SBI証券の貸株サービスの取引ルール、金利、取扱銘柄

SBI証券の貸株サービスの取引ルール、金利、取扱銘柄

SBI証券には株を貸して金利を受け取る貸株サービスが用意されています。SBI証券に株を貸すことで、金利が受取できるしくみです。

最短で申込当日から利用でき、総合口座を開設し電子交付書面閲覧サービスを設定しているかたなら誰でも利用可能です。

株を貸している間は株主優待や配当金の権利がありませんが、自動で優待を受取できるサービスも設定できます。

SBI証券の貸株サービスは金利が高いことも特徴です。銘柄によっては短期間で多くの金利が受取できます。

長期で保有している株式がある場合は、貸株サービスを設定することがおすすめです。


SBI証券の貸株サービスの取引ルール、金利、取扱銘柄

貸株サービスの取引ルール

貸株サービスの申込対象者

貸株サービスの申込対象者

SBI証券に取引口座を保有し、電子交付書面閲覧サービスを利用しているかたが対象です。

なお、信用取引口座を開設されているかたや法人も貸株サービスの申込ができます。ただしFX株券担保サービスや証券担保ローン利用者は申込できません。


貸株サービスの利用料

利用料や申込にかかる費用はありません。無料で利用できます。


貸株サービスの反映時間

申込時は毎営業日13時30分までの申込で、当日15時頃から利用可能です。解約の場合、毎営業日13時30分までの申請で5営業日後の15時頃に解約が完了します。

貸出を行う場合、毎営業日16時頃までに振替すると3営業日に貸出が完了し貸株金利がつきます。返却時は毎営業日16時までの振替で3営業日後に貸出解除されます。

代用有価証券から貸株への振替や、その逆も毎営業日16時までの振替で3営業日後が反映日です。


株主優待自動取得の設定

SBI証券では貸株サービス利用時に株主優待優先か金利優先の設定が可能です。忘れずに株主優待を取得したい場合は優待優先にしておくと、自動で貸株が一時的に解除され株主優待の権利が発生します。

基本設定では毎月第一営業日13時30分までの申込で、当日15時から適用されます。銘柄別設定は毎営業日16時までの申込で当日21時頃の適用です。


貸出単位と期間

貸出単位は1単元株以上1単元単位です。なお信用取引口座を開設している場合、各銘柄の預り区分ごとで貸出可能な株数単位です。

一部株数の振替指示はできません。期間は原則無期限です。


貸株サービスの金利

貸株サービスの金利

SBI証券では銘柄により金利が異なります。プレミアム金利適用銘柄もあり、通常の金利よりも高い金利が設定されている銘柄が多いことが特徴です。

貸株金利の設定は、通常銘柄が0.1%、0.4%、0.5%です。プレミアム金利適用銘柄は1.0%以上に設定され、10%以上の銘柄も一部あります。

銘柄ごとの詳しい金利は、SBI証券のWebサイトにログイン後、口座管理から口座(円建)を選択し、貸株から貸株管理画面へ遷移すると確認できます。


2018年4月9日からの金利例

SBI証券では2018年4月9日適用分より金利の見直しが行われることが確定しました。その中でも金利の高い銘柄を一部紹介します。

  • 銘柄コード3689 イグニス 12.0%
  • 銘柄コード3914 JIG SAW 12.0%
  • 銘柄コード4918 アイビー化粧品 10.0%
  • 銘柄コード6176 ブランジスタ 10.0%
  • 銘柄コード1400 ルーデン・ホールディングス 2.0%
  • 銘柄コード4644 イマジニア 3.0%
  • 銘柄コード6081 アライドアーキテクツ 3.0%


