クレジットカードを使ってSBI証券の取引をする方法
SBI証券には、キャッシュカード機能がついたSBI証券JCBカードを使って取引を行う方法があります。
直接的な取引はできませんが、貯めたポイントを活用して取引や入金をしたいかたに向いています。
ここではSBI証券JCBカードを利用した取引、入金方法や、それ以外のクレジットカードを使った取引方法をまとめました。
クレジットカードを使ってSBI証券の取引をする方法
証券会社でクレジットカードの取引は可能?
金融取引を行う場合、クレジットカードは利用料に対してポイントが付与されるため原則的に利用が禁止されています。
しかしポイント付与対象外の場合など、一部の証券会社ではクレジットカードを使った取引が可能です。楽天証券などでは投資信託の引き落としが提携クレジットカードでできるなど、一部取引が可能です。
SBI証券ではATMカードにクレジット機能がついた提携カードがあります。このカードを使うと、取引が可能です。
SBI証券提携カードの種類
SBI証券の取引にはSBI証券JCBカードが利用できます。以前までSBIカード(Master Card)の取扱がありましたが、2018年4月現在Master Cardの新規申込は停止されています。
現在利用可能なクレジットカードはSBI証券JCBカードの一般カードとゴールドカードです。一般カード、ゴールドカードどちらもSBI証券のインターネット取引口座を保有していることが利用条件です。
一般カードは本人または配偶者に安定して継続収入がある20歳以上、または20歳以上の学生のかたが申込できます。ゴールドカードは本人に安定して継続収入がある20歳以上のかたが申込対象です。
年会費は一般カードが初年度無料、2年目以降は無料条件を満たさない場合税込1,350円です。ゴールドカードの年会費は税込10,800円に設定されています。
SBI証券の提携カードで取引をする方法
SBI証券JCBカードは入出金用のATMカードとして利用できるだけでなく、ポイントが取引に利用できることが特徴です。
あくまでも取引に利用できるのは貯まったポイントのみで、クレジットカードの利用可能枠は取引に利用できません。
SBI証券ご入金コースの利用方法
クレジットカードのポイントを利用するには、JCBのポイントサービスでSBI証券ご入金コースを選択します。
My JCBにログインし、会員メニューのポイントサービスの照会・応募を選択します。ポイントサービス画面へ遷移するため、商品コース・ポイント数からの応募ボタンをクリックしましょう。
SBI証券ご入金コースをクリックすると、貯まったポイントがSBI証券口座へ振替できます。
SBI証券ご入金コースの注意点
Oki DokiポイントはJCBブランドのクレジットカードで貯まるポイントです。
しかしSBI証券JCBカード以外で貯めたOki DokiポイントはSBI証券ご入金コースに対応していません。
同じOki Dokiポイントであっても、SBI証券への入金に利用する場合合算はできないため注意しましょう。
ポイント以外にクレジットカードで取引をしたい場合
原則的に直接クレジットカードで取引を行うことができないため、クレジットカード引き落としなどでSBI証券の取引はできません。
しかしキャッシング機能付きのクレジットカードを保有している場合、クレジットカードでキャッシングを行い現金化した後に投資費用に使うことは自由です。
キャッシングの場合は利息がつくため、手元にある現金で取引を行った方が有利です。一時的な利用を除いてクレジットカードのキャッシング枠を利用した投資は避けることをおすすめします。
もしクレジットカードを投資信託の引き落とし先に利用したい場合は、楽天証券とマネックス証券が対応しています。
クレジットカードを利用する目的によっては、SBI証券以外の証券会社を検討してみましょう。
SBIカード(Master Card)を使った取引方法
現在すでにSBIカード(Master Card)を保有しているかたに限りますが、SBIポイントを効率的に現金化できる取引方法が用意されています。
2018年7月まででサービスは終了予定ですが、SBI証券Master Cardを保有しているかたはSBIポイントを交換する際に有利なレートが適用されます。
SBI証券で貯めたポイントを交換する場合は、最大1ポイントあたり1.2円で交換が可能です。
クレジットカードからSBI証券に入金できる?
SBI証券の入金方法
SBI証券の入金方法は即時入金、銀行振込、ゆうちょ銀行の振替入金、ATMカード入金、SBIハイブリッド預金の5種類です。
即時入金はインターネットバンキングを利用した入金方法で、クレジットカードには対応していません。銀行振込や振替もキャッシュカードか現金での振込が対象です。
SBIハイブリッド預金では、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に預け入れている資金がそのまま預り金に反映されるためクレジットカードは利用できません。
ATMカードにはクレジット機能がついているものもありますが、クレジットカードの利用可能枠を使って入金を行うことはできません。
クレジットカードで入金する方法
SBI証券でクレジットカードを使って入金する方法は主に2種類あります。
一つ目はSBI証券ご入金コースを利用する方法です。SBI証券ご入金コースは、クレジットカードを利用して貯まったポイントをSBI証券に入金できます。
クレジットカードにポイントが貯まっている場合は、SBI証券総合口座へ入金が可能です。
二つ目はキャッシング枠を利用して入金する方法です。この場合は一旦クレジットカードのキャッシングを利用して現金化する必要があります。
直接クレジットカードから入金ができるわけではないため、現金を手元に持っている場合はそちらを使った方が効率的です。
キャッシングを行った場合は返済が必要になり、一定の利息がつくことも理解しておきましょう。
SBI証券JCBカードを保有している場合、クレジット機能付きキャッシュカードで入出金ができますがあくまでもキャッシュカード機能を使った入出金です。
SBI証券ご入金コースの還元率
SBI証券JCBカードで貯まるポイントはOki Dokiポイントです。SBI証券ご入金コースでは1ポイント5円でSBI証券に入金ができます。
Oki Dokiポイントは通常1,000円で1ポイント貯まるシステムで、200ポイントから商品や他ポイントなどに交換できます。
まとめ
ここまでSBI証券でクレジットカードを利用する方法について見てきました。
内容を簡単にまとめておきましょう。
- SBI証券では提携クレジットカードのポイントが投資に利用可能
- 直接入金はできないがポイントやキャッシング機能で入金ができる
- 取引を直接クレジットカードで行うことはできない
SBI証券でクレジットカードを利用して取引を行うには、SBI証券JCBカードが必要です。
その他のSBIカードは2018年1月でサービスを終了しており、2018年7月までSBIカード(Master Card)のSBIポイント交換特別レートが残されているのみです。
クレジットカードで直接取引を行うことはできませんが、SBI証券JCBカードで貯めたOki DokiポイントのみSBI証券ご入金コースに利用が可能です。
SBI証券ご入金コースでSBI証券総合口座に入金したポイントは、1ポイント5円で投資商品を購入できます。
SBI証券でクレジットカードの利用可能枠から入金はできませんが、ポイントの入金やクレジット機能付きのキャッシュカードであるSBI証券JCBカードを利用した入金は可能です。
その他の方法でクレジットカードを使った取引、入金をしたい場合はキャッシング枠を利用した方法になるため一般的には推奨できません。
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