SBI証券利用者なら活用したいSBIハイブリッド預金のしくみと活用法

最終更新日: 2016年1月27日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

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ネット証券最大手のSBI証券はメインの証券口座として利用している人も多いと思います。

SBI証券は、同じグループでネット銀行最大手の住信SBIネット銀行と連携した便利なサービスを提供しており、組み合わせて利用することでさらに便利でお得に利用することができます。

利用していないと損なレベルですので、住信SBIネット銀行とSBI証券の連携サービスはよく理解して活用していく必要があります。

本記事では中でも最も便利なSBIハイブリッド預金のサービスのしくみや活用方法を見ていきたいと思います。

ハイブリッド預金のしくみとSBI証券との連携

  • 預金残高をそのまま買付余力として利用できる
  • 株の売買代金は受渡日に処理される
  • SBI証券の他商品取引口座への振替も可能

預金残高をそのまま買付余力として利用できる

SBIハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行の預金サービスの一つで、SBIハイブリッド預金の残高は振替の必要なくSBI証券の買付余力として利用できます。

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SBIハイブリッド預金の残高は自動的にSBI証券の残高に即時反映されて利用することができ、株などの購入資金として利用することができます。

通常、銀行口座内の金額は証券口座へ振替の処理をすることで資金移動をさせてからしか利用することができません。

SBI証券では他の銀行から資金移動させる際には、即時入金という便利なサービスがありますが、それですらSBI証券サイトおよび各銀行のオンラインバンキングのサイト上で手続きをする必要があります。

SBIハイブリッド預金を利用することで、自動的に口座残高が買付余力に反映されますので、振替の指示をすることなくとても便利に利用できます。小さいようですが、この手間がなくなるのは非常に大きいです。

預金残高から株を購入することができるので、銀行と証券の垣根がなくなり、シームレスに取引をすることが可能になります。

楽天証券やauカブコム証券もグループの銀行で似たようなサービスを提供していますが、振替の手続きが必要になり、預金残高が完全に自動的に証券口座と連携するのはSBI証券と住信SBIネット銀行だけです。


株を売買した時の資金の動き

実際に株を取引した場合、買いの場合は約定日に株の買付金額が資金拘束され、受渡日に株の買付金額がSBIハイブリッド預金からSBI証券へ自動振替がされます。

また売りの場合は、受渡日に株の売却金額がSBI証券からSBIハイブリッド預金に自動的に振替がされます。

同日に売りと買いの受渡が行われる場合は、差額の決済が行われ、買い金額が多い場合は住信SBIネット銀行からSBI証券へ振替が行われ、売り金額が多い場合はSBI証券から住信SBIネット銀行に振替が行われます。

また他の銀行からの振込やATMカードなどを利用してSBI証券の口座へ入金した場合は、翌営業日にSBIハイブリッド預金へ振替がされます。

FXや外国株式などSBI証券内の他の口座への振替をすることもできます。

なお、SBIハイブリッド預金は住信SBIネット銀行の中の預金の一つですので、代表口座から振替をすることで住信SBIネット銀行内の資金移動をすることで入金をすることができます。

キャッシュカードなどでは直接出金ができないしくみになっているので、セキュリティレベル的にも普通預金より高くなっています。


高金利で預金としても優秀

  • 預金金利は普通預金の2.5倍の高い金利
  • 待機資金はすべてハイブリッド預金に集めるのがおすすめ

SBIハイブリッド預金は普通預金ではありますが、預金金利は普通預金の2.5倍(2016年1月時点)の高い金利が設定されており、普通預金でありながら1年物の定期預金なみの高い金利となっているメリットもあります。

普通預金よりも圧倒的に金利が高いので、普通預金の残高がある人は最低限の金額を残してSBIハイブリッド預金に預けておくのが最もお得な活用法です。

SBI証券では一般的な証券会社が行っている預り金をMRFに自動振替することをしていませんので、SBIハイブリッド預金を利用していない人は金利がまったくつきません。

SBIハイブリッド預金を利用することで待機資金からも金利を得ることができるようになるので、SBI証券を利用する人はSBIハイブリッド預金の利用が必須といえます。

SBIハイブリッド預金に預け入れておくことで高い金利を得つつ、SBI証券での待機資金にもなりますので、銀行預金としても証券口座のお金としても利用価値が高くなります。

SBI証券ではIPOのブックビルディングの申込時に、買付余力のチェックがされずいくらでも株数を申込することができます。抽選時の買付余力の範囲内で抽選が行われますので、ブックビルディングは多くの株数で申込しておき、後は放っておいてもSBIハイブリッド預金の残高分だけ抽選に参加できます。

手間なく効率的にIPOの抽選に参加できますので、SBI証券とSBIハイブリッド預金を利用してIPOに参加するのは特におすすめです。


SBIハイブリッド預金の利用方法

  • SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を開設する
  • 住信SBIネット銀行でSBIハイブリッド預金に申し込む

ハイブリッド預金を利用するにはSBI証券、住信SBIネット銀行の口座をそれぞれ開設した上で申し込みをする必要があります。

まだ口座を開設していない人はまずSBI証券、住信SBIネット銀行の口座開設をするようにしましょう。

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両方の口座を開設できたら住信SBIネット銀行のログイン後の画面から申し込みをします。

住信SBIネット銀行のログイン後の画面のメニューから口座情報>お客さま情報照会・変更を選択し、画面の中ほどにあるSBI証券提携サービスの「SBIハイブリッド預金」の申込を選択します。

申込を選択すると住信SBIネット銀行、SBI証券の画面でそれぞれ書面の確認や同意をすることになり、それぞれ進んでいくことで申込が完了します。なお、SBI証券から見るとハイブリッド預金は「預り金自動スイープサービス」という名称になりますので、そちらのサービスに対して同意や申込をすることになります。(サービス名が違っても戸惑わないようにしましょう)

15時までに申し込みをすると当日17時ころには利用可能になり、15時以降またはSBI証券の非営業日に申し込みをした場合は翌営業日の17時ころにSBIハイブリッド預金が利用可能になります。



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