SBI証券のベトナム株取引の手数料、メリット、デメリット

最終更新日: 2015年12月19日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

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SBI証券は主要なネット証券の中でベトナム株を取り扱っている唯一の証券会社です。

厳密にいうと、アイザワ証券、岩井証券、キャピタル・パートナーズ証券、日本アジア証券、ニュース証券などベトナム株を取り扱う証券会社はありますが、いずれも主要なネット証券ではなく、普段日本株を取引している人にとってはなじみのない証券会社ばかりです。

主要ネット証券でベトナム株を取引できることで、普段利用している株の口座から簡単な資金移動をするだけでベトナム株を取引することができ、1つの証券会社で取引ができます。

これから熱いベトナムに投資しようと考えている人向けにSBI証券のベトナム株取引のサービス内容を紹介します。

SBI証券のベトナム株取引のサービス内容

まずはSBI証券のベトナム株取引のサービス内容を見てみます。

■SBI証券のベトナム株取引のサービス内容

項目 内容
市場 ホーチミン証券取引所
ハノイ証券取引所
取引可能時間 ホーチミン:11:00~13:30、15:00~16:45
ハノイ:11:00~13:30、15:00~16:45
取扱銘柄数 約350銘柄
通貨 ベトナムドン
取引手数料
(最低手数料)
約定代金の2%(税別)
(1,200,000ベトナムドン(税別))
為替手数料 10,000ドンあたり2円
注文の種類 指値
NISA口座 選択可能
その他 売却時、損益に関わらず、売却代金の0.1%をキャピタルゲイン税として徴収
売却代金が最低手数料に満たない場合約定代金の50%(税別)を手数料として徴収

SBI証券は当初電話取引のみの対応となっていましたが、インターネット取引にも対応して、他の外国株と同じように1つの口座からインターネット上で取引をすることができるようになっています。

取引通貨はベトナムドンで、取引にあたっては円をベトナムドンに交換してベトナムドンで取引をする必要があります。ただベトナムドンの残高があれば口座内のベトナムドンからベトナム株を購入することができますので、取引のつど円とベトナムドンの為替取引が必要になるわけではなく、一度ベトナムドンに交換すれば何度でもベトナム株取引に使用することができます。

為替手数料は10,000ドンあたり2円となっており、1ドンを0.54円と考えると5,400円分の為替取引をする際に片道2円の為替手数料がかかることになり、手数料率としては0.04%程度となります。

ベトナム株取引の売買手数料が約定金額の2%と高いので、そこから考えると微々たるものですね。


SBI証券のベトナム株取引のメリット

  • 主要ネット証券で唯一ベトナム株の取引が可能
  • いつでもインターネット経由で取引可能

SBI証券におけるベトナム株取引の最大のメリットは、そもそも取引ができる点でしょう。主要なネット証券でベトナム株に取引可能なのはSBI証券だけですので、ベトナム株をネット証券で取引したいという人はSBI証券一択となります。

今後拡大が期待される国で、今後は他のネット証券も対応してくれることが期待されますが、現時点ではSBI証券で取引可能ですので、いち早くベトナム株の取引がしたい人はSBI証券で取引をしましょう。

またベトナム株が取引できる証券会社の中には、曜日ごとに「買い」しかできない日や「売り」しかできない日が決まっているなど、取引をするにあたりかなり制約があります。

SBI証券は毎日取引をすることができますし、インターネット経由で注文ができるので、自分の好きなタイミングでスピーディに取引をすることができます。

電話取引が好きな人もいますが、インターネット取引に慣れている人だとスピード感や人と話すわずらわしさが気になる人も多いと思います。

国内株や先進国の株の取引では当たり前のことではありますが、いつでもインターネットでベトナム株を売買できるというのは現時点では大きなメリットです。


SBI証券のベトナム株取引のデメリット

  • 取引手数料が高い
  • 最低手数料がある

成長が期待できるベトナムの個別株に対して、インターネットから気軽に直接投資ができるのは大きなメリットではありますが、売買手数料が約定代金の2%(税別)かかる点は気になります。

外国株はどうしても手数料が高くなってしまうものですが、手数料は投資成績に直結しますので、売買ごとに2%の手数料がかかると最低でも4%は値上がりがないとマイナスになってしまいます。

負けるつもりで投資をする人はいないと思いますが、他の外国株同様に投資コストは日本株よりも高くなる点は理解しておく必要があります。

また最低手数料が設定されていますので、約定金額が少ないと大きな利益が出ても手数料で利益が吹っ飛ぶ可能性もあります。なるべく小口の取引は避けて手数料率を2%にとどめる必要があります。


SBI証券のベトナム株取引はおすすめ?

  • ネット証券でベトナム株投資をしたい人はSBI証券一択

手数料は気になりますが、主要なネット証券の中でベトナム株を取引できるのがSBI証券だけですので、ベトナム株取引をしたい人にとってはSBI証券は間違いなくおすすめです。

他の対応証券会社と比べても、サイトのデザイン(国内株や他の外国株と似たデザインで取引できる)や今後のサービスの進歩を考えるとSBI証券で取引するのが賢明でしょう。

SBI証券でベトナム株取引を始めるためには、まずSBI証券の総合口座を開設した後に外国株式用の口座開設を申し込む流れになっています。

ログイン後の画面の右側に以下のようなメニューがありますので、そちらから申し込みができます。以下の画像は開設後のものになっており、外国株口座開設後はそこから外国株取引専用画面へアクセスすることができます。

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外国株口座の開設は無料で、すぐできますので、ベトナム株で投資できる会社にはどんなものがあるのか、また株価はどんな動きになっているのかなど、まずは情報収集をしたい人もとりあえず口座開設しておくのが良いでしょう。

まだ総合口座を持っていない人はまずはSBI証券の総合口座の開設をしましょう。

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なお、ベトナムの株価指数にはMSCI Vietnam Indexなどがありますが、トップ10社で指数全体の90%以上を占めており、これらの企業がベトナムの経済を支えています。

逆に言うと10社以外の企業規模はごくごく小さく、今後の成長期待が大きい分リスクも大きくなります。

これからベトナム株を始める人はまずは以下の10社をチェックしてみるのが良いですね。もちろんSBI証券のベトナム株取引でも取引可能になっています。

コード 銘柄名 業種
1 MSN マサングループ 生活必需品-食品
2 VIC ビングループ 不動産
3 VCB ベトコムバンク 金融
4 HAG ホアンアインザーライ 不動産
5 STB サコムバンク 金融
6 KDC KIDOグループ 生活必需品-食品
7 GAS ペトロベトナムガス 公益サービス-ガス
8 PVD ペトロベトナムドリリング エネルギー
9 DPM ペトロベトナム化学肥料 化学
10 HPG ホアファットグループ 鉄鋼

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SBI証券はネット証券最多の9か国の外国株取引が可能です。他の外国株については別のページで紹介していますので参考にしてください。

  • SBI証券の米国株取引の特徴
  • SBI証券の中国株取引の特徴
  • SBI証券のロシア株取引の特徴


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