楽天証券のエクスプレス注文の特徴と利用可能なチャネル

最終更新日: 2021年12月5日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

楽天証券のエクスプレス注文の特徴と利用可能なチャネル

楽天証券では、よりスピーディーな取引が可能なツール、エクスプレス注文が利用できます。このエクスプレス注文を使うことにより、売買のチャンスを逃すことが少なくなります。

エクスプレス注文の特徴や、楽天証券でエクスプレス注文が利用可能なチャネルとその活用方法、さらにはエクスプレス注文を利用する際の注意点についてご紹介します。


楽天証券のエクスプレス注文の特徴と利用可能なチャネル

エクスプレス注文の特徴

楽天証券のエクスプレス注文の特徴と利用可能なチャネル

楽天のエクスプレス注文は、多くのFX取引で使われるストリーミング注文とほぼ同じ注文方法です。画面上にリアルタイムなレートが表示され、好きなタイミングで買い注文または売り注文をすることができます。

画面をワンクリック(またはタップ)するだけで、あなたにとって一番良いタイミングで約定します。価格が大きな文字でデジタル表示され、現在の気配値が一目でわかります。

エクスプレス注文は、以前は信用取引のみで利用可能でした。しかし、2015年9月からエクスプレス注文を現物株取引でも利用できるようになりました。さらに、スマホアプリのiSPEEDにおいてもエクスプレス注文が可能になりました。

エクスプレス注文は、ボラティリティの高い相場で威力を発揮します。値動きの激しい相場においては、発注のスピードが命です。注文するまでに時間がかかりすぎると、買いまたは売りのチャンスを逃してしまうからです。

パソコンを使ってエクスプレス注文を利用する場合は、マーケットスピードをダウンロードしましょう。Windows、Macどちらでも使えますが、エクスプレス注文はWindows版のマーケットスピードのみで使用できます。

Windows版マーケットスピードには、エクスプレス注文の他にも、ドラッグ&ドロップで注文可能な武蔵があります。こちらも便利なので、相場状況や好みで使い分けましょう。

楽天証券では、2014年7月22日から東京証券取引所の銘柄の呼値の単位が縮小されました。5,000円以下の呼値の単位が小数点第1位までの表示になったため、板を見ながらの発注が思い通りに行かなくなるケースもありました。

楽天証券がエクスプレス注文を実装した背景には、そのような不満を持つ顧客に対応する意味もありました。小数点以下の細かい動きに惑わされることなく注文できるからです。

マーケットスピードでエクスプレス注文を利用すると、ワンクリックで現物取引や信用取引の新規注文や返済注文ができます。現物取引においては、発注枚数や執行条件を事前に登録しておくと、値段をタイミング良くクリックするだけで済みます。

マイページにエクスプレス注文を登録しておくと、素早く売買ができます。また、エクスプレス注文は、ワンクリックで画面レイアウトが整列される便利な機能も搭載しています。それらの機能をぜひ使いこなしましょう。


エクスプレス注文の利用可能なチャネル

マーケットスピードでエクスプレス注文を利用するためには、まず「国内株式」を選択した後、「投資情報」から「エクスプレス注文」を選びます。すると、ポップアップ表示で利用許諾が表示されるため、一読した後に同意ボタンをクリックします。

その後、エクスプレス注文の初期設定を行いましょう。発注時の数量や執行条件などが登録できます。また、IOC注文の登録も可能です。これは、有利な価格の数量分のみ約定し、成立しなかった数量は自動的に執行するものです。

IOC注文をうまく活用すれば、昼間に取引する時間がとれないかたでも、ワンクリックで注文した後は放置しておき、仕事や家事等が終わってから確認することが可能です。

信用取引する場合は、オートセレクト機能(AS機能)を選択すると、ストレスなく取引できます。これは、信用取引において予め建玉の返済順を登録することです。これにより、「新規」や「返済」などが自動的に区分されます。

マーケットスピードのエクスプレス注文は、複数銘柄を同時に登録することができます。また、ティッカー表示により日経225等の価格情報、ニュース、または約定情報が得られます。ティッカー表示が不要な場合、非表示にもできます。

画面レイアウトは4通りから選ぶことが可能です。また、発注ダイアログの表示または非表示を選択できます。一回ずつ確認したいかたは表示を、確認よりもスピードを優先させたい方は非表示を選びましょう。

パソコンだけでなくスマホも利用するかたは、楽天証券のアプリiSPEEDを利用されているかと思います。iSPEEDでもエクスプレス注文が利用可能です。

iSPEED版のエクスプレス注文は、マーケットスピード版にはない便利な機能が加わっています。まずは、チャートを見ながら発注する機能です。折れ線グラフのようなティック表示にすることにより、値動きがリアルタイムに把握できます。

さらに、海外の先物指数をチェックすることも可能です。翌日の日本株取引に影響を及ぼす情報を前日から当日の未明にかけてリサーチし、投資成績を上げることができます。

iSPEED版のエクスプレス注文に加わったこれらの機能を駆使することにより、より値動きやトレンドが読みやすくなり、高速な取引をすることが可能です。もちろん、通勤中や仕事の空き時間など、外出先でも利用可能です。


楽天証券のエクスプレス注文を利用する際の注意点

楽天証券のエクスプレス注文を利用する際の注意点

楽天証券のエクスプレス注文はとても便利ですが、使用に当たって注意点がいくつかあります。

まず、マーケットスピードを使用する時には、有料の場合があります。無料利用条件を満たすことにより、マーケットスピードを無料で利用できます。当然、エクスプレス注文も無料になります。

その無料利用条件は、利用申請から3か月間、楽天証券の他の金融商品口座の開設、30万円以上の資産を預ける、楽天銀行との自動入出金設定を行う、これら4つのうちいずれか1つを満たすことです。

エクスプレス注文はFXのストリーミング注文と似ていますが、違いもあります。基本的な構造は似ているものの、より多くの設定項目があるなど、エクスプレス注文の方がやや複雑です。FXで慣れているかたも、慣れるまでに時間が必要な場合が多いです。

確認ダイアログの表示または非表示を選択できますが、もし非表示にした場合、注文ミスも多くなります。価格や数量の見間違い、買いと売りの間違い、クリックやタップの誤操作などのミスが考えられます。

そのため、エクスプレス注文の操作にまだ慣れていないかたや、パソコンやスマホの操作に自信がない場合は、確認ダイアログを表示するように設定しましょう。

次に、スマホアプリのiSPEED版エクスプレスを使用する場合です。マーケットスピード版よりも多くの機能が使え、持ち運びにも便利ですが、スマホの特性上、表示画面が小さく誤操作の可能性が高まるため注意が必要です。

iPadなどタブレットでもiSPEEDが使用できるため、そちらが利用できれば、少しでも画面が大きく表示され、操作ミスが防げます。

スマホの性能も大事な要素です。古い機種のスマホや、格安で性能が劣る機種では使えないこともあります。

iSPEEDは、かなり頻繁に自動更新が行われます。そのため、iPhoneで使うかたはiOS 12~14、Androidで使うかたはOS 5~11、CPUクアッドコアでRAM2GB以上のスペックが推奨されています。

iSPEEDには既にマーケットスピードとほぼ同様の性能が搭載されていますが、自動更新により性能がアップデートし続けています。それ自体はユーザーにとってはうれしいことですが、自動更新の間、スマホの性能が遅くなることがあります。

それが困る場合は、スマホの自動更新を手動に設定し直すなどの工夫をしましょう。手動に設定した場合は、iSPEEDの更新情報を定期的に確認しなければなりません。

パソコン、スマホどちらでエクスプレス注文を利用する場合も、様々な注意点があります。もしその両方を使うことが可能なら、パソコンで画面を確認し、スマホで発注操作を行うことがおすすめです。

具体的には、パソコンの大画面でマーケットスピードで株価の動きや板の情報を見て、スマホのiSPEEDで売買の注文をする方法です。この方法も、電気代やスペース、2つのチャネルを操作する手間が必要になります。


まとめ

まとめ

楽天証券のエクスプレス注文の特徴や利用可能なチャネル、注意点についてご紹介しました。まとめると以下の通りです。

  • エクスプレス注文で素早く取引ができる
  • エクスプレス注文はWindows版マーケットスピードとスマホアプリのiSPEEDで利用可能
  • 注文ミスやハードの性能などに注意が必要

楽天証券では、パソコンまたはスマホでの株取引で、エクスプレス注文を利用することによって素早く取引することが可能です。日本のネット証券業界でいち早く取り入れ多くのユーザーの投資実績向上に貢献しています。

株式市場の値動きは、今後の世界情勢や技術革新などにより、企業の業績も大きく変化することが予想されるため、より素早く取引できるエクスプレス注文の導入や設定を早めに済ませておくと、トレードを有利に行うことができます。

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