楽天証券で取引できるたわらノーロードの銘柄と特徴
ノーロードは、購入手数料が無料で信託報酬率も低いため、低コストで運用できる投資信託です。インターネットの普及とともに窓口業務がなくなり、ノーロードの販売本数が増加しています。
ノーロードの中でも、アセットマネジメントOneが運営するたわらノーロードは、投資初心者に人気が高いです。この記事では、楽天証券で取引できるたわらノーロードの銘柄と特徴をご紹介します。
楽天証券で取引できるたわらノーロードの銘柄と特徴
たわらノーロードは、投資初心者にも親しみやすいように開発された、人気の高い投資信託です。米俵をイメージしたネーミングと、ロゴマークが特徴的です。
たわらノーロードは長期の資産形成に適しており、短期的な値動きに惑わされることなく、長期的な視点でじっくり投資したいかたに適しています。
たわらノーロードを運用する会社は、国内最大級の資産運用会社のアセットマネジメントOneです。みずほフィナンシャルグループと第一生命ホールディングスが出資している、信頼度の高い会社のため、安心して資産を預けられます。
すでに8年以上の運営実績がある銘柄もあり、購入手数料が無料で信託報酬率がETF並に安いことから、投資家からの人気が高まっています。たわらノーロードはインデックスタイプの銘柄が多くあり、楽天証券で取引できます。
楽天証券で扱うたわらノーロードは、29銘柄あります。その中でも、NISAやつみたてNISAと、100円以上1円単位で少額投資ができる100円投資に対応している初心者向けの銘柄をいくつかご紹介します。
たわらノーロードは、大きく分けて国内株式、海外株式、バランスの3種類に分けられます。
国内株式
国内株式の銘柄の内、NISAまたはつみたてNISAが可能で、100円投資に対応するインデックスタイプの銘柄を2種類ご紹介します。
1つめは、たわらノーロードTOPIXです。TOPIXとは、東証株価指数のことです。東京証券取引所に上場している株価の指数の動きに連動する投資成果を目指しています。
日本国内に上場している株式を取り扱っているため、国内の景気によって値動きが左右されます。収益は、2008年はリーマンショックの影響から約-40%でしたが、その後はおおむね10%前後のプラスとなっています。
2つめは、たわらノーロード日経225です。日経225とは、日経平均株価の将来の値動きを予測した証拠金取引です。投資する対象は、国内株式が約80%、国内株式先物が約20%、海外株式が1%未満です。
楽天証券のたわらノーロード日経225は、日経225インデックスファンド・マザーファンドを通じ、日経225に連動した国内株式の取引が可能です。
日本国内の株式市場は、2017年初旬まではトランプ米大統領の政策期待などから円安が進行し、上昇を続けていました。それ以降は地政学的リスクの上昇や、NYダウの暴落に伴う下落もあるため、注意が必要です。
海外株式
続いて、海外株式でNISAまたはつみたてNISAが可能で、100円投資に対応するインデックスタイプの銘柄を2種類ご紹介します。
1つめは、たわらノーロード先進国株式です。外国株式パッシブ・ファンド・マザーファンドを通じ、MSCIコクサイ・インデックスに連動した投資成果を目指した運用を行います。
たわらノーロード先進国株式には、為替ヘッジありの商品と為替ヘッジなしの商品とがあります。為替ヘッジとは、為替変動に伴う外貨資産の円ベースでの価値の変化を回避することです。円換算でリスクを回避したいなら、為替ヘッジありの商品を選びましょう。
2つめは、たわらノーロード新興国株式です。エマージング株式パッシブ・マザーファンドを通じ、MSCIエマージング・マーケット・インデックスに概ね連動した投資成果を目指します。為替ヘッジは原則として行われません。
新興国に対する投資のため、国内株式や先進国投資と比較してハイリスクハイリターンの商品です。たわらノーロード新興国株式では、インフラ整備や素材、エネルギー関連への投資を分散して行っているため、利益が上がりやすいです。
その反面、新興国は先進国と比較して経済状況が脆弱です。世界的な金融危機が発生すると、新興国では深刻な経済不況に陥る可能性も高く、それに伴って基準価額が大きく上下するリスクがあります。
たわらノーロード新興国株式の2008年の年間収益率は、リーマンショックの影響から約-64%になりましたが、翌年の2009年の年間収益率は80%を超えるプラスになるなど、大きく利益が上下するのが特徴です。
バランス
最後のバランス型は、NISAまたはつみたてNISAが可能で、100円投資に対応した銘柄が9種類あります。
たわらノーロードバランスは、国内株式・国内債券・先進国株式・先進国債権・新興国株式・新興国債権・国内リート・先進国リートをバランス良く組み合わせ、投資します。また対円での為替ヘッジを行われることがあります。
たわらノーロードバランスの銘柄は、リスクが低い順から保守型、安定型、安定成長型、成長型、積極型に分かれます。国内債券や先進国債権が多いほどリスクが低く、リートや新興国株式が多いほどリスクが高い組み合わせになっています。
まとめ
楽天証券で取引できる、たわらノーロードの銘柄と特徴についてご紹介しました。まとめると以下の通りです。
- たわらノーロードは購入手数料無料で信託報酬率が低い投資信託
- 楽天証券で扱うたわらノーロードは29銘柄
- たわらノーロードにはリスクや収益率に応じた特徴がある
楽天証券では、初心者に人気が高まっているたわらノーロードを取り扱っています。2015年12月に6銘柄のファンドでスタートしましたが、2018年3月には34銘柄に増え、純資産総額が500億円を超えました。
楽天証券でもそのうちの29銘柄で取引できます。2018年に開始されたつみたてNISAに14銘柄が対応しており、100円から積立投資できます。国内株式、先進国株式、バランス型など、リスクとリターンに応じた取引が可能です。
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