マネックス証券で本人確認書類が必要となるケース、提出方法
証券会社ではマイナンバーや本人確認書類の提出が必要です。マネックス証券でも、主に口座開設時などに提出が求められます。
証券会社ごとに必要な本人確認書類は異なり、特にアップロードに対応している本人確認書類は会社によって差があります。
ここではマネックス証券で本人確認書類が必要となるケースや、本人確認書類の提出方法について紹介します。
マネックス証券で本人確認書類が必要となるケースと認められる書類
口座開設を行う場合
マネックス証券で主に本人確認書類が必要となるケースは、口座開設時です。総合口座開設だけでなく、NISA口座やiDeCo口座開設の際も本人確認書類が必要です。
マネックス証券ではWeb口座開設の場合、本人確認書類のアップロードにも対応しています。郵送での手続きの場合は本人確認書類のコピーや写しを利用しましょう。
口座開設時に利用する本人確認書類は、原則顔写真付きのものが必要です。
顔写真付きの本人確認書類がない場合は、写真なしの本人確認書類2種でも対応できます。
なおマネックス証券の総合口座、NISA口座、iDeCo口座などの口座を開設する場合、マイナンバー確認書類も必須です。
口座開設時に認められる書類
本人確認書類をアップロード提出する場合は、運転免許証のみ対応しています。
マイナンバー確認書類は通知カード、マイナンバーカード、マイナンバー記載の住民票の利用が可能です。
マネックス証券のペーパーレス口座開設はマイナンバーカードまたは運転免許証と通知カードまたは住民票が必要です。
免許証かマイナンバーカードを保有していないかたは本人確認書類を郵送で提出しましょう。
郵送時に利用できる本人確認書類はマイナンバーカード、運転免許証の他にも多数あります。
パスポート、在留カード、特別永住者証明書、住民基本台帳カード、保険証、年金手帳、福祉手帳などのコピーが利用可能です。
また印鑑登録証明書、住民票、運転経歴証明書、児童扶養手当証書、医療手帳などの公的書類も利用できます。
住所変更を行う場合
マネックス証券で住所変更を行う場合、新しい住所の届出が必要です。その際本人確認書類の提出も合わせて行います。
アップロードまたは郵送で本人確認書類の提出が可能ですが、新住所の記載された書類が必要です。
アップロードには新住所記載のマイナンバーカード、または運転免許証と通知カードが利用できます。通知カードには新住所の記載は不要です。
郵送の場合は口座開設手続きと同じ本人確認書類が利用できます。顔写真付きの場合は1点、写真なしの場合は2点用意しましょう。
なお本人確認書類を提出する場合は、事前に新住所への変更手続きが必要です。
名義変更を行う場合
マネックス証券では他人への名義変更はできませんが、苗字や名前が変わる場合に名義変更手続きが可能です。
名義変更の場合も住所変更と同様、本人確認書類の提出が必要です。認められる書類は住所変更の場合とほぼ同様ですが、旧名義と変更後の名義が確認できる書類を用意しましょう。
両方が確認できる書類は戸籍抄本、運転免許証、マイナンバーカードです。免許証やマイナンバーカードを保有していないかたは、戸籍抄本を発行し6か月以内に提出が必要です。
住所や名義の変更はアップロードにも対応していますが、法人やマネックスセゾンカード保有者、送付先指定の手続きをしているかたなどは書面手続きのみ可能です。
相続手続きを行う場合
マネックス証券では証券口座を保有していたかたが亡くなった場合、相続手続きを受け付けています。その際、被相続人の本人確認書類や相続人の本人確認書類が必要です。
相続時に必要な書類は被相続人の出生から死亡まで確認できる戸籍謄本、相続人全員の戸籍謄本、相続人全員の印鑑証明書などです。
相続に必要な書類や手続き内容は状況によって変化するため、マネックス証券のコールセンターで相談を受け付けています。
相続が必要になった場合はまずコールセンターへ連絡し、必要な書類を請求しましょう。
特定口座を開設する場合
マネックス証券では一般口座だけでなく、特定口座の開設が可能です。一般口座開設後に特定口座開設手続きを行う場合、本人確認書類の提出が必要です。
アップロードまたは郵送で受け付けています。
認められる本人確認書類は口座開設時と同様ですが、一般口座開設時にマイナンバーを提出している場合、マイナンバーカードまたは運転免許証どちらか1点で手続きが可能です。
住所や氏名に変更がある場合、特定口座開設と同時に変更手続きも受け付けています。
住所や氏名に変更がある場合は、マイナンバー提出済の場合でも再度マイナンバー提出が必要です。
ログインIDやパスワードを確認する場合
マネックス証券の口座番号、ログインID、パスワード、暗証番号を忘れてしまった場合、本人確認書類の提出が必要になるケースがあります。
どれか一つを忘れた場合はWebサイトなどで再発行手続きができますが、すべてを忘れてしまった場合や連絡先のメールアドレスが使用できない場合は書面での手続きが必要です。
書面で照会依頼を行う場合、マネックス証券から送付された照会依頼書を記入し、本人確認書類を添付して返送します。
もしマネックス証券に登録している住所が異なる場合は、照会依頼手続きの前に住所変更手続きが必要です。
マネックス証券の本人確認書類の提出方法
アップロードで提出する場合
アップロードで本人確認書類を提出する場合、推奨環境や画像の保存形式が決まっているため注意が必要です。
JPEGまたはPNGのカラー画像に限るため、本人確認書類の画像を保存する場合は注意しましょう。ファイルサイズは5MBまでに制限されます。
必要に応じて裏面の画像も必要です。文字などが読めない場合は再提出が必要になるケースがあります。
鮮明な画像を準備しましょう。
当日中にアップロードができない場合は口座開設書類が郵送されます。もしアップロードができない場合は口座開設書類の郵送後、本人確認書類のコピーを添付して返送します。
郵送で提出する場合
マネックス証券では郵送で本人確認書類のコピーを提出できます。コピーを行う場合、A4サイズのコピーが必要です。
また本人確認書類の種類によって、必要なページや内容が異なります。
たとえばマイナンバーカードは氏名、住所、生年月日が記載されている面が必要です。運転免許証は原則表面が必要ですが、記載事項に変更がある場合は裏面のコピーも必要です。
書類ごとに必要な情報はマネックス証券Webサイトの本人確認書類のページにも記載されています。不明点がある場合は確認の上提出を行いましょう。
本人確認書類提出時の注意点
マネックス証券で本人確認書類を提出する場合、アップロードや郵送にかかわらず必要事項がしっかり見える状態で提出が必要です。
またマネックス証券の口座に登録している内容と同一の住所、氏名が記載された本人確認書類を準備します。
住民票や印鑑登録証明書などの書類を利用する場合は、発行日から6か月以内の書類に限定されます。
保険証や運転免許証なども、有効期限を確認しましょう。
マイナンバーカードは1点でマイナンバー確認書類兼本人確認書類となります。アップロードで提出したい場合は、マイナンバーカードが便利です。
他の証券会社との提出方法の違い
本人確認書類の提出は、一般的にアップロードと郵送に対応している証券会社が大半です。
場合によってはアプリからの提出や、メール添付に対応している会社もあります。
たとえばauカブコム証券では、アップロード、メール添付、FAX、郵送と多くの提出方法を用意しています。
アップロードよりもメール添付やFAXでの提出が都合が良い場合、auカブコム証券が便利です。アップロード時のファイル形式もGIFやPDFなどに対応しています。
アップロード対応の本人確認書類は会社によって異なるため、運転免許証を持っていないかたの場合は他社の方が簡単に口座開設できるケースがあります。
楽天証券のアプリでは、カード型保険証や住民基本台帳カードのアップロードに対応しています。
口座開設を行う場合は、本人確認書類の対応状況を確認しておくことがおすすめです。
まとめ
ここまでマネックス証券の本人確認書類提出方法について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- マネックス証券では口座開設や情報変更、相続時などに本人確認書類が必要
- 本人確認書類はアップロードか郵送で提出できる
- アップロードできる本人確認書類は限られる
マネックス証券では各種口座開設時や情報変更時、相続、パスワード確認時などに本人確認書類が必要です。
郵送では多くの本人確認書類に対応していますが、アップロードで提出できる書類は限定されています。
マイナンバー確認にはマイナンバーカード、通知カード、住民票が利用できますが、本人確認書類は運転免許証のみです。
運転免許証またはマイナンバーカードを保有していないかたは、郵送での手続きが必要です。
住所変更や名義変更時には必要な書類が変化します。
相続時には様々な書類を提出する必要があるため、まずはコールセンターに確認が必要です。
本人確認書類のアップロードでは画像の形式やサイズが決まっているため、ルールを確認した上で提出を行いましょう。
郵送時もA4用紙にコピーが必要です。有効期限や発行日にも注意しておきましょう。
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