SBI証券のポイントプログラムの内容と注意点

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SBI証券のポイントプログラムの内容と注意点

SBI証券では2種類のポイントプログラムが利用できます。貯まるポイントはSBIポイントとIPOチャレンジポイントです。

ここではそれぞれのポイントの特徴や貯まる取引、付与タイミングなどをまとめています。

またSBI証券をポイント狙いで利用する場合の注意点も紹介します。


SBI証券でたまるポイント、たまる取引

SBIポイント

SBIポイント

SBIポイントは、SBIポイント株式会社が運営するポイントサービスで提供されるポイントです。

ポイントサービスに登録すると、様々な商品やポイントに交換できます。


SBIポイントの使い道

SBIポイントは現金に交換できる他、他ポイントや商品に交換ができます。また募金にも使えます。

交換できるポイントは2018年3月時点で、Tポイント、ANAマイル、JALマイル、PeX、nanacoの5種類です。


各種ポイントの交換レート

Tポイント

SBIポイント500=Tポイント500
500ポイント以上100ポイント単位で即時交換できます。月間最大交換ポイントは50,000ポイントです。


ANAマイル

SBIポイント700=ANAマイル200
700ポイント以上350ポイント単位で交換できます。交換予定日は毎月25日締めの翌月5営業日以内です。


JALマイル

SBIポイント900=JALマイル300
900ポイント以上30ポイント単位で交換できます。交換予定日は毎月末日締めの翌月中旬です。


PeX

SBIポイント500=PeXポイント4,000
4,000ポイント以上100ポイント単位で即時交換できます。月間最大交換ポイントはSBIポイント50,000ポイントです。


nanaco

SBIポイント500=nanacoポイント500
500ポイント以上100ポイント単位で交換できます。月間最大交換ポイントは50,000ポイントで、交換予定日は毎月末日締めの翌月15日6時です。


現金の交換レート

現金の交換レート

2018年3月現在、通常交換レートとSBIカード(MasterCard)の2種類の交換レートが存在します。

SBIカードが2018年1月31日でサービス終了したことから、SBIカード(MasterCard)の限定レートも2018年7月22日でサービス終了予定です。


SBIカード(MasterCard)会員限定レート

住信SBIネット銀行へ交換
5,000ポイント=5,000円
1回あたり最大5,000ポイントが交換できます。

10,000ポイント=12,000円
1回あたり最大50,000ポイントまで交換できます。

交換手数料は無料で、振込返却手数料は51ポイント、組戻手数料は864ポイントです。申込から3営業日で振込が行われます。


通常交換レート

ゆうちょ銀行を除く指定金融機関
1ポイント=0.8円
1,000ポイント以上100ポイント単位で交換でき、申込後3営業日に振込されます。1回あたり30,000ポイントまで交換可能です。交換手数料は165円、振込返却手数料は165ポイント、組戻手数料は864ポイントです。

住信SBIネット銀行
1ポイント=0.85円
500ポイント以上50ポイント単位で交換でき、申込後3営業日に振込されます。1回あたり50,000ポイントまで交換可能です。交換手数料は無料、振込返却手数料は51ポイント、組戻手数料は864ポイントです。


