楽天証券で外貨に投資できる商品と外貨の入出金、外貨決済の方法

楽天証券で外貨に投資できる商品と外貨の入出金、外貨決済の方法

楽天証券では外貨に投資できる商品が複数あります。外貨入出金や外貨決済にも対応し、外貨で受取可能な投資商品も多いため便利です。

ここでは楽天証券の外貨入出金や決済方法、投資できる商品をまとめています。

また手数料も入出金方法によって異なるため、都合の良い方法を選択しましょう。


楽天証券で外貨に投資できる商品と外貨の入出金、外貨決済の方法

楽天証券で外貨に投資できる商品一覧

楽天証券で外貨に投資できる商品一覧

楽天証券では外貨に投資できる商品が数多くありますが、取引通貨は商品によって異なります。外貨と円貨どちらも取引可能な商品もありますが、円貨のみ対応しているものもあります。

外貨で直接取引を行いたい場合は、商品ごとの対応取引通貨を確認しておきましょう。


海外株式

楽天証券で取り扱われている海外株式は、3種類用意されています。株式ごとに手数料や決済方法なども異なるため、予算や目的に合ったものを選択しましょう。


米国株式

米国株式では、米ドルでの外貨決済と日本円での円貨決済が選択できます。

米ドル資金で取引を行うためには、為替取引を行い資金を楽天証券口座に反映する方法があります。また楽天証券へ米ドルを振り込むこともできます。

楽天証券に米ドルを入金するためには、外貨預金口座から楽天証券指定の銀行口座へ振込を行います。事前に外国送金依頼書兼告知書の作成が必要となるため、手続きは銀行で行います。

また米国MMFを保有している場合は、MMFから資金を換金し米国株式を購入することも可能です。

米国株式購入時に外貨から入出金するには

楽天証券では三井住友銀行またはSMBC信託銀行で米ドル入金に対応しています。原則入金前に楽天証券カスタマーセンターに連絡を入れる必要がありますが、SMBC信託銀行・楽天証券外貨送金サービスに加入している場合は連絡が不要です。

出金の場合はSMBC信託銀行への出金に限り、1回の出金につき1,000円のキャッシュバックが行われます。出金の場合も原則出金先口座や出金金額を楽天証券カスタマーサービスセンターに連絡する必要があります。


中国株式

中国株式の決済通貨は日本円です。外国の商品に投資できますが、決済は日本円となるため外貨での売買はできません。

外貨入出金の必要がなく、中国株式をスムーズに売買できることが特徴です。

中国株式は円貨で購入するため、原則人民元での入出金には対応していません。人民元での入出金はIFA取扱口座のみ対応しています。


アセアン株式

アセアン株式の決済通貨は日本円です。アセアン株式にはシンガポール株式、タイ株式、マレーシア株式、インドネシア株式が含まれます。

外貨入出金の必要がなく、複数の外国株式を取引できることが特徴です。

アセアン株式は円貨で購入するため、原則現地通貨での入出金には対応していません。


海外ETF

海外ETFには米国ETF、中国ETF、シンガポールETFの3種類があります。米国ETFは米ドル決済、円貨決済に対応しています。

中国ETF、シンガポールETFは円貨決済のため外貨での取引には対応していません。

米国ETF購入時に外貨から入出金するには

米国ETF購入時の米ドル入金は、三井住友銀行またはSMBC信託銀行から行うことができます。

原則入金前に楽天証券カスタマーセンターに連絡を入れる必要がありますが、SMBC信託銀行・楽天証券外貨送金サービスに加入している場合は連絡が不要です。

出金は出金先口座、出金額を楽天証券カスタマーサービスセンターに連絡することで可能です。SMBC信託銀行への出金に限り、1回の出金につき1,000円のキャッシュバックが行われます。


外国債券

外国債券

外国債券では利金、償還金を外貨で受取することができます。外貨建てMMFの受取に対応している通貨は米ドル、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドル、南アフリカランド、トルコリラの6種類です。

外貨入出金は米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドルの5種類に対応しています。


外国債券の外貨決済サービスとは

外国債券など、一定の決まった時期に償還金や利金を受け取ることができる投資商品は、その時期に外貨が安くなっている可能性があります。

そのため一度外貨で受取を行い、時期を見て日本円に交換することで為替レートによる損失を抑えることが可能です。

また外貨で受取を行うことによって、外貨建てMMFや外国債券、米国株式などの購入資金に当てることもできます。

楽天証券の各種債券では「利金・償還金自動買付サービス」を設定しておくことで、外貨で利金や償還金を受け取ることができます。

利用する場合は利払日・償還日の4営業日前の15時までに手続きを行います。受取方法の変更は、マイページログイン後外貨受取サービス欄で設定できます。


外国債券購入時に外貨から入出金するには

楽天証券では三井住友銀行で米ドル入金に対応し、SMBC信託銀行では米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドルの入金に対応しています。

