外国株式の魅力

外国株式とはの記事で外国株式の商品性について概要を説明しました。

ここでは外国株式の魅力にスポットをあてて紹介していきたいと思います。

外国株式のメリット

外国株式のメリットには以下の点があります。

世界の一流企業に投資ができる

外国株式、特にアメリカ市場にはアップルやグーグル、アマゾンなど世界的に有名な超一流の企業が上場しています。

これらの企業に投資をして株主（オーナー）になることができるのは外国株式の大きな魅力の一つです。

こういった企業は成長性が高い企業も多く、まだまだ利益を狙うこともできると思いますし、グローバルなニュースが一気に身近に感じることができる点もよいですね。

高成長の新興国企業に投資ができる

世界の一流企業だけでなく、未来の一流企業と言える高成長の新興国企業に投資ができる点も魅力です。

ASEAN諸国はまだまだこれから国自体の経済成長も見込める中、第二のグーグルのような世界的な企業が生まれる可能性もあります。

こういった成長の果実を得ることができるのも外国株式ならではの魅力です。

国内株式と組み合わせると分散投資が可能

国内株式と組み合わせて投資をすることで分散投資が可能になる点も見逃せません。

これは「国」と「通貨」を分散して投資できるという意味で、日本国内だけへの投資をしていた場合、日本の株式市場全体が暴落などした場合はすべての資産がダメージを受けることになります。外国株式に投資をしていた場合は無傷ではなくともダメージを押さえることができます。

「卵は一つのかごに盛るな」の格言がある通り、色々なところに分散投資をすることでリスクを抑えることができますが、外国株式は分散投資の候補としてもよい商品です。

配当的な魅力が高い企業が多い

株式投資の戦略で根強い人気の高配当の株式に投資する方法などもありますが、そんな方にもぴったりな外国株式は株主の声が強いのか高配当の銘柄が多いです。

コカ・コーラやジョンソンアンドジョンソンなど50年以上増配をしている企業もあり、日本国内の株式市場では考えられないような会社もあります。

このように配当の妙味が多い銘柄が多いことも外国株式の魅力の一つとして考えることができます。

為替で利益が出ることもある

外国株式は海外の株式を買うので、アメリカ市場であれば米ドルなど購入時の通貨は現地の通貨になります。

そのため株式購入時から売却までに為替の変動があると、円安方向の場合は為替益を得ることができます。

当然円高方向に為替が動くと損失が発生しますので、一概にメリットとも言えませんが、場合によっては株式の売却益だけでなく、為替で利益を出すことができるのも外国株式の醍醐味であるといえるでしょう。

以上が外国株式のメリットです。

まとめ

外国株式のメリットについて見てきました。

改めてメリットを掲載すると以下の通りです。

外国株式は投資対象が海外の企業になるので、それにより日本国内にはいないような企業に投資が可能になる点が醍醐味ですね。

資産運用という視点で見ても、国内株式だけの投資だと日本国内市況全体が沈んだ時に大きな損失が発生する可能性があるので、外国株式への投資することで国レベルでの分散投資が可能になる点も魅力的です。

もちろん為替リスクやカントリーリスクなど国内株式の時には考えなかったリスクもありますので、リスクについては次の外国株式のリスクで説明していきたいと思います。

外国株式の基礎知識

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