SBI証券の投信積立を引き落としで購入する方法
SBI証券の投信積立は、引き落としにも設定できます。また頻度も毎日から隔月まで設定でき、NISAでも利用可能です。
ここでは投信積立の引き落とし設定方法や、引き落としに失敗した場合の対処方法、予防方法をまとめました。
SBI証券の投信積立で引き落としにする方法
SBI証券の投信積立で設定できる支払い方法
SBI証券で投信積立を利用する場合、いくつかの支払い方法が設定できます。設定を特に行っていない場合は、証券口座からの引き落としが行われます。
支払いを忘れないために、金融機関からの引き落としを行いたい場合は別途設定が必要です。
SBI証券の投信積立を引き落としにする2種類の方法
SBI証券の投信積立を証券口座以外から引き落としたい場合、2種類の方法から選択が可能です。
銀行引落サービスを利用する
銀行引落サービスを利用する方法が、金融機関から引き落としを行う一つ目の方法です。
自分で設定した銀行口座から、投信積立の買付代金を自動的に引き落とします。銀行引落サービスは積立代金だけでなく、任意の金額を設定して自動でSBI証券の総合口座に入金できます。
都市銀行以外にも、地方銀行や信用金庫など全国280以上の金融機関から自由に設定が可能です。手数料は無料で、SBI証券のWebサイトから利用申込ができます。
SBIハイブリッド預金を利用する
住信SBIネット銀行を利用しているかたに限りますが、SBIハイブリッド預金を利用して積立代金を引き落としできます。
SBIハイブリッド預金はSBI証券の買付余力に自動で反映するため、入金処理の必要がありません。
SBIハイブリッド預金の残高は積立代金だけでなく他の用途にも利用でき、自動スイープサービスに対応しているため出金も不要です。
銀行引落サービスの設定方法
SBI証券のWebサイトにログイン後、口座管理のお客様情報設定・変更からお取引関連・口座情報を選択します。
銀行引落サービスの欄から申込ができます。銀行引落サービスの内容を確認し、電子交付サービスの承諾を行うと手続きができます。
銀行引落サービスは収納代行業者に個人情報を提供するため、個人情報提供の同意も必要です。
収納代行業者のベリトランス株式会社のWebサイトに遷移し、利用したい金融機関を登録します。申込の際はSBI証券口座と同一名義の口座が必要です。
手続き完了後、ベリトランス株式会社のWebサイトで登録結果を確認後SBI証券のWebサイトへ戻ると申込完了です。
銀行引落サービスの登録や設定変更はすぐに反映されますが、引き落とし日の前日23時59分までに申し込む必要があります。
SBIハイブリッド預金の設定方法
SBIハイブリッド預金は住信SBIネット銀行とSBI証券口座を同時開設した場合、同時に申込ができます。別々に開設した場合は、後日設定が必要です。
住信SBIネット銀行のWebサイトから申込を行った後、SBI証券のサイトで手続きを行います。
15時までに手続きを行った場合、当日の17時ごろから利用できます。15時以降の申込はSBI証券の翌営業日17時ごろから利用可能です。
利用開始後に住信SBIネット銀行の一般口座からSBIハイブリッド預金に資金を振り替えておきましょう。
投信積立の引き落としが失敗した時はどうなる?対処方法、予防方法
銀行引き落としが失敗する原因
SBI証券の投信積立では各金融機関を引き落とし先に設定できます。またSBIハイブリッド預金から自動スイープも可能です。
しかし銀行に残高が足りなかった場合やエラーが発生した場合、引き落としが失敗します。
特に多い原因は残高不足です。投信積立の引き落とし先に設定している場合は口座残高をこまめに確認しておきましょう。
SBI証券で投信積立の引き落としが失敗した時はどうなる?