原則入金前に楽天証券カスタマーセンターに連絡を入れる必要がありますが、SMBC信託銀行・楽天証券外貨送金サービスに加入している場合は連絡が不要です。

出金の場合はSMBC信託銀行への出金に限り、1回の出金につき1,000円のキャッシュバックが行われます。出金の場合も原則出金先口座や出金金額を楽天証券カスタマーサービスセンターに連絡する必要があります。


FX

楽天証券のFXでは対円通貨ペアだけでなく、その他通貨ペアにも対応し24通貨ペアの取引を行うことができます。

楽天FXの資金は楽天証券口座を通して入出金されるため外貨入出金にも対応していますが、FX取引自体は円貨で行われます。


外貨建てMMF

外貨建てMMFは10通貨単位での取引が可能で、少額からの投資が可能です。

日興USドルMMF以外のMMFは外貨決済に対応し、MMFから米国株式、外国債券を購入することもできます。


外貨建てMMFを購入するための手続き

外貨建てMMFを購入するためには、まず楽天証券総合口座内で申込が必要です。

マイページログイン後、設定・変更画面から申込が必要なお取引を選択します。

外貨建てMMFを選択すると、必要な口座開設の画面が表示されます。外貨建てMMF口座を開設後に取引が可能です。


外貨建てMMF購入時に外貨から入出金するには

楽天証券では三井住友銀行で米ドル入金に対応し、SMBC信託銀行では米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドルの入金に対応しています。

購入する外貨建てMMFが5通貨の場合は、あらかじめ入金することによって外貨で取引を行うこともできます。

原則入金前に楽天証券カスタマーセンターに連絡を入れる必要がありますが、SMBC信託銀行・楽天証券外貨送金サービスに加入している場合は連絡が不要です。

円貨で購入した場合には各通貨ごとにスプレッドが設定されており、一定の手数料が発生します。

出金の場合は出金先口座や金額を楽天証券カスタマーサービスセンターに連絡し、手続きを行います。

また外貨建てMMFで手に入れた外貨は、債券や株式の購入に利用することもできます。


楽天証券の外貨の入出金、外貨決済方法、手数料、注意点

楽天証券の外貨入出金方法

楽天証券の外貨入出金方法

楽天証券では外貨の入出金方法がいくつか用意されています。手数料の優遇や手続きがそれぞれ異なるため、事前に使いやすい入出金方法を確認しておきましょう。

三井住友銀行への入金

楽天証券では、三井住友銀行の口座へ外貨入金手続きを行うことができます。対応通貨は米ドルのみです。

まず楽天証券カスタマーサービスセンターへ連絡を入れます。その際、通貨と銀行・支店名、楽天証券口座と同一の送金人名義、送金予定金額と予定日をオペレーターに伝えます。

入金確認の際、氏名はアルファベット表記で行われるため連絡前に口座名義のアルファベット表記を確認しておくとスムーズです。

次に銀行窓口で外国送金依頼書兼告知書を作成します。送金先口座は楽天証券の外貨入出金ページで確認可能です。

受取人宛連絡事項には、楽天証券の部店コードとお客様コードを記入します。部店コードとお客様コードは楽天証券マイページのお客様情報一覧で確認可能です。

入金時の手数料は、楽天証券側ではかかりません。ただし入金依頼する金融機関によって、所定の振込手数料が発生することがあります。

SMBC信託銀行への入金

SMBC信託銀行では事前登録を行うことで入金手数料が軽減される他、楽天証券カスタマーサービスセンターへの連絡が免除されます。

対応通貨は5通貨で、三井住友銀行に比べて利用用途も幅広くなっています。米ドル以外の通貨を入金する際や、コスト軽減を希望している場合はSMBC信託銀行の利用をおすすめします。

