楽天FXのレバレッジと楽天証券でレバレッジをかけられる商品
楽天証券ではFX取引を行うことができます。FXではレバレッジをかけて取引を行うことが可能で、レバレッジの設定は複数のコースから選択できます。
ここでは楽天FXのレバレッジに関する詳細や設定方法、楽天証券でFX以外にレバレッジをかけられる商品を紹介しています。
楽天FXのレバレッジとレバレッジ設定方法
FXのレバレッジとは
通常、為替取引はFX口座に入金した資金の中で行うことができます。レバレッジはFX口座に預け入れた資金より多くの取引を行いたい場合に便利な設定です。
たとえば25倍のレバレッジを設定した場合、FX口座に入金した資金の25倍まで取引が可能です。
FX取引は為替差益で利益を得るため、レバレッジを設定することで大きな利益を狙うことができます。また口座に預け入れる資金が少ない場合でも大きな取引ができるところが魅力です。
楽天FXで設定できるレバレッジ
楽天FXでは個人口座の場合、5種類のレバレッジコースの中から好きなものを選択できます。楽天FXでは初期状態でスタンダード25倍コースが設定されています。
コースごとにロスカット水準や証拠金率が異なります。ロスカット水準は指定内で5%刻みの設定が可能です。
なお、法人口座の場合は25倍以上のレバレッジが設定できることもあります。
スタンダード25倍コース
ロスカット水準は50%から95%で設定可能です。証拠金率は4%です。
レバレッジ10倍コース
ロスカット水準は50%から95%で設定可能です。証拠金率は10%です。
レバレッジ5倍コース
ロスカット水準は40%から95%で設定可能です。証拠金率は20%です。
レバレッジ2倍コース
ロスカット水準は20%から95%で設定可能です。証拠金率は50%です。
レバレッジ1倍コース
ロスカット水準は20%から95%で設定可能です。証拠金率は100%です。
楽天FXのレバレッジ設定方法
楽天FXのマイページまたはマーケットスピードFXで各種設定タブからレバレッジ設定を選択します。
現在のレバレッジとロスカット率が表示され、下段でレバレッジコースとロスカット率の変更が可能です。
プルダウンからレバレッジコースとロスカット率を選択し、確認ボタンをクリックすると入力確認画面へ遷移します。
入力に問題ない場合、設定ボタンをクリックするとレバレッジコースとロスカット率の設定が完了します。
変更後のレバレッジコース確認方法
レバレッジ設定画面や口座情報で、現在のレバレッジ設定を確認することができます。
設定の反映はすぐに行われるため、その日の取引状況に応じてレバレッジやロスカット率を変えることが可能です。
楽天証券でレバレッジをかけられる商品
楽天FX以外でレバレッジをかけられる商品とは
楽天証券では、FX取引以外にもレバレッジをかけられる商品がいくつかあります。
名前はレバレッジと記載されていないこともありますが、持っている資産以上の取引を行うことができる商品を紹介します。
信用取引
信用取引口座を開設することで、楽天証券に預けている資産以上の取引を行うことができます。
楽天証券の信用取引は、担保の約3.3倍の取引が可能です。つまり、レバレッジ3.3倍程度の取引ができます。
現物取引とは異なり、一日に同じ銘柄の取引が複数回可能で売り建てからはじめることもできます。
先物取引
先物取引もレバレッジをかけて取引ができるシステムです。国内と海外の先物取引があり、銘柄ごとにレバレッジは異なります。
たとえば海外先物取引の場合、最小で7倍から10倍程度ですが最大では20倍から30倍です。
ブル・ベア型ファンド
楽天証券の投資信託の中には、先物取引やオプションを利用してレバレッジをかけているファンドがあります。
レバレッジをかけて運用しているファンドはブル・ベア型ファンドと呼ばれます。ブルは上昇相場の意味で、ベアは下落相場の意味合いです。
相場上昇の場合に利益が出るブル型ファンドと、相場下落の場合に利益が出るベア型ファンドに分かれています。
楽天証券で自分が持っている資産以上に投資信託を購入できるわけではありませんが、レバレッジをかけて運用している分大きなリターンが期待できます。
楽天証券で取り扱われている主なブル型ファンド
楽天日本株4.3倍ブル
国内の株式市場の値動きに対し、4.3倍程度の値動きを目指して運用されます。
買付手数料は3,000万円未満で2.16%、3,000万円以上で1.08%です。ファンドの管理費用は1.2204%です。
SBI日本株3.7ブル
国内の株式市場の値動きに対し、3.7倍程度の値動きを目指して運用されます。
買付手数料は3,000万円未満で2.16%、3,000万円以上で1.08%です。ファンドの管理費用は1.0044%です。
楽天日本株トリプル・ブル
国内の株式市場の値動きに対し、3倍程度の値動きを目指して運用されます。
買付手数料は3,000万円未満で2.16%、3,000万円以上で1.08%です。ファンドの管理費用は1.0044%です。
新光Wブル・日本株オープンⅢ
国内の株式市場の値動きに対し、3倍程度の値動きを目指して運用されます。
買付手数料は3,000万円未満で1.08%、3,000万円以上で0.54%です。ファンドの管理費用は0.918%です。
日本トレンド・セレクト ハイパー・ウェイブ
国内の株式市場の値動きに対し、2倍程度の値動きを目指して運用されます。
買付手数料は100万円未満で1.08%、1,000万円未満で0.54%です。1,000万円以上は買付手数料は必要ありません。ファンドの管理費用は0.9936%です。
楽天証券で取り扱われている主なベア型ファンド
SBI日本株3.7ベア
国内の株式市場の値動きに対し、3.7倍程度の値動きを目指して運用されます。
買付手数料は3,000万円未満で2.16%、3,000万円以上で1.08%です。ファンドの管理費用は1.0044%です。
楽天日本株トリプル・ベアⅢ
国内の株式市場の値動きに対し、3倍程度の値動きを目指して運用されます。
買付手数料は3,000万円未満で2.16%、3,000万円以上で1.08%です。ファンドの管理費用は1.0044%です。
新光Wベア・日本株オープンⅢ
国内の株式市場の値動きに対し、3倍程度の値動きを目指して運用されます。
買付手数料は3,000万円未満で1.08%、3,000万円以上で0.54%です。ファンドの管理費用は0.918%です。
レバレッジトラッカーeワラント
eワラントの中には、レバレッジがあるタイプもあります。日経プラス5倍トラッカーと日経マイナス3倍トラッカーです。
eワラントは少額で取引をしたいかたにも向いている投資商品ですが、レバレッジのあるタイプを選択することで、より大きな利益を狙うことができます。
レバレッジETF
楽天証券にはレバレッジがあるETFを買付できます。日経225ダブルブルと日経225ダブルベアです。
現物取引、信用取引どちらでも取引が可能で、売買手数料も無料です。
まとめ
ここまで楽天FXのレバレッジ設定方法や、楽天証券でレバレッジをかけられる商品について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- レバレッジをかけることで資金が少なくても大きな利益が得られる
- 楽天FXでは5種類のレバレッジコースから選択できる
- 楽天証券にはFX以外にレバレッジをかけられる商品がある
為替取引では、レバレッジをかけて取引を行うことでより大きな利益を得ることができます。
楽天FXでも個人口座では最大25倍のレバレッジをかけることができ、コースは5種類から選択が可能です。
楽天証券ではFX以外に信用取引や先物取引、レバレッジファンド、ETFなど色々な商品にレバレッジをかけることができます。
投資資金が少ない場合に大きな利益を得たい場合、レバレッジを上手く活用しましょう。
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