SBI証券で取引できる外貨預金に近い商品と取引方法

SBI証券で取引できる外貨預金に近い商品と取引方法

SBI証券には外貨預金に近い商品があり、外貨取引ができます。主な商品は外貨建MMF、外貨建債券、FXです。

それぞれ取引方法やコストが異なるため、都合に合わせた取引方法を選択しましょう。ここではSBI証券外貨建商品を取引する方法やコストについて紹介します。


SBI証券で取引できる外貨預金に近い商品と取引方法、取引コストの違い

外貨預金とは

外貨預金とは

SBI証券で取引できる外貨預金に近い商品は、いくつか種類があります。外貨預金とは、日本円で外貨を購入し外貨で預金を行うサービスのことです。

外貨で預金するメリットはいくつかありますが、日本円に比べて金利が高いことが大きなメリットです。また為替変動により、更に利益が増えるケースもあります。為替変動は状況によって動きが異なるため、場合によっては日本円に交換した時に金額が減ることもあります。


SBI証券で取引できる外貨預金に近い商品

SBI証券で取引できる外貨預金に近い商品は主に3種類あります。その中でも外貨預金の代わりに利用されることが多い商品が、外貨建MMFです。

外国の国債や社債に投資したい場合は外国債券が向いています。外貨建債券もその国の情勢に大きく影響を受ける商品です。

また通貨そのものを取引したい場合は、FX取引も外貨預金に近い商品です。


SBI証券の外貨建MMFの特徴と取引方法

SBI証券の外貨建MMFの特徴と取引方法

SBI証券の外貨建MMFは6通貨から選択できます。米ドル、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル、南アフリカランド、トルコリラが対象です。

米ドルは4種類から選択でき、その他の通貨は各1種類ずつMMFが用意されています。


外貨建MMFの取引通貨

SBI証券の外貨建MMFは円貨決済と外貨決済が選択できます。外貨決済を行う場合は、まず外貨を準備しましょう。外国債券の利金・償還金でMMF自動買付できるサービスもあり、住信SBIネット銀行口座を持っている場合は外貨入金も可能です。

円貨決済では5,000円以上1円単位ですが、外貨決済の場合は10通貨から購入が可能です。米ドルの場合、約1,000円から取引ができます。

SBI証券の外貨口座に資金がある場合は外貨建MMFで運用して、資金を増やすこともできます。


外貨建MMFは積立設定も可能

SBI証券の外貨建MMFは毎月5,000円から積立設定も可能です。積立設定の場合は円貨決済に限られますが、少ない資金で自動的に積立できます。

積立設定日は毎月1日から27日の間で、好きな日付が設定できます。ボーナス月も年2回まで設定可能です。購入のタイミングが分からないかたでも、積立の場合は時間分散投資が可能でリスクが軽減できます。


外貨建MMFの取引方法

外貨決済の場合は、まず希望する外貨を購入するなどして外貨を準備します。円貨決済の場合はSBI証券に入金を行いましょう。外貨建商品の取引口座を開設していない場合は、ログイン後のマイページより口座開設の設定を行います。

外貨建MMFの買付はWebサイトにログイン後、取引画面から投資信託を選択しましょう。外貨建MMFの買付ページより買付が可能です。積立設定や売却のページもあるため、好きなページに移動しましょう。

取扱銘柄一覧から購入したい銘柄の買付ボタンを押し、目論見書などを確認後買付が可能です。決済通貨と金額、取引パスワードを入力すると注文が完了します。

基本的にはWebサイトから購入が可能ですが、一定額以上の購入はコールセンターで対応しています。米ドルの場合は1,500万米ドル、カナダドルの場合は100万カナダドル以上の買付けのため、一度に購入する額が高額にならない限りは問題ありません。


SBI証券の外貨建債券の特徴と取引方法

SBI証券の外貨建債券の特徴と取引方法

SBI証券では新発債券と既発債券の中から取引したい債券を選択できます。新発債券は時期により数が異なりますが、既発債券は数十種類の中から選択可能です。

2018年5月現在取り扱われている外貨建の国債はアメリカ、フランス、イタリアの3か国で、それ以外の債券は利付債です。

利率は銘柄ごとに異なりますが、主に新興国の利率が高いことが特徴です。また国債より利付債の方が利回りも高く設定されています。


SBI証券の外貨建債券の取引通貨

主な通貨は外貨決済に対応しています。米ドル、ユーロ、豪ドル、ニュージーランドドル、南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラ、ロシアルーブルが外貨建の商品です。