SMBC信託銀行への出金

楽天証券からSMBC信託銀行口座へ出金する場合は、楽天証券カスタマーサービスセンターに連絡が必要です。

楽天証券総合口座と同一名義のSMBC信託銀行口座支店名、口座区分、口座番号を伝え、出金する通貨と金額を指定します。

楽天証券のオペレーターより、出金予定日の案内があります。翌営業日出金のみ依頼が可能で、楽天証券の翌営業日が各通貨の現地休業日の場合は依頼できません。

事前登録を行っている場合でも出金時の連絡は必要ですが、出金手数料が軽減されます。

SMBC信託銀行・楽天証券外貨送金サービスの特徴

SMBC信託銀行口座に楽天証券専用の送金登録を行うことで、入金手数料が4,000円から1,000円に軽減されます。

またSMBC信託銀行への送金指示も電話で行うことができ、通話料も無料です。出金時は何回でも1,000円キャッシュバックを受けることができ、楽天証券への事前連絡も不要です。

楽天証券専用の送金登録方法

楽天証券の総合口座を開設し、SMBC信託銀行にプレスティアマルチマネー口座を開設します。

SMBC信託銀行のプレスティアホンバンキングへ楽天証券専用の送金登録用紙を請求し、必要事項を記入後返送します。登録時には楽天証券の部店コードとお客様コードが必要です。

楽天証券からの外貨出金手数料

米ドル 25ドル
ユーロ 20ユーロ
オーストラリアドル 35ドル
ニュージーランドドル 40ドル
カナダドル 30ドル

楽天証券で外国為替を取引する方法

楽天証券で外国為替を取引する方法

外貨決済を行う方法には、入金の他に楽天証券内で外国為替を取引する方法があります。

外国為替の取引は10時と14時の1日2回可能です。また米ドル為替取引のみ夜間取引に対応しています。

買い注文を行う場合

楽天証券マイページにログイン後、債券・他の商品タブを選択します。外国為替を選択し、取引通貨を設定します。

買いボタンをクリックすると、注文画面に遷移します。購入金額を設定し、取引暗証番号を入力します。注文取消や照会は外国為替取引のページから、注文照会へ進むことで可能です。

売り注文を行う場合

楽天証券マイページにログイン後、債券・他の商品タブを選択します。外国為替を選択し、売り注文を行う通貨を選択しましょう。

保有している通貨のみ、売りボタンが表示されます。米ドルで夜間取引を行う場合は、売り(夜間)ボタンをクリックします。

売り注文の場合、全部売却と金額指定の2種類から売却方法を選ぶことができます。全部売却の場合は金額入力は必要ありません。

一部を売却したい場合は、金額指定で金額を設定します。取引暗証番号を入力し、注文ボタンを押すと注文完了です。

外国為替取引の手数料

米ドル円 買い+25銭 売り-25銭
ユーロ円 買い+50銭 売り-50銭
イギリスポンド円 買い+70銭 売り-70銭
オーストラリアドル円 買い+70銭 売り-70銭
ニュージーランドドル円 買い+70銭 売り-70銭
カナダドル円 買い+80銭 売り-80銭
南アフリカランド円 買い+30銭 売り-30銭
トルコリラ円 買い+2円 売り-2円
メキシコペソ円 買い+30銭 売り-30銭
ロシアルーブル円 買い+8銭 売り-8銭

外国為替取引の申込

外国為替取引は、2000年11月以前に総合口座を開設している場合のみ事前に申込が必要です。マイページログイン後、設定・変更画面から申込が必要なお取引を選択します。

外国証券の欄を確認し、未開設の場合は外国証券取引口座設定申込書を請求します。2000年11月以降に口座開設している場合は特に申込手続きは必要ありません。

外国債券の外貨決済サービスを利用する場合

外国債券では、利金・償還金自動買付サービスを利用することで利金、償還金を外貨で受取できます。

外貨建てMMFまたは外貨出の受取が設定可能です。楽天証券マイページの設定・変更画面の外貨受取サービスで手続きを行いましょう。

なお銘柄によって円貨での受取のみに対応するものもあります。外貨受取の設定は利払日、償還日の4営業日前まで可能です。


まとめ

まとめ

ここまで楽天証券の外貨入出金、決済方法について見てきました。

内容をまとめておきましょう。

  • 楽天証券では5通貨の外貨入出金に対応している
  • 海外株式や外国債券、外貨建てMMFなどは外貨取引にも対応している
  • SMBC信託銀行の事前登録サービスで入出金手数料が軽減可能

楽天証券では外貨入出金にも柔軟に対応しており、SMBC信託銀行を利用することで大幅に入出金手数料を軽減することが可能です。

外国債券の外貨建て商品は利金、償還金を外貨受取できるものも多いため売却タイミングを自分で設定でき為替差益を生み出しやすくなっています。

外貨決済をうまく利用することで、米国株式やETF、外国債券などの購入費用に使うことも可能です。

外貨に投資する場合は外貨入出金、外貨決済サービスの利用を検討してみることをおすすめします。

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