楽天証券のNISA口座の変更方法
楽天証券で作ったNISA口座を他社に変更したいことがあるかもしれません。
NISA口座の変更は、1年ごとに可能です。
NISA口座の変更方法について見ていきましょう。
楽天証券から他社へNISA口座を変更する方法、流れ
2015年から、NISA口座は金融機関の変更が可能になりました。
楽天証券でNISA口座を開設し取引を行っている場合、他社への変更は1年ごとに行えます。
年度の途中では金融機関の変更が行えないため、タイミングを意識しておきましょう。
変更の受付は、変更を希望する年の前年10月1日から変更する年の9月30日までと定められています。
もし当年中に変更を行いたい場合は、9月30日までに手続きを終わらせる必要があります。
10月1日以降の手続きは、来年度変更を行いたい時に行いましょう。
非課税管理勘定廃止通知書を取得する
楽天証券から他の金融機関へNISA口座を変更する場合は、非課税管理勘定廃止通知書を取得します。
非課税管理勘定廃止通知書は、ログイン後のマイページから取得が可能です。
マイページ内のNISAから、NISA・ジュニアNISA 申込・受付状況を確認します。
NISA口座各種手続きの項目があるため、その中の金融機関変更手続き 楽天証券→他社を選択します。
申請を行うと、2日から3日程度で非課税管理勘定廃止通知書が郵送されてきます。
この書類を新しくNISA口座を開設する金融機関に提出することで、他社への変更手続きが行えます。
マイナンバーの登録が必要
2016年から他社への変更手続きを行う場合は、マイナンバーの登録が必要になりました。
楽天証券にマイナンバーを登録している場合は問題ありませんが、未登録の場合は変更手続き前にマイナンバーを登録する必要があります。
他社へ必要書類を提出する
他社へNISA口座を変更する場合、楽天証券での手続きを行うだけではありません。
NISA口座を開設したい金融機関に申込書類の請求を行います。
証券口座を持っていない場合は、別途総合口座を開設する必要が出てくる場合もあるでしょう。
金融機関によって内容が異なるため、確認を行う必要があります。
NISA口座開設の書類請求を行うと、非課税口座開設届出書が郵送されてきます。
書類の記入とともに、必要に応じ本人確認書類や非課税管理勘定廃止通知書を添えて返送しましょう。
また改めてマイナンバーの登録も必要です。審査が行われ、問題がなければNISA口座の変更が完了します。
なお、一度楽天証券の口座を廃止して他社で新たにNISA口座を開設する場合には、非課税口座廃止通知書が必要になります。
楽天証券の口座は残しておくこともできる
1年ごとに金融機関の変更は行なえますが、取引していた残高はそのまま残しておくことができます。
非課税で運用できるため、5年間は利益が出ても税金はかかりません。
もちろん不要であれば、他社へ変更を行う際に口座の廃止も可能です。
他社から楽天証券へNISA口座を変更する方法、流れ
楽天証券へNISA口座を変更する場合、現在利用している金融機関で勘定廃止通知書を取得する必要があります。
証券会社などではマイページから取得が可能になっていることが多いため、確認してみましょう。
不明な場合はサポートダイヤルを利用すると便利です。
勘定廃止通知書は郵送で送られてきます。
書類が手に入ってから、楽天証券でNISA口座開設の手続きを行いましょう。
必要に応じて他社での取引を終了する
他の金融機関で取引していた分の商品は、楽天証券に移すことはできません。
非課税期間が終わるまでそのまま置いておくこともできますが、取引を終了させることもできます。
金融機関の変更を行うと過去の取引分の非課税期間の延長はできなくなるため、利益が出ている場合は取引を終了させることも検討しましょう。
楽天証券で申込書類を請求する
勘定通知書が手に入った後は、口座開設の手続きに移行します。
楽天証券のWebページから、NISA口座開設の申込書類を請求しましょう。
申込書類が郵送されてくるため、必要事項を記入します。
勘定廃止通知書と本人確認書類など必要な書類を添付し、申込書類を返送します。
マイナンバーを楽天証券に登録していない場合は、マイナンバーの書類も必要です。
楽天証券の総合口座を開設する
すでに楽天証券の総合口座を持っている場合はNISA口座の開設のみで問題ありません。
しかし楽天証券の総合口座を持っていない場合は、NISA口座とともに総合口座の開設も必要です。
郵送される書類が異なるだけで、手続き自体に変化はありません。
必要な書類を請求しましょう。
税務署での審査後に口座開設が完了
書類が楽天証券に到着すると、楽天証券と税務署で審査が行われます。
通常1週間から2週間程度で口座開設が完了します。
楽天会員に登録する
楽天証券を利用する場合、楽天会員に登録しておくとポイントの付与やIDの連携が行いやすくなります。
もし楽天会員に登録していない場合は、口座開設前に楽天会員に登録しておくと便利です。
無料で登録することができます。
まとめ
楽天NISA口座の変更について見てきました。内容をまとめると以下のようになります。
- NISA口座は1年ごとに変更することができる
- 変更できる時期は決まっているので、変更したい場合は気を付けておく
- 楽天の口座は必要に応じて残しておくことができる
楽天のNISA口座を変更する場合の手続きについて見てきました。
1年ごとに変更が可能ですが、時期が決まっているため期日までに手続きをしましょう。
変更後の口座も5年間は非課税なので、残しておいても便利です。
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