商品に交換する場合

>商品に交換する場合

SBIポイントサイト内の各種商品に交換が可能です。伊勢丹が厳選した商品をポイントサイト内のSBIポイントパークで閲覧できます。

送付先住所はポイントサイトに登録の住所だけでなく、別の住所に変更することも可能です。商品交換のお届け目安は最長2週間ほどです。


ポイント募金の募金先

SBI子ども募金、特定非営利活動法人国連UNHCR協会、社会福祉法人嵐山学園に100ポイント単位で寄付ができます。


SBIポイントが貯まる取引

SBIポイントが貯まる取引は複数あり、それぞれポイントが異なります。


新規口座開設

SBI証券の総合口座を新規開設時に100ポイントが付与されます。


国内株式現物取引

スタンダードプランの手数料、PTS取引手数料の月間合計から1.1%相当がポイント還元されます。

インターネットコース利用時のみポイントが貯まります。IFA口座は一部を除き対象外、コールセンター経由の注文やダイレクトコース、対面コースなども非対応です。


投資信託取引

投信マイレージサービス対象の投資信託買付でポイントが貯まります。SBI証券取扱の投資信託のうち、2,500本以上が対象です。

月間の投資信託平均保有金額に応じて貯まるポイントの割合が変化しますが、指定銘柄に関しては0.05%または0.03%です。

投資信託の場合は手数料の有無にかかわらずポイントが貯まるため、ノーロード銘柄を選択するかたもポイントが貯まることが特徴です。


投信マイレージサービスの詳細

通常銘柄
月間平均保有金額が1,000万円未満は年率0.1%、1,000万円以上は年率0.2%が貯まります。

SBI証券指定銘柄1
月間平均金額にかかわらず0.05%

SBI証券指定銘柄2
月間平均金額にかかわらず0.03%

対象外銘柄
0%


金・プラチナ取引

スポット取引または積立取引の月間買付手数料の1.0%相当が貯まります。定額取引、定量取引どちらも対象です。


国内株式移管入庫

移管入庫1回につき100ポイント


IPOチャレンジポイント

IPOチャレンジポイントは、IPOの当選確率をアップするためのポイントです。

商品や現金に交換できるものではありません。


IPOチャレンジポイントが貯まる取引

新規上場株式のブックビルディング後の抽選・配分に外れた場合にポイントが貯まります。


SBI証券でポイントがたまるタイミング、有効期間

SBIポイントが貯まるタイミング

口座開設

口座開設

口座開設の翌月10日の夜間に付与されます。15日が非営業日の場合は翌営業日です。


国内株式現物取引

約定後、翌月10日の夜間に付与されます。10日が非営業日の場合は翌営業日です。


投資信託取引と金・プラチナ取引

月間の買付手数料集計後、原則翌月15日の夜間に付与されます。15日が非営業日の場合は翌営業日です。


移管入庫

移管入庫完了後、翌月15日の夜間に付与されます。15日が非営業日の場合は翌営業日です。


SBIポイントの有効期間

獲得した年から2年間繰り越され、4年目に無効になります。

SBIポイント利用開始の手続き前のポイントは、1月25日から翌年1月24日までのポイントが3年目の1月31日に消失します。


IPOチャレンジポイントが貯まるタイミング

ブックビルディングの申込後抽選・配分に外れた場合

ブックビルディングの申込後抽選・配分に外れた場合

ブックビルディングの申込後、抽選・配分に外れると1ポイント貯まります。

ブックビルディング申込時にポイントを使用し、抽選・配分に外れた場合は使用ポイントに1ポイント加算されます。

付与タイミングは抽選・配分終了時です。


補欠当選し購入意思確認をし繰上当選しなかった場合

補欠当選後、購入意思確認をしたものの繰上当選しない場合に1ポイントが貯まります。

ポイントを使用した場合は使用ポイントに1ポイントが加算されます。付与タイミングは購入意思確認期間終了時です。


IPOチャレンジポイントの有効期間

IPOチャレンジポイントは有効期間が設定されていません。そのため多くのIPOチャレンジポイントを貯めることでIPOに当選しやすくなります。


キャンペーン利用時のポイント付与タイミング

SBI証券では通常のポイント付与以外に、キャンペーンが行われています。キャンペーン利用時のポイントは期間終了後、数か月以内に付与されるケースが大半です。

詳細はキャンペーンページに記載されます。キャンペーン利用時は通常の取引に比べてお得にポイントが貯まるため、積極的な利用がおすすめです。


ポイント狙いでSBI証券を利用する際の注意点

ポイントサービスの利用登録が必須

ポイントサービスの利用登録が必須

SBIポイントはSBI証券でそのまま使えるポイントではなく、SBIポイントサイトで利用できるポイントです。

そのためSBI証券の口座開設以外に、ポイントサイトの利用登録を別途行う必要があります。


SBIポイントサービスの利用登録方法

SBI証券のマイページより、口座管理のお客様情報設定・変更から各種サービスを選択し、ポイントプログラムの「SBIポイントの利用・獲得履歴はこちら」を押します。

承諾事項が表示されるため、チェックボックスにチェックを入れて「同意する」ボタンを押します。利用開始の手続きとポイント振替の画面へ移動すると、手続き開始です。

手続き完了後、SBI証券の登録メールアドレスへアクセスコードが記載されたメールが送付されます。

