auカブコム証券の一般信用金利と他社との比較

最終更新日: 2021年4月3日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります

auカブコム証券の一般信用金利と他社との比較

証券会社ごとに一般信用金利は異なります。

auカブコム証券では大口割引があり一般信用金利がお得に設定されていますが、ここでは他社とauカブコム証券の金利比較やタイプ別に適した証券会社を紹介します。


auカブコム証券の一般信用金利と他社との比較

auカブコム証券の一般信用金利

auカブコム証券の一般信用金利

auカブコム証券には、取引状況によって3種類の一般信用金利があります。

通常の一般信用金利と、大口割引適用の金利に差があるためです。auカブコム証券では大口割引プランが2種類あることが特徴で、取引が多いほど一般信用金利も優遇されます。


通常の一般信用金利

長期 3.09%


信用ゴールドプランの一般信用金利

長期 2.79%


適用条件

1か月間の建玉残高または新規建約定合計が4億円以上


信用プラチナプランの一般信用金利

長期 2.17%


適用条件

1か月間の建玉残高または新規建約定合計が30億円以上


auカブコム証券の特徴

auカブコム証券は返済期限が長期に設定されています。期限は3年間のため、ある程度長期保有を考えているかたでも利用しやすい取引方法です。

また通常の金利は他社と差はありませんが、信用ゴールドプランや信用プラチナプランが適用されると大幅な割引を受けることができます。

auカブコム証券の大口割引には、一般信用取引の金利だけでなく制度信用取引の金利割引や信用取引手数料無料などのメリットもあります。

信用プラチナプランは他社と比べて高額取引が必要になるため、auカブコム証券で積極的に取引を行っているかたが対象です。


他社の一般信用金利

他社の一般信用金利

各社の一般信用金利と、大口割引適用がある場合の一般信用金利を紹介します。


マネックス証券

無期限 3.47%
大口割引 なし

マネックス証券は一般信用金利がやや高めで、大口割引もありません。

一般信用取引をメインに行うかたの場合、あまりおすすめできない証券会社です。


SBI証券

無期限 3.09%
日計り 2.80%
大口割引 2.90%

SBI証券の一般信用無期限の金利は他社と大きな差はありませんが、大口割引があります。

また日計り取引の場合はやや金利が安く設定されていることが特徴です。

大口割引適用の条件は、1か月あたりの新規建約定代金合計が5億円以上または毎月20日大引け後の未決済建玉残高が5億円以上です。


楽天証券

無期限 3.09%
一日 1.90%
大口割引 2.90%

楽天証券では一日信用取引の金利が安く設定されているため、気軽に利用できます。また大口割引も用意されており、信用取引のコスト軽減を図りたいかたに向いています。

大口割引の適用条件は1か月あたりの信用新規建取引の約定合計が5億円以上、毎月25日時点での未決済建玉残高が5億円以上、1か月間の未決済建玉残高を平均し、一日あたりの残高が5億円以上のいずれかです。


SMBC日興証券

無期限 2.50%
大口割引 なし

SMBC日興証券には大口割引や短期、一日信用取引はありませんが、一般信用無期限の金利が安く設定されているためコストを下げたい時に活用できます。


松井証券

無期限 4.10%
一日 2.00%

松井証券での一日信用取引の場合、1注文あたりの約定金額が300万円以上の場合、金利が無料です。

一日信用取引で300万円以上の取引を行う場合は、松井証券が有利です。

無期限取引の金利は他社より高く設定されているため、無期限取引が多い場合は他社を選択しましょう。


GMOクリック証券

無期限 3.00%
大口割引 一般信用取引ではなし

GMOクリック証券では、一般信用取引よりも制度信用取引が有利です。元々の金利も安く設定されていますが、大口割引が適用されるのは制度信用取引の金利のみです。


野村證券

無期限 3.00%
大口割引 なし

野村證券の一般信用取引の金利は他社に比べてやや安めですが、大口割引はないため取引が多いかたは他社の方が有利です。


むさし証券

無期限 2.35%

むさし証券は手数料などのコストが安い証券会社ですが、一般信用取引の金利も安く設定されています。

一般信用取引がメインで大口割引適用がない場合は、むさし証券が適しています。


タイプ別に適した証券会社

大口割引が適用される場合

大口割引が適用される場合

1か月の取引が15億円以上の場合は、auカブコム証券が適しています。

楽天証券やSBI証券の大口割引はやや割引率が低いため、1か月に3億円以上の取引がある場合はauカブコム証券が有利です。


大口優遇なしでコストを軽減したい場合

むさし証券やSMBC日興証券は、一般信用取引のコストを安く設定しています、

他社で大口割引の適用条件に満たない場合でも、コストの軽減が可能です。


日計り取引が多い場合

一般信用取引の中でも日計り取引が多い場合は、松井証券か楽天証券が適しています。

松井証券の場合は1注文あたりの約定金額が300万円以上で金利が無料になるため、取引金額が多い場合におすすめです。

楽天証券の日計り取引は金利が1.90%と、格安に設定されています。

auカブコム証券では、2018年4月2日から一般信用金利が変更されています。以前の3.60%より安い金利設定となり、更に利用しやすく生まれ変わりました。

ここではauカブコム証券の一般信用金利と、他社との比較を行っています。


まとめ

まとめ

ここまでauカブコム証券の一般信用金利と他社の比較について見てきました。

内容を簡単にまとめておきましょう。

  • auカブコム証券は大口割引適用ならネット証券でも最安の金利
  • 大口割引なしでコストを軽減したい場合はむさし証券やSMBC日興証券がおすすめ
  • 松井証券や楽天証券は日計り取引の金利が安く設定されている

auカブコム証券では、他社と比較しても格安の金利で一般信用取引が可能です。

金利を安くするには大口割引の適用条件を満たす必要がありますが、通常の金利も各ネット証券と差はありません。

大口割引が適用されるかたの場合は、auカブコム証券で一般信用取引を行った方が運用コストが安くなります。

信用取引手数料が無料になる他、制度信用取引の金利も優遇されます。

他社の場合はむさし証券、SMBC日興証券、松井証券、楽天証券などがおすすめです。

むさし証券とSMBC日興証券は大口割引がない代わりに割安の金利が設定されています。

松井証券と楽天証券は日計り取引の場合に有利です。松井証券は日計り取引の金利が無料になる分、一般信用無期限の金利は高く設定されているため注意しましょう。

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