楽天証券のFXの取引ルール、取り扱い通貨とスプレッド

最終更新日: 2020年2月14日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

楽天証券ではFXを取り扱っています。

他の証券会社にはない特徴やメリットも持っています。

楽天証券のFXについて見ていきましょう。


楽天証券FXの特徴と取引ルール

一般信用売り 確認方法

楽天FXは新規口座開設や取引で楽天ポイントがもらえることが主な特徴です。

キャンペーンも不定期に入れ替わるため、条件を満たすことで多くのポイントを獲得することができます。

取引手数料も0円のため、低コストで運用が可能です。

無料取引アプリも充実しており、PCではマーケットスピードFX、スマホではiSPEED FXが使えます。

楽天株式会社の100%子会社である楽天証券が運営し、長期信用格付けも2014年JCRの信用格付けでA-を獲得しています。

楽天FXのWebサイトではトムソンロイターニュースやフィスコ為替コメントなど、投資を行う上で役立つマーケット情報も入手できます。

10,000通貨を最低取引単位としているFX会社が多い中、1,000通貨単位から取引ができることも魅力です。

楽天FXの取引ルール

楽天FXでは24通貨ペアに対応しています。

円に対応している通貨ペア

米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル、NZドル、ランド、カナダドル、スイス、香港ドル。SGドル、Nクローネ、トルコリラ、人民元

ドルに対応している通貨ペア

ユ-ロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル、NZドル/ドル、ドル/スイス

その他の通貨ペア

ポンド/スイス、ユーロ/ポンド、ユーロ/スイス、豪ドル/スイス、NZドル/スイス、豪ドル/NZドル

取引単位は1,000通貨単位です。

取引数量には上限があります。

1回の注文は200万通貨単位まで行えます。

また建玉と注文の最大合計額にも上限があり、30億円相当額が最大です。

注文の種類

楽天FXの注文種類は8種類です。

ASストリーミング注文 2ウェイプライス
ストリーミング注文 2ウェイプライス
指値、逆指値注文 シングルリーブオーダー注文
IF-DONE注文
OCO注文
IF-OCO注文
全決済注文
通貨ペア全決済注文

