楽天証券の手数料が高いと感じた人におすすめの証券会社
楽天証券は手数料が安く、人気の高い証券会社です。しかし、他の証券会社も手数料の安い金融商品を開発しており、各証券会社は、より手数料の安い金融商品を開発しようと競い合っています。
そこで、楽天証券でトレードをしていて、手数料が高いと感じたかた向けに、楽天証券とその他の証券会社を比較しながら、より手数料の安い証券会社をご紹介します。
楽天証券の手数料が高いと感じた人におすすめの証券会社
楽天証券の手数料は高い?
楽天証券などのネット証券会社は、総合証券会社と比較して手数料が5分の1~10分の1と安く、口座管理料もかかりません。分析ツールや商品数も充実しており、個人投資家が多く利用しています。
総合証券会社の手数料が高い理由は、営業員の人件費や店舗の維持費等です。営業員に相談や質問をする必要がなく、ネットのみで情報を得ながらトレードしたいかたの場合は、手数料が安いネット証券のほうがおすすめです。
その中でも楽天証券は、手数料の安さや高性能なツール、楽天銀行などとの連携による資金管理の容易さ、初心者に対するていねいな説明やサポートなどから最もバランスの良いネット証券会社です。
例えば、2017年9月1日から開始された「いちにち定額コース」では10万円までの国内株式手数料が0円になるなど、30万円以下の手数料が大幅に割引されました。
また、2017年12月25日から開始された「超割コース」では、5万円までの現物手数料が50円、10万円までなら90円になるなど、特に少額でトレードするかたにとって大幅な手数料の値下げをしています。
総合的に見ると楽天証券の手数料の安さは際立っていますが、場合によっては他のネット証券会社の方が手数料が安くなる場合もあります。
岡三オンライン証券
大正12年創業の岡三オンライン証券の2017年12月25日に開始した「定額プラン」では、1日の合計取引金額が20万円までの場合、手数料が無料です。
10万円~20万円の場合、岡三オンライン証券の方がお得です。
松井証券
松井証券は、現物取引・信用取引の手数料、50万円まで無料まで手数料が無料です。
日本初のネット証券として歴史があり、信頼できる証券会社で取引したい人におすすめのネット証券です。
SBI証券
SBI証券は、楽天証券とほぼ同水準の手数料です。しかし、約定代金が100万円以上の場合は、楽天証券よりも安くなります。
例えばアクティブプラン現物取引で約定代金が100万円の場合、楽天証券の手数料858円に対し、SBI証券の手数料は762円です。
SBIネオトレード証券
SBIネオトレード証券では、キャンペーンを利用することにより、手数料が安くなります。
新規口座開設後の約2ヶ月間(40営業日)の株式現物取引・信用取引・日経225先物取引などの手数料が0円です。
スマートプラス
その他のネット証券会社も、条件によっては楽天証券と同等かそれ以上の手数料の値引きを行っています。しかし、約定代金に関係なくいつでも手数料が無料になるサービスを行うネット証券会社が誕生しました。
そのサービスを実現したのは、株式会社フィナテキストが大和証券と提携して創業した子会社「スマートプラス」です。
スマートプラスの株取引アプリ「ストリーム」は、Baas(バース)と呼ばれる執行機能を導入することにより、現物取引・信用取引問わず手数料が無料になります。
スマートプラスは、2018年4月に現物取引を開始、6月に信用取引を開始する予定です。トレードをSNSのような感覚で行うのが特徴で、初心者にとって、より敷居が低くなっています。
まとめ
楽天証券よりも手数料が安くなる証券会社についてご説明しました。まとめると、以下の通りです。
- 総合証券会社よりネット証券の手数料の方が安い
- 条件次第で、楽天証券よりも手数料が安いネット証券がある
- 手数料がいつでも誰でも無料になるネット証券も登場予定
かつて、証券取引は対面で行うのが普通でした。そのため、トレードに参加できる人は限られていました。その状況が一変したのが、インターネットの普及です。数多くのネット証券会社が参入し、大手総合証券会社もネットに対応しました。
その結果、プロのトレーダーだけでなく、サラリーマンや主婦などあらゆる層が、パソコンやスマホで自宅にいながらでもトレードできるようになりました。それらの層を取り込むために楽天証券などは手数料の安いサービスを開発し続けています。
その流れで、格安の手数料や、手数料無料のサービスも増えてきています。全ての手数料が無料のサービスも登場予定です。楽天証券やその他の証券会社を比較し、お得にトレードしましょう。
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