SBI証券のLINE取引サービスの内容とできること、セキュリティ
SBI証券ではネット証券で唯一、無料通信アプリの「LINE」を利用して株の取引をしたり株価を照会することができます。
LINEはスマートフォンをもつほとんどの人が使っている日本で最も利用されている無料通信アプリで、身近にあるものですので、LINEで取引できるのは株式投資が気軽にできて良いですよね。
一方で「LINEで株式取引なんてセキュリティは大丈夫?」と感じる人もいると思いますので、SBI証券のLINE取引サービスの内容を見ていきましょう。
SBI証券のLINE取引サービスでできること
- LINEからSBI証券の発注、リアルタイム株価照会をすることができる
- 利用料金は無料で利用できる
SBI証券のLINE取引サービスでは株の取引、リアルタイムの株価照会が可能になっています。
銘柄コードを入力することで株価が、「注文」または「発注」と入力することで注文を出すことができるようになります。
SBI証券とLINE上で友達になり、かつ証券総合口座とLINEをコネクトすることで株式取引およびリアルタイムの株価照会が可能になります。
利用料金は無料で利用できるので、普段携帯サイトから取引している人はLINEでの取引に置き換えることができますね。リアルタイムの株価紹介もLINEでできるのは便利です。
すべての国内株式の取引が可能ではありますが、注文は買い注文のみ、成行注文のみ、当日中のみと制約があります。預りは特定、NISA、一般口座へのいずれも選択することができるので、NISAで非課税取引をしたい人でも取引可能になっています。
■SBI証券のLINE取引サービスの概要
項目 | 内容 |
---|---|
機能 | ・取引(買いのみ)・リアルタイム株価照会 |
利用料金 | 無料 |
取引可能銘柄 | 国内株式(ETF、REIT含む) |
発注可能な注文 | ・買い注文のみ・成行注文のみ・当日中のみ |
預り | 特定、NISA、一般から選択可能 |
なお、コネクトをしないで友達追加しておくだけの状態にもすることができ、その場合は20分ディレイの株価を確認することができます。
以上がSBI証券のLINE取引サービスの概要です。
セキュリティは問題ないの?
- LINEとSBI証券の間で個人情報のやり取りはなし
LINEで株取引と聞いて気になるのはやはりセキュリティだと思います。お金に関わるものの中でも高額で取引の緊急度も高い株式取引は特に高いセキュリティが求められますので、セキュリティが気になる人は多いと思います。
結論から言うと、現時点ではセキュリティには問題がなく、大きな事故も起きていないようです。
LINEサービスはLINEビジネスコネクトというLINEが提供する企業向けAPIをもとに開発がされており、サービス自体はSBI証券によって開発がされています。
LINEにはSBI証券で利用している個人情報は渡らないしくみになっているため、LINEのセキュリティに不安がある人でもひとまずは問題がないと言えます。
冷静に考えると、LINEに表示される情報は株価や銘柄の情報で、LINEに入力する情報は注文のための銘柄の情報や購入数量のみです。ユーザネームやパスワードの入力はSBI証券の画面上で行いLINEには情報が残りませんし、口座情報などはやり取りされないので、現時点ではひとまず安全であると考えられます。
SBI証券のLINE取引の利用方法
■SBI証券のLINE取引の利用開始方法
- LINEでSBI証券を友だちに追加する
- SBI証券のLINEアカウント上で「コネクトする」と入力する
- 遷移先の画面でユーザネームとパスワードを入力する
SBI証券のLINEサービスを利用するにはまずLINEでSBI証券を友だちに追加する必要があります。SBI証券のWEBサイト上でQRコードなどが配布されていますので、SBI証券のLINEサービスページから追加ができます。
SBI証券をLINEの友だち追加をしたら、SBI証券のLINEアカウント上で「コネクト」と入力をするとSBI証券の総合口座とのコネクト手続きに進むことができます。
「コネクト」と入力するとSBI証券から返信が来ますので、返信内容に従ってSBI証券のサイトに遷移してコネクト作業をします。
コネクト作業はSBI証券のサイトでユーザネームとパスワードを入力するだけで終わります。
コネクトが完了するとLINEのアカウントとSBI証券の総合口座がひもづき、LINEアカウント上で注文をだすことができるようになります。
■SBI証券のLINE取引の注文方法
- 「発注」または「注文」と入力する
- トークに合わせて必要事項を入力する
- SBI証券サイト上で発注を完了する
コネクト作業が終わったらいつでも発注をすることができます。
発注方法は簡単で、SBI証券アカウント上で「発注」または「注文」と入力することで注文に進むことができます。「発注」または「注文」と入力するとSBI証券から返信が来ますので、トークの内容にあわせて必要事項を入力することで注文を行うことができます。
必要事項の入力が完了すると注文確認画面に遷移することができますので、SBI証券サイト上で注文内容を確認することができます。
なお、銘柄コードを入力することでリアルタイムの株価を照会することもできます。
SBI証券でのLINE取引サービスは簡単で業界初の画期的なものではあるものの、まだまだ機能は限定的です。
スマートフォンを持っているならLINEではなく、取引アプリなどを利用した方が機能も豊富で便利なので、LINEなら気軽にできるなどの一部の人以外は大きなメリットはない状況です。
ただこういう新しいサービスを提供するのは良いことですし、今後の機能追加も期待されるところです。業界最大手のSBI証券ならではというところですので、SBI証券の口座を持っている人は一度利用してみても面白いかもしれませんね。
当サイトおすすめネット証券
SBI証券は格安の手数料が特徴の最大手のネット証券です。
手数料が安いだけでなく豊富な取扱商品、充実したサービスも含めた総合力が魅力で、口座数、売買代金ともに圧倒的なネット証券No1です。
当サイトでもイチオシで、初心者からデイトレーダーや長期投資家などタイプを問わず、すべての投資家のパートナーになります。
楽天証券は安い手数料、豊富な取り扱い商品、充実したサービスで人気の大手証券会社です。
口座開設や取引で楽天スーパーポイントをためることもでき、わかりやすい取引サイトにも定評があります。
高機能ツールの「マーケットスピード」が簡単な条件で無料利用できる点も大きな魅力で、どんな人にもおすすめできる証券会社です。
マネックス証券は「今日の株価よりも10年後のあなたのために」を掲げ、ファンの多い長期投資向きのネット証券です。
株式手数料は100円からと小口の取引手数料は業界最安水準で、投資初心者に優しくなっています。
また、外国株式に強みがあり、手数料も安いので今後グローバルに投資をしたい方にもおすすめです。
IPO投資におすすめの証券会社
IPOは当選すれば高確率で値上がりが期待できる、超低リスクハイリターンの人気投資法です。
人気ゆえに激しい競争率がネックで、当選は難しいと考えている人もいますが、コツをつかめば当選確率は驚くほど上がります。
当サイトではIPOの当選確率を上げる方法やおすすめの証券会社を紹介していますので、IPO投資に興味がある人はぜひ参考にしてください。