SBI IDを取得していない場合は、別途SBI IDの取得が必要です。


SBIポイントサイトに手動で振り替える必要がある

2015年6月以降、SBI証券で付与されたポイントは顧客側が手動でSBIポイントサイトに振替を行うシステムに変更されました。

振替手続き後に利用が可能です。


ポイントの振替方法

SBI証券のポイントプログラム画面で、振替手続きができます。

SBIポイントを振替える」のボタンを押し、振替ポイントと取引パスワードを入力します。振替手続きは以上で完了です。

その後、画面下部の「ポイントを利用する」を押すと、SBIポイントサイトへ遷移します。


現金交換では口座登録が必須

SBIポイントサイトから現金交換を行う場合は、ポイントサイト内で口座登録が必要です。

SBI証券の出金口座も利用することができますが、ポイント交換は住信SBIネット銀行のレートが有利です。


現金交換の場合レートが低い

現金交換の場合レートが低い

SBIポイントは現在SBIカード会員限定のレートが用意されていますが、2018年7月で終了します。また会員限定レートは最低交換ポイントが5,000ポイントと高いため、貯めるまでに時間がかかることもデメリットです。

通常交換レートは0.8倍または0.85倍で、等価交換ではありません。ポイントを商品や他ポイントに交換する方が有利です。


住信SBIネット銀行を利用する方が有利

SBI証券は住信SBIネット銀行と連携が可能です。入出金などの面でも便利ですが、現金交換の際も住信SBI銀行の手数料やレートが優遇されています。

SBI証券をポイント狙いで利用し、現金交換を考えている場合は住信SBIネット銀行が必須です。


他ポイント交換時にそれぞれレートが異なる

Tポイントやnanacoは等価交換ですが、PeXポイントは500ポイントが400円相当、JALマイルは900ポイントが300円相当、ANAマイルは700ポイントが200円相当に交換できます。

交換したいポイントによってかなりレートが異なるため、場合によっては商品交換や現金交換の方がレートが高い場合があります。


取引ごとに貯まるポイント数が異なる

SBI証券のポイントは、すべての取引で貯まるわけではありません。取引ごとに貯まるポイント数は異なり、投資信託では対象外銘柄もあります。

国内株式取引のポイントが一番還元率が高いですが、対象は現物取引のみでスタンダードプランとPTS取引の手数料に限定されます。


単元未満株の取引はポイント対象外

SBI証券には単元未満株取引ができるS株が用意されていますが、S株の取引はポイント対象外です。

そのため単元未満株をメインに取引する場合、SBIポイントを貯めることができません。


SBIポイントはSBI証券では使えない

SBIポイントはSBI証券では使えない

証券会社の中にはポイントをそのまま投資商品の買付に利用できるところがありますが、SBIポイントはポイントサイトに振替して利用します。

もしSBI証券で貯めたポイントを投資商品の購入に回したい場合は、一度現金に交換した後でSBI証券に入金する必要があります。

ポイントを直接投資に回せる証券会社よりも手間がかかり、交換レートも通常レートでは低く設定されています。


有効期限切れに注意する

SBIポイントは4年目に失効するため、長期間貯めることはできません。交換したい最低ポイントに満たない場合利用できないため、せっかくポイントを貯めても使えないことがあります。


IPOチャレンジポイントは購入辞退時も消失する

IPOチャレンジポイントは、ブックビルディング申込時に減算されます。購入の意思確認をしなかった場合や、購入を辞退した場合も当選・補欠当選するとポイントは消失します。

ポイントが戻ってくるのは抽選・配分に外れるか、補欠当選で繰上当選の対象にならなかった場合です。購入しない可能性がある場合は、ポイントを貯めておいた方が有意義に使えます。


IPOチャレンジポイントを使用しても必ず当選するわけではない

IPOチャレンジポイントは当選を確実にするポイントではありません。当選確率は高まりますが、使用しても外れる場合があります。

銘柄によって当選に必要なポイントのボーダーラインが異なり、平均では100ポイントから400ポイント使用で当選するケースが多めです。


まとめ

まとめ
ここまでSBI証券のポイントプログラムについて見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • SBI証券ではSBIポイントとIPOチャレンジポイントが貯まる
  • SBIポイントは各種取引で貯まり、現金や商品に交換可能
  • IPOチャレンジポイントはIPO当選確率を上げるためのポイント

SBI証券で付与されるポイントはSBIポイントとIPOチャレンジポイントです。

IPOチャレンジポイントはIPO取引を利用するかたのみ対象ですが、SBIポイントは国内株式、投資信託、金・プラチナ取引など各種取引で貯まります。

SBIポイントはSBI証券で利用できるポイントではなく、SBIポイントサイトで利用可能なポイントです。各種ポイントや現金、募金、商品交換など利用用途は多く、目的のものに交換が可能です。

ただし交換レートが低く設定されているものもあるため、事前に確認しておきましょう。SBIポイントには有効期限もあり、4年目に失効します。

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