ブラジルレアル、インドルピー、インドネシアルピア建ての商品は、円貨決済に限られます。


外貨建債券の取引方法

外貨建債券を購入したい場合、まずは外貨決済と円貨決済を選択しましょう。

外貨で購入する場合は、為替取引などで外貨を手に入れます。円貨決済の場合はSBI証券に入金を行いましょう。

買付を行う場合はSBI証券のWebサイトにログイン後取引画面から、新発債券か既発債券を選択します。取扱銘柄が表示されるため、購入したい銘柄の申込ボタンをクリックすると買付の手続きが可能です。

最初に目論見書などの確認後同意を行い、注文画面で決済通貨や数量を入力します。取引パスワードを入力すると、買付が完了します。最後に注文に間違いがないか確認し、手続きを終了させましょう。


外貨建債券の利金・償還金受取設定の方法

外貨建債券では、利金と償還金の受取方法を3種類から設定できます。設定できる受取方法は「円貨で受取」「外貨で受取」「外貨建MMF自動買付」の3種類です。

SBI証券Webサイトにログイン後、口座管理画面から口座(外貨建)を選択し、外貨建債券利金償還金受取方法指定の画面を開きます。設定は通貨ごとに変更できるため、外貨で受け取る通貨と円貨で受け取る通貨を分けることができます。


SBI証券のFX取引の特徴と取引方法

SBI証券のFX取引の特徴と取引方法

SBI証券では別途SBI FX口座の開設を行うと、FX取引が可能です。

レバレッジ設定も変更が可能で、1倍で運用した場合は外貨預金のように円貨と同額の外貨を購入できます。FX取引の魅力は、外貨預金よりも手数料が少ないことです。デイトレードなど短期間の取引でも、手数料が少ないため利益が出しやすいことが特徴です。

またレバレッジを高くした場合は、手持ちの資金以上に外貨を購入できます。


SBIグループでは2種類のFX取引ができる

SBI証券で開設できるFX取引口座はSBI FXαです。またSBIグループにはFX取引専用のSBI FXトレードもあります。

SBI FXαは1,000通貨から1万通貨の間で取引単位を決めることができます。1,000通貨から取引ができる通貨はミニ取引が可能な6通貨に限定されます。また株券を使って現金なしでFX取引ができることも特徴です。

SBI FXトレードの特徴は、1通貨から取引が可能なところです。数円から取引ができるため、デモ取引の代わりに少額取引も楽しむことができます。

どちらを利用するかは好みによりますが、SBI証券の口座開設で利用できるのはSBI FXαのみです。SBI FXトレードは別途はじめから口座開設手続きを行う必要があります。

FX取引に特化したい場合はSBI FXトレードが有利ですが、あくまでもSBI証券内で取引をしたい場合はSBI FXαを選択しましょう。


SBI FXαで取引できる通貨ペア

SBI FXαで取引できる通貨ペアは全部で26種類です。1,000通貨のミニ取引が可能な通貨は米ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ニュージーランドドル円、南アフリカランド円の6種類で、それ以外の通貨は1万通貨からの取引ができます。


SBI FXαの取引方法

SBI FXαを利用するには、FX口座の開設が必要です。FX口座は総合口座開設時に同時申込もできます。また別途申し込む場合でも、インターネット申込だけで手続きが完了します。

FX口座開設の申込ページまたはマイページから、取引ルールやFX取引に関する質問などに答えると口座開設が可能です。最短申込と同時に口座開設が完了します。

口座開設完了後に、総合口座からFX口座に資金を振り替えましょう。SBI証券Webサイトにログイン後、入出金・振替から振替を選択します。証券総合口座からFX口座への振替の欄にチェックを入れ、振替したい金額と取引パスワードを入力すると手続き完了です。

振替指示完了後、1分から2分でFX口座へ振り替えた金額が反映します。

資金を振り替えた後FX取引画面へログインします。FX取引画面にはSBI証券Webサイトの「外国為替保証金取引」ボタンから移動できます。

取引タブから好きな通貨ペアを選択し、取引が可能です。


外貨預金の取引コスト

外貨預金の取引コスト

外貨預金は様々な金融機関で取引できるサービスです。ネット銀行以外の金融機関では、取引コストが高くなる傾向があります。

外貨預金にかかる取引コストは為替手数料のみですが、窓口の取引の場合人の手を介するため手数料が高くなります。

ネット銀行と店舗型金融機関では取引コストに大きな差があり、ネット銀行の為替手数料は4銭から25銭です。対して店舗型の金融機関の為替手数料は大半が1円に設定されています。

もっとも為替手数料が安く設定されている金融機関は、住信SBIネット銀行です。


住信SBIネット銀行の主な外貨預金為替手数料

米ドル 4銭
ユーロ 13銭
ポンド 28銭
豪ドル 25銭
ニュージーランドドル 25銭
カナダドル 25銭
スイスフラン 28銭
南アフリカランド 14銭
香港ドル 5銭


