数料の2.00%分のポイントが付与されます。

20,000株以上保有している場合、最低500ポイントが付与されます。

上限は30,000ポイントですが現物株式売買手数料の10.00%分のポイントが還元されるためお得です。

現物株式の売買手数料の対象は、国内株式、国内ETF、ワン株です。すべて現物取引のみ対象で、NISA口座での取引屋信用取引、立会外分売などは対象外です。


マネックスグループ(8698)の優待月と優待が届く月

マネックスグループ(8698)の優待月と優待が届く月

マネックスグループの株主優待は、9月と3月が優待月です。

9月30日に株主優待取得が確定している場合、10月1日から翌3月31日までの約定を対象とした株主優待を取得できます。

ポイントの付与は対象期間終了後の4月中です。

3月31日に株主優待取得が確定しいている場合、4月1日から9月30日までの約定を対象とした株主優待を取得できます。

ポイント付与は対象期間終了後の10月中です。

なお株主優待はマネックス証券の総合口座を開設し、マネックス証券の取引口座で株式を取引する場合に限り取得対象です。

他の証券会社を利用して取引を行う場合は対象外のため注意しましょう。

また最低付与ポイントを取得するには対象期間内に1回以上の取引が必要です。

マネックス証券内で権利確定後自動的に株主優待が取得できます。優待が別途郵送で届くことはありません。

またポイント付与は半年間の対象期間を終えた後に付与されるため、ポイント付与時期にマネックス証券口座を解約している場合は受取ができません。

株主優待の取得には権利確定月の保有のみで取得が可能です。


他の証券会社の株主優待との比較

他の証券会社の株主優待との比較

マネックス証券と同様に、証券会社の株式売買手数料が還元される株主優待は複数あります。

auカブコム証券でも、同社でauカブコム証券の株を保有すると手数料割引を受けることができます。

マネックス証券とは異なり長期保有での優遇システムがあり、2年以上株式を保有していると最大限の割引を受けることが可能です。

100株から売買手数料の割引が適用され、最低0.5%の割引です。

保有株式数によって割引率が変わり、優待月に40,001株以上保有し2年間継続してauカブコム証券の株式を1株以上保有した場合は15%分の手数料割引を受けることができます。

長期保有の条件は比較的簡単です。auカブコム証券の株式を1株以上継続保有すると、長期保有と見なされます。

ポイント還元ではありませんが、直接売買手数料が割引されるためauカブコム証券で取引を行うかたにおすすめです。

またGMOクリック証券では、同グループの系列会社の株式を保有しているかたを対象に、売買手数料のキャッシュバックを行っています。

マネックス証券やauカブコム証券と異なり、どの証券会社で株式を取引している場合でも株主優待の対象です。

しかしGMOクリック証券の売買手数料がキャッシュバックされるシステムのため、グループ会社の株式もGMOクリック証券で購入する方がお得です。

GMOクリック証券のグループ会社は複数あります。GMOフィナンシャルホールディングスをはじめ、5社の株主優待を併用できるため還元率も高いことが特徴です。

GMOフィナンシャルホールディングスでは100株保有で3,000円、最大5,000株以上保有で15,000円のキャッシュバック対象です。

5社の株主優待を併用した場合、最大29,000円分のキャッシュバックが可能です。

利用する証券会社が限定されている場合は、株式手数料の割引やキャッシュバック、ポイント還元が可能な株主優待を活用してみましょう。


マネックスグループ(8698)の優待を取得するための必要投資額、優待利回り

マネックスグループ(8698)の優待を取得するための必要投資額

マネックスグループ(8698)の優待を取得するための必要投資額

マネックスグループの株式を取得するには、最低100株以上の株式が必要です。

2018年6月時点の株価は1株643円で、100株では64,300円です。

100株から999株までの保有では取引内容によって還元率が変わることがなく、取引1回以上で50ポイントの還元です。

1ポイントは1円換算されるため、優待利回りは最大で約0.07%です。

1,000株以上の保有では最低500ポイントから上限10,000ポイントが還元されます。

1,000株保有に必要な投資額は643,000円のため、優待利回りは約0.07%から1.5%です。

売買手数料の0.50%分が還元対象のため、最大の10,000円分の還元を受けるには6か月の対象期間中に約200万円の現物株式売買手数料が発生する取引が必要です。

1か月あたり約33万円分の手数料がかかっているかたの場合、株主優待を最大限に活かすことができます。

2,000株以上では最低500ポイント、最大で20,000ポイントの取得が可能です。必要投資額は1,286,000円で、優待利回りは約0.04%から1.5%に設定されます。

売買手数料の2.00%分が還元対象のため、最大20,000円の還元を受けるには6か月の対象期間中に約100万円の現物株式売買手数料が発生する取引が必要です。

1か月あたり約17万円分の手数料がかかっているかたの場合、株主優待を活かすことができます。

20,000株以上の保有では最低500ポイント、最大30,000ポイントの取得が可能です。20,000株以上保有する場合、取引を行わない時の還元率はかなり低く設定されます。

必要投資額が1268万円と高額のため、30,000ポイントを受け取った場合でも優待利回りは0.2%です。

しかし10.00%分が還元対象となり、還元率は高めです。6か月の対象期間中に30万円以上の手数料がかかるかたの場合、30,000ポイントが還元されます。


マネックスグループ(8698)の株主優待取得が向いているかた

マネックスグループ(8698)の株主優待取得が向いているかた

マネックスグループの株主優待はマネックスポイントのみで、他の優待は用意されていません。

ほとんど取引をしない場合でもマネックスポイントが50ポイントまたは500ポイントもらえますが、優待利回りは他の株主優待に比べて低いことが特徴です。

1,000株または2,000株保有の場合は約1.5%の優待利回りが発生します。手数料の軽減を考えている場合は最適です。

マネックス証券では株主優待取得のために利用されやすい、つなぎ売りなどの方法がやや難しくスタート信用などの口座種別では空売りができないなど独自のルールもあります。

リスクを抑えて株主優待を取得したいかたには不向きで、100株程度の保有では空売りが利用できる場合でも優待内容より手数料が上回るため注意が必要です。

原則マネックス証券で積極的に取引を行っているかた向けの株主優待で、月間の株式売買手数料が5万円から200万円になる場合はポイント還元が多くなります。

手数料が無料になるなどの特典ではないため、取引コストをなくす優待ではありません。

マネックスグループの株式を保有する場合は、相場変動による利益や配当金による利益を得ることも考えましょう。

また実際に6か月で200万円の売買手数料がかかっている場合、月間売買手数料が30万円以上にあてはまる可能性があります。

マネックス証券では月間株式手数料が30万円を超えている場合、半額分が用途限定のマネックスポイントで還元されます。

還元率自体は株主優待よりも高いため、マネックスの株主でない場合でも大きな還元を受けることができます。


まとめ

まとめ

ここまでマネックスグループの株主優待の内容について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • マネックスグループの株主優待はマネックスポイント
  • マネックスポイントの還元は保有株式数や対象期間の取引手数料によって異なる
  • 他社でも株主優待で株式手数料の還元を行っている証券会社がある

マネックス証券をお得に利用したい場合、マネックスグループの株主優待が有利です。

特に1,000株から2,000株保有の場合、対象期間の現物株式売買手数料に応じて最大10,000円から20,000円分のポイントが付与されます。

優待利回りも1.5%と高く設定されているため、手数料が高いと感じているかたにおすすめです。

最大のポイント還元を受けるには1,000株の場合200万円、2,000株の場合は100万円分の売買手数料が必要です。月間数十万円の手数料がかかるかたに向いています。

マネックス証券の株主優待は株式手数料が大幅に軽減されるシステムではないため、株式の売買による利益も見込んだ上で保有しましょう。

auカブコム証券やGMOクリック証券などマネックス証券のように株式手数料の割引やキャッシュバックを受けることができる証券会社も多いため、利用したい証券会社によって保有する株式を変更するのもおすすめです。

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