対象銘柄の金利分布

プレミアム銘柄と呼ばれる1.0%以上の金利が設定されている銘柄は、100から400銘柄程度です。

0.5%の銘柄数は300から700銘柄、0.4%は100から200銘柄程度です。

0.1%に設定されている銘柄の数は多く、3,000から3,800銘柄が0.1%に設定されています。

金利の変更によって、高金利に設定される銘柄は大幅に変わります。


貸株サービスの対象銘柄

貸出非対象銘柄以外で、国内金融商品取引所に上場されている銘柄すべてが対象です。

NISA預り分は貸出対象銘柄であっても貸株サービスの対象になりません。


主な非対象銘柄

主な非対象銘柄

主な非対象銘柄は以下の通りです。

  • 銘柄コード8473 SBIホールディングス
  • 外国株式(国内上場の株式、ETFを含む)
  • 証券保管振替機構非取扱銘柄
  • 単元未満株
  • ETN


SBI証券の貸株サービスの特徴

信用取引口座を利用している場合でも並行してサービス申込できることが特徴です。

また優待優先、金利優先の設定ができるため株主優待を受け取りたいかたもスムーズに貸株サービスを利用できます。

ただし長期保有が条件の株主優待などは売却と購入が繰り返されるため対象外になるケースが多く、注意が必要です。


SBI証券で貸株をするまでの流れ、金利受取のタイミング

貸株サービスの申込方法

貸株サービスの申込方法

SBI証券ではWebサイト上の手続きのみで貸株サービスが利用できます。Webサイトにある貸株サービスの申込ボタンより、貸株サービスの申込が可能です。

なお申込時に電子交付書面閲覧サービスを設定している必要があります。

基本設定で優待優先と金利優先を設定し、貸株サービスの申込手続きを行いましょう。


申込完了後の流れ

貸株サービスの申込完了後は、SBI証券からメッセージボックスに通知があります。

申込が毎営業日13時30分までの場合は当日15時頃から、それ以降の申込は翌営業日15時頃から貸株サービスが利用可能です。


信用口座未開設の場合の金利適用

貸株サービス申込完了後保有している株式は自動的に貸出され、原則3営業日後から貸出設定が完了し、金利が適用されます。

貸株サービス申込完了後から、貸株残高画面で株を貸出する、しないの設定が可能です。


信用口座開設済の場合の金利適用

貸株サービス申込完了後、保有株式は貸株に設定されません。貸株に設定する場合は、申込完了後にSBI証券Webサイトにログインし、口座管理画面を開きます。

口座(円建)より貸株へ移動し、貸株振替画面で保有株式を貸し出す設定ができます。

貸株に切り替えた後は、3営業日後から金利がつきます。


貸株サービスの設定方法

貸株サービスは、申込完了後に保有銘柄を貸し出す設定に切り替えるだけで利用できます。

通常の総合口座を利用する場合には初期設定で保有銘柄をすべて貸し出す設定になるため、保有しておきたい銘柄は手動で切り替えましょう。


金利受取のタイミング

国内貸株サービスの場合

国内貸株サービスの場合

毎月15日に前月分の貸株料が計算され、SBI証券総合口座へ入金されます。

15日が非営業日の場合は前営業日です。


米国貸株サービスの場合

SBI証券では、毎月国内第5営業日に前月分の貸株金利が計算されSBI証券の総合口座へ入金されます。

15日が非営業日の場合は翌営業日の入金です。


配当金の受取タイミング

SBI証券では貸株サービスで株主優待優先の設定をしていると、原則配当金相当額が入金されます。

配当金に変更する場合は、権利付き最終売買日の16時までに一旦株を貸し出さない設定に手動で切り替えます。再度貸し出す場合は、権利確定後に貸株へ切り替え設定が必要です。

配当金は権利確定後、約2か月から3か月で支払われます。なお配当金の受取方法は設定状況により異なります。


まとめ

まとめ

ここまでSBI証券の貸株サービスについて見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • SBI証券の貸株サービスはWeb申込手続きだけで利用できる
  • 信用取引口座開設済でも利用可能
  • 金利が1.0%以上のプレミアム銘柄も数百銘柄存在する

SBI証券では保有している株式を貸し出して金利を得る、貸株サービスが利用可能です。

通常に保有している場合に比べて、効率的に資産が増やせます。

SBI証券では貸株の金利上限が設定されておらず、10%以上の金利が受け取れる銘柄もあります。

金利は貸出後3営業日目から適用され、国内商品の場合は毎月15日に受取が可能です。

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