三菱UFJ銀行の主な外貨預金為替手数料

窓口での手続きの場合、米ドルが片道1円、ポンドが片道4円かかります。

三菱JFJダイレクトの場合は米ドルが片道25銭、ポンドが片道50銭です。


外貨建MMFの取引コスト

SBI証券の外貨建MMFでは、円貨決済と外貨決済が選択できます。外貨建MMFの取引コストは為替手数料です。

すでに外貨を持っている場合は特に手数料は発生しませんが、円貨決済では外貨に交換する際に手数料がかかります。

円貨を外貨に交換する方法は、住信SBIネット銀行から外貨入出金を行う方法とSBI証券で為替取引を行う方法です。


住信SBIネット銀行の入出金サービスを使った場合の取引コスト

住信SBIネット銀行では、外貨積立や外貨普通預金と同じ為替コストで円貨を外貨に交換できます。

米ドル積立を選択した場合は片道2銭で交換が可能です。普通預金の場合は片道4銭のため、SBI証券で為替取引を行うよりもお得に外貨を手に入れることができます。


SBI証券で為替取引を行った場合の主な取引コスト

米ドル 25銭
ユーロ 80銭
カナダドル 80銭
豪ドル 1円
ニュージーランドドル 1円
香港ドル 15銭


外貨建債券の取引コスト

外貨建債券を取引するには、為替手数料がかかります。

米ドル、ユーロ、豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドル、南アフリカランド、香港ドルの6通貨は住信SBIネット銀行の外貨即時入金サービスを使って入金できます。

それ以外の通貨の場合はSBI証券で為替取引を行うため、所定の為替手数料が必要です。


住信SBIネット銀行の入出金サービスを使った場合の取引コスト

米ドル 4銭
ユーロ 13銭
豪ドル 25銭
ニュージーランドドル 25銭
カナダドル 25銭
香港ドル 5銭


SBI証券所定の為替手数料

米ドル 25銭
ユーロ 80銭
豪ドル 1円
ニュージーランドドル 1円
カナダドル 80銭
香港ドル 15銭


FXの取引コスト

FXの取引コストは為替手数料のみです。FXの手数料はスプレッドで表記されます。外貨預金や外貨建の投資商品に比べて、為替手数料が安いことがFXの強みです。


SBI証券のFX取引にかかる主な為替スプレッド

米ドル円 0.5銭
ユーロ円 1.4銭
ポンド円 2.2銭
豪ドル円 1.4銭
ニュージーランドドル円 2.8銭
カナダドル円 3.8銭
香港ドル円 2.8銭


FX取引を行う上での注意点

FX取引では通常スプレッドが固定されていますが、状況によって一時的に変動する場合があります。

取引が少ない時間帯や、何らかの事情で為替相場が大きく動いた場合など、一時的にスプレッドの幅が広くなるケースがあるため注意が必要です。

またレバレッジを効かせた取引ができるため、一定の保証金が必要です。

レバレッジ1倍で取引を行う場合は問題ありませんが、預け入れている資金よりも多くの取引を行う場合は保証金率の低下により強制決済が行われます。

信用取引と似たシステムで、状況により追証が発生します。取引コスト自体は安いですが、レバレッジの倍率などは損をしても問題ない程度に抑えておくことが大切です。

またFX取引は外貨を購入する取引ですが、外貨建商品や外貨預金のように外貨で受取はできません。利益を確定する場合は一度円貨に交換して、その後出金を行います。


FX取引のメリット

FX取引は外貨預金より手軽に為替取引が可能で、スワップポイントと呼ばれる金利の受取もできます。

外貨預金とは異なり、買付だけでなく通貨の売却もできるため通貨の価値が上がった時だけでなく下がった時にも利益を狙うことができます。

外貨を手元に持ちたいなど外貨預金にメリットを感じているかた以外は、FX取引の方が利益を確定しやすいことが特徴です。


まとめ

まとめ

ここまでSBI証券の外貨預金に近い取引商品について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • SBI証券で取引できる外貨預金に近い商品は外貨建MMF、外貨建債券、FX
  • 取引コストが一番安いのはFX取引
  • 外貨建商品の為替取引は住信SBIネット銀行を利用すると有利

SBI証券には外貨建商品やFX取引など、外貨預金に似た商品が色々あります。近年外貨預金も金融機関によっては取引コストが安くなっていますが、FX取引は外貨預金よりも更に取引コストが安く設定されています。

またSBI証券では住信SBIネット銀行を介して外貨入出金が可能で、SBI証券の為替取引手数料より格安で外貨を手に入れることができます。外貨入出金は手数料も無料で、住信SBIネット銀行の外貨預金口座を持っているかたなら利用可能です。

外貨入出金は6種類の通貨に対応しており、SBI証券から外貨のまま出金もできます。

外貨預金を考えている場合は、SBI証券の外貨建商品やFX取引も検討してみましょう。

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