上記から注文方法を選択することができます。

ASストリーミング注文、ストリーミング注文は取引時間中のみ行えます。

受付順の約定になるため相場が急変している際や注文が集中した場合は約定できず失効する可能性があります。

全決済注文と通貨別ペア全決済注文は、対象となる建玉が300万通貨を超える場合は利用できません。

取引時間

楽天FXは原則24時間対応を行っていますが、正確には月曜日の午前7時から土曜日の午前6時55分が取引時間です。

午前6時55分から7時10分までは毎日システムメンテナンスが行われているため利用できません。

また別途メンテナンスを行うこともあり、その際は取引が停止されます。

必要証拠金

個人で楽天FXを利用している場合、コースにより必要な証拠金は異なります。

用意されているコースは5種類から選択可能です。

なお口座開設時はスタンダード25倍コース、ロスカット水準は50%に設定されています。

スタンダード25倍コース

4%の証拠金が必要です。

レバレッジ10倍コース

10%の証拠金が必要です。

レバレッジ5倍コース

20%の証拠金が必要です。

レバレッジ2倍コース

50%の証拠金が必要です。

レバレッジ1倍コース

100%の証拠金が必要です。

法人の場合

法人の場合は証拠金率が毎週見直されます。

楽天証券が定める額に決定されるため、証拠金が少ない場合はその時点でロスカットが発動することもあります。

追加証拠金について

スタンダード25倍コースまたは法人口座のみが適用されます。

取引日終了時点の為替レートで評価が行われます。

必要な証拠金額が下回った場合、追加証拠金が必要です。

取引終了時点当日の午後6時までに証拠金の入金または建玉の決済が必要になります。

追加証拠金が残った状態で期限を過ぎた場合、すべての建玉が決済されます。

ロスカットについて

選択中のコースやロスカット水準によって変化します。

ロスカット水準は設定可能な範囲が決められています。法人口座以外は5%刻みで設定が可能です。

スタンダード25倍コース

50%から95%

レバレッジ10倍コース

40%から95%

レバレッジ5倍コース

20%から95%

レバレッジ2倍コース

20~95%

レバレッジ1倍コース

20%から95%

法人口座

50%


楽天証券FXの取り扱い通貨と手数料、スプレッド

楽天証券 ポイント

楽天FXの取引手数料は無料です。

スプレッドが各通貨ごとに設定されているため、買いレートと売りレートの差で利益が変化します。

楽天FXの取引通貨とスプレッド

スプレッドは状況により例外があります。

通常時のスプレッドは固定されていますが、状況によって変動があることは理解しておきましょう。

休場日や平日早朝、重要な経済指標の発表、災害などでも変化があります。

楽天FXの取引通貨と各通貨ペアごとのスプレッド

楽天FXで取り扱われている通貨ペアは全部で24種類です。

一般的にスプレッドの数値が低いほど利益が出やすくなりますが、通貨の変動状況によっても異なります。

通貨ペア スプレッド(pips)
ドル/円 0.2
ユーロ/円 0.5
ポンド/円 1
豪ドル/円 0.7
NZドル/円 3.9
ランド/円 1
ユーロ/ドル 0.4
ポンド/ドル 1
豪ドル/ドル 1.9
NZドル/ドル 4
ユーロ/ポンド 4

楽天FXの主要通貨におけるスプレッドは主要ネット証券の中でも安く設定されています。

楽天FXのスプレッドと他証券会社との比較

ドル/円

楽天証券 0.3銭
SBI証券 0.5銭
GMOクリック証券 0.3銭
auカブコム証券 0.6銭
マネックス証券 2.0銭
松井証券 1.0銭

ポンド/円

楽天証券 1.0銭
SBI証券 2.2銭
GMOクリック証券 1.1銭
auカブコム証券 1.8銭
マネックス証券 6.0銭
松井証券 6.0銭

ユーロ/ドル

楽天証券 0.4pips
SBI証券 0.8pips
GMOクリック証券 0.5pips
auカブコム証券 0.8pips
マネックス証券 3.0pips

ポンド/ドル

楽天証券 1.0pips
SBI証券 1.8pips
GMOクリック証券 1.1pips
auカブコム証券 3.0pips
マネックス証券 8.0pips


楽天MT4の特徴と取引までの流れ

一般信用売り 確認方法

楽天MT4とはFXを自動売買するための取引ツールです。

楽天だけで取り扱われているものではないため、MT4を利用したことがあるかたなら使い方は同じです。

プログラムを設定すれば自分で一つずつ取引を行う必要がなく、あらかじめ決められたルールに従って取引を行ってくれる点が魅力です。

24時間取引を行うため、人間では難しいFX取引が可能になり利益につながります。

カスタマイズが可能なため、戦略は自由に設定できます。

世界の投資家にも利用されているメジャーな取引ツールです。

楽天MT4の主な特徴

楽天証券は大手ネット証券では唯一MT4を導入しています。

取引サーバは日本国内にあるため、安心感が高いことが特徴です。

取引手数料は無料に設定されています。

原則的にスプレッドも固定されており、コストが抑えられていることも特徴です。

ただし楽天MT4と通常のFX取引はスプレッドが異なっているため、注意しておきましょう。

楽天MT4口座での取引を行うには

まずは楽天証券の総合口座、FX口座を申し込みます。

その後MT4口座を別途申し込む必要があります。

口座開設後MT4をダウンロードすれば、取引が開始できます。

ただしMT4で取引を行うためには、EAが必要です。

EAは自動で取引を行ってくれるプログラムのことです。

このEAは自分でカスタマイズして作ることもできますが、販売されているものを購入することも可能です。

ただしEAソフトを利用する場合、楽天証券とは無関係なところから購入することになるため、サポートはプログラムを販売している会社から受ける必要があります。

なお楽天MT4はデモ口座も用意されているため、取引の流れを知るために活用することも可能です。

初めて自動売買を行う場合には、デモ口座を取得してみるのもおすすめです。

デモ口座は何度でも利用できます。


まとめ

楽天証券のFXについて見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 楽天証券ではFXを取り扱っている
  • 取引で楽天のポイントが付くのが特徴
  • デモ口座を試してみることもできる

楽天証券のFXの特徴などについて見てきました。

楽天のポイントが貯まるのが、他社にはない特徴とメリットです。

自動売買を始める前は、デモ口座を取得して試してみるのもおすすめです。

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