銀行引落サービスで投信積立の引き落としができなかった場合は、引き落とし日の4営業日後にSBI証券ログイン後のメッセージボックスに通知されます。
金融機関口座の残高が足りない場合、その月の引き落としはすべて行われません。特に大きなペナルティはありませんが、せっかく積立設定をしていても指定した日程で積立ができないため、なるべく引き落としの失敗は怒らないようにしておきましょう。
指定口座の取引停止など、金融機関側の都合で引き落としができなかった場合は次回以降の引き落としも停止されます。残高不足が3か月続いた場合は、次回以降の引き落としも休止されます。
引き落としが行われずSBI証券の買付余力も不足していた場合、投信積立は行われません。
金融機関側の都合の場合引き落としが停止され、Webサイトで再開の手続きはできません。金融機関に確認をとるか、別の金融機関に変更が必要です。
3か月連続で引き落としができなかった場合は、Webサイトで再開手続きが可能です。
引き落とし不能と買付余力不足が続いた場合
一時的に引き落としや買付余力不足で投信積立が行われない場合は、次回以降引き落としや買付が行われます。
しかし連続で引き落としができず投信積立が行われなかった場合、積立設定が強制解除されます。
強制解除になった場合は、再度積立設定が必要です。
定額積立の場合
毎月25日8時時点で余力不足が3か月続いた場合、積立設定が強制解除されます。
定量積立の場合
枚営業日8時15分時点で余力不足が3営業日続くと強制解除されます。
SBI証券で引き落としを失敗した時の対処方法
引き落としが失敗した後にSBI証券へ入金する
SBI証券で引き落としに失敗しても、投信積立の買付日まで間がある場合はSBI証券口座への入金を行いましょう。
銀行引落サービスやSBIハイブリッド預金は銀行口座から直接積立代金が引き落とされるサービスではなく、SBI証券の口座に入金されるサービスです。
証券口座に買付余力がある場合は、投信積立が可能です。
SBI証券は即時入金も可能で、入金がリアルタイムで買付余力に反映します。引き落としに間に合わなかった場合や忘れていた場合は、即時入金などのサービスを利用しましょう。
預り金を多めに入金しておく
普段からSBI証券の預り金を多く設定しておくと、万が一引き落としができない場合でも投信積立が可能です。
必要な金額だけでなく、余裕を持ってSBI証券口座に入金すると投信積立の引き落としが失敗した場合も買付が行われます。SBI証券口座に預けている資金はいつでも出金が可能です。
投信積立を設定している間は、少し余裕を持って入金を行うことをおすすめします。
SBI証券で引き落としを失敗しないための予防方法
SBI証券で引き落としを失敗しないためには、普段から利用している金融機関の口座の設定が必要です。
利用が多い口座の場合、残高が不足するケースは稀です。他の公共料金を引き落としている口座や、給与が入金される口座を登録すると残高不足が予防できます。
Webサイトで残高が確認できる金融機関もおすすめです。インターネットバンキングを利用している口座やネット銀行口座はいつでも残高確認ができます。
残高確認がしやすい口座を登録すると、引き落としを失敗しにくくなります。
投信積立の頻度を高くする
SBI証券の投信積立は、毎日、毎週、毎月、隔月、複数日の設定が可能です。毎日積立や毎週積立など積立の頻度を高くすると、積立のことを忘れにくくなります。
隔月積立など頻度が低いと積み立てをしていたことを忘れてしまいがちです。引き落としを忘れないようにするには、ある程度高頻度で積立を行うことをおすすめします。
SBI証券からのメール通知を設定する
SBI証券ではメール通知を設定しておくと、投信積立や商品の買付時などにメールが届きます。積立が行われる度にメールが届くため、積立の時期や頻度を忘れにくくなります。
また積立メール設定も可能です。積立予定金額や注文予告が、指定した日付に届きます。事前に予定が分かるため、引き落とし日に備えることができます。
引き落とし日を忘れやすい場合は、積立メール通知を設定し、メール通知設定をオンにしておきましょう。
無理のない金額を設定しておく
SBI証券では100円から投信積立が可能です。ボーナス月設定も設定できますが、普段から銀行口座に保有している金額を設定しましょう。
無理な積立額を設定した場合、口座残高が足りないケースが増えてきます。なるべく余裕を持った積立設定を行うことが大切です。
まとめ
ここまでSBI証券で投信積立を引き落としにする方法や、引き落としできなかった時の対処方法について見てきました。
内容をまとめておきましょう。
- SBI証券の投信積立では銀行引落サービスとSBIハイブリッド預金が利用できる
- 引き落としできず資金がない場合は投信積立が行われない
- 一定回数続けて引き落としできない場合は強制的に設定が解除される
SBI証券の投信積立は証券口座からの引き落としだけでなく、設定した金融機関から引き落としができる銀行引落サービスや、住信SBIネット銀行との連携サービスであるSBIハイブリッド預金が利用できます。
引き落とし口座を設定した場合証券口座に資金がなくても投信積立ができるため、入金の手間が省けます。残高不足や金融機関側の都合で引き落としができず、SBI証券口座に買付余力がなかった場合は積立が行われません。
一定回数続けて引き落としや買付ができなかった場合は、引き落とし口座の設定や積立設定が解除されます。
引き落としができなかった場合は積立日までにSBI証券口座へ入金すると投信積立が可能です。また引き落としを失敗しないためになるべく残高確認を行ったり、SBI証券からのメール通知を設定するなど対策をおすすめします。
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