マネックス証券のスクリーニング機能でできることと使い方
株式の検索を行う場合、銘柄名以外で検索を行うにはスクリーニング機能の利用がおすすめです。
ネット証券ではスクリーニングの項目が多数あり、自由に条件を組み合わせて銘柄検索ができます。
マネックス証券でもWebサイトでスクリーニング機能が利用でき、株やETF検索に役立っています。投資金額や業種だけでなく、企業の業績や株式の規模から検索も可能です。
ここではマネックス証券のスクリーニング機能でできることや、使い方についてまとめました。
マネックス証券のスクリーニング機能でできること
株式やETFの検索ができる
マネックス証券のスクリーニング機能では、株やETFの検索が可能です。
銘柄検索の方法はキーワードや各種情報、数値などから選択できます。
複数の情報や数値を組み合わせて検索もできるため、オリジナルの方法で今後値上がりしそうな銘柄を探すことも可能です。
マネックス証券のスクリーニング機能には銘柄の名前やコードだけでなく、業種や業績、財務関連情報、信用情報、スコア情報、テクニカルなど様々な検索方法があります。
スクリーニングを行うには、マネックス証券へのログインが必要です。
特定の銘柄検索が可能
特定の企業に関する銘柄検索を行いたい場合は、キーワードで企業名や銘柄コードを入力します。
あらかじめ決まった銘柄を検索する場合には銘柄コードが便利です。
グループ企業について検索したい場合は、企業名を一部入力すると同様のキーワードが含まれた企業がすべて確認できます。
すでに欲しい銘柄がある程度決まっている場合は、キーワードや銘柄コードでの検索を活用しましょう。
業種での絞り込みが可能
一定の業種に投資したい場合、業種での絞り込みが便利です。たとえば今後特定の業種が伸びると考えている時に活用しやすい項目です。
業種の項目は水産・農林業、食料品、化学、医薬品、情報・通信業など様々です。数十種類の項目から検索が可能で、複数の業種にチェックを入れることもできます。
興味のない業種を省くなど、使い方はたくさんあります。他の項目と合わせて利用すると、絞り込みもしやすく銘柄が限定できます。
投資金額に応じた銘柄の検索が可能
スクリーニング機能では、投資金額を指定して検索が可能です。似たような企業でも、株価によって投資対象から外れるケースもあります。
あらかじめ投資金額が決まっている場合に活用できる機能が、投資金額による絞り込みです。
たとえば5万円以上10万円以下など自由に金額が指定できます。
投資金額が10万円以下と決まっている場合など、投資対象から外れる企業を除外して検索ができるため便利です。
投資金額だけでは絞り込みが不足する場合は、企業の業種や業績、アナリストの評価などを組み合わせて利用できます。
各数値を指定して銘柄検索が可能
マネックス証券のスクリーニング機能では、多くの数値から銘柄検索が可能です。配当関連や業績関連、資本・負債など企業の状況にかかわる数値を指定できます。
企業個体の数値だけでなく、相対的なスコアによる絞り込みも行うことができます。統計スコア、成長スコア、割安スコア、企業規模スコア、テクニカルスコア、財務健全性スコア、リビジョンスコアが設定され、各スコアの状態から銘柄の絞り込みが可能です。
成長スコアは過去3期の業績などを対象に計算され、割安スコアはPER、PBR、75日移動平均、目標株価などから算出されます。
テクニカルスコアは移動平均、出来高推移、信用倍率、RSIなどから計算されます。
リビジョンスコアは過去1か月のアナリスト評価、目標株価、利益予測の変化率から企業評価の改善度合いをもとに算出されるスコアです。
統計スコアは他の6種類のスコアを総合的に評価しています。
信用取引に必要な情報で絞り込みが可能
信用情報では、信用取引が可能な銘柄の抽出や信用買残、信用売残などの情報が確認できます。
信用種別によって絞り込みができるため、一般信用、制度信用など特定の取引を行いたいかたにも向いています。
逆日歩の確認も可能で、状況に応じた検索が可能です。各銘柄の回転日数も確認でき、売買が頻繁に行われている銘柄なのか判断したい場合に役立ちます。
信用取引を行う場合は、信用情報で絞り込みを行うと便利です。
過去の業績や現在の状況からおすすめの株が検索できる
スクリーニングでは企業ごとの過去の業績や現在の企業の状態から、今後株価が上がりそうな銘柄を検索できることが特徴です。また割安な株を探すこともできます。
収益の高い企業を探したい場合はROEなどの数値が役立ちます。
また、直接的に株価の上昇を知りたい場合は株価上昇率でも検索が可能です。
各数値は自由に組み合わせて検索できるため、小型株や大型株など株の規模や直近の数値の状況で今後も上昇しそうな銘柄探しに役立てることができます。
アナリストの評価ごとに銘柄検索が可能
企業の状況や数値を見てもよく分からないと感じるかたは、アナリストの評価から検索を行いましょう。
レーティングは複数のアナリストが評価して点数をつけています。
平均値が表示されるため誰がどのような評価をしているかまでは分かりませんが、評価の高い銘柄を見つける目安となります。
アナリストの人数や目標株価変化率、目標株価対現在値なども役に立つ項目です。
アナリストによる目標株価の平均値から、どのように株価が動いているか分かります。
業種や企業ごとの数値で判断が難しい場合は、アナリストの評価で検索を行うこともおすすめです。
マネックス証券のスクリーニング機能の使い方と利用するまでの流れ
マネックス証券にログインする
マネックス証券のスクリーニング機能は、マネックス証券にログインした状態で利用できます。口座開設がまだの場合は、まず口座開設を行いましょう。
マネックス証券へのログインはログインIDとパスワードで行います。口座開設を行うとログインIDとパスワードが発行され、ログインが可能です。
スクリーニング機能はトップページの投資情報から利用が可能です。
投資情報タブをクリックすると、下部にスクリーニングのボタンが表示されます。
また株式取引の「銘柄を探す」の下部にもスクリーニング機能へのリンクが用意されています。キーワードでの検索が多いかたは、株式取引の画面を利用するとスムーズです。
スクリーニングボタンをクリックすると、検索に必要な画面が表示されます。
スクリーニング機能は無料で利用できるため、マネックス証券総合口座の開設とログイン以外の手続きは特に必要ありません。
必要な情報を入力する
スクリーニング画面で必要な情報を入力すると検索が可能です。条件入力の欄から入力を行いましょう。
検索条件は5種類まで任意で入力ができます。
たとえば必要投資額を10万円以下に設定したい場合、投資金額の欄の空欄に金額を入力します。
その他業種や各種スコアなど絞り込みをしたい項目を入力するとスクリーニングの準備は完了です。
画面下部の「検索結果を表示する」をクリックすると、検索結果が表示されます。検索結果の表示が多すぎる場合は、他の条件を追加して検索を行うと便利です。
検索条件を登録する
マネックス証券ではMY検索に検索条件の登録ができます。毎回同じ条件で検索を行うかたの場合、条件を登録しておくと簡単です。
また前回の検索条件を呼び出すこともできます。
特定の銘柄を検索するケースが多い場合は、銘柄自体をお気に入り登録しておくと検索の手間が省けます。
検索条件の登録や呼び出し、お気入り銘柄への登録などを利用してスムーズにスクリーニングを行いましょう。
スクリーニング機能以外の便利な機能
マネックス証券ではスクリーニングの他に、テーマ別で検索できる機能もあります。
詳しい数値での検索や特定の銘柄を検索する場合ではなく、話題のキーワードやテーマから検索したい時に便利です。
テーマ別投資検索は株主優待の検索にも対応しています。
最近話題のテーマを知りたい時や、人気の株主優待銘柄を検索したい場合はテーマ別検索が有利です。
スクリーニングで見つけることができない銘柄も、テーマ別検索で簡単に発見できるため、内容によってはテーマ別投資検索を利用してみましょう。
テーマ別投資検索を利用するにはマネックス証券にログイン後、株式取引の画面に移動します。キーワード検索の下部に「旬のテーマから探す」のボタンがあるためクリックしましょう。
同じ画面ではチャートからの検索や株主優待からの検索リンクもあり、目的に合わせて選択が可能です。
まとめ
ここまでマネックス証券のスクリーニング機能について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- マネックス証券のスクリーニングはログイン後に利用できる
- 投資金額や企業の状況、アナリスト評価など様々な項目で検索が可能
- 総合口座開設者は誰でも無料で利用できる
マネックス証券には株やETFを簡単に検索できるスクリーニング機能があります。銘柄名やコード以外に指定したい項目がある場合は、スクリーニング機能の利用がおすすめです。
複数の条件を設定して検索もできるため、簡単に銘柄の絞り込みができます。投資に慣れているかたは企業の業績やテクニカルなどから今後伸びそうな企業を見つけ出すこともできます。
スクリーニング機能の利用は無料で、総合口座を開設してマネックス証券にログインできるかたなら誰でも利用が可能です。
マネックス証券はスクリーニング機能以外にもテーマ別投資検索など検索方法が多彩で、目的の銘柄を見つけやすい証